アメリカという国は
僕に自由と不自由の
両方を与え続ける。

いつも

夢を見せるのもアメリカだが
夢を摘むのもアメリカだ。

壮大なイマジネーションで
圧倒的な
クリエイティブを実現するのも
アメリカだが
世界経済を良くも悪くも
混乱させるのもアメリカだ。

そんな自由や不自由など
両極のものが相反する
アメリカのど真ん中NY。

そのまさに今となっては
自由と不自由の相反する
象徴的な場所とも言える
自由の女神とグランドゼロに
今朝行って来た。

何気にグランドゼロは
三回目になる。

あの忌まわしい911から
10年以上が経ち
来る度に少しずつ印象を変える。
photo:01


photo:02


現在新たな
ワールドトレードセンターの
高層ビルが
エンパイアステートビルを凌ぐ
高さで建築中。

この高さもアメリカのプライドと
犠牲者の方々の弔いの一つだろうか。

このニュータワーの足もとには
かつてのWTC
サウスタワーと
ノースタワーの跡地に
そのままの大きさで
サウスプールとノースプール
という水が流れる
メモリアル記念碑が作られ
開放されている。
photo:03


今日は連休という事もあり
一時間待ちの長蛇の列。

その記念碑まで並んでいる場所には
犠牲者の方々の名前で作られた
星条旗や

記念碑の説明が
展示されていて

当日の被害の順なども
刻銘に表現されている。
photo:08


photo:06


photo:07


そんな中に
注意書きの看板が気になる。
photo:09


右下は光線銃か。
こんな看板一つにも
アメリカの自由と不自由が
垣間見る事ができる。

さらに
その911メモリアルから近距離に
フランスがある方向を見つめ

皮肉にもグランドゼロからは
視線を外した形で立つ

まさに
自由の女神。
photo:11


photo:10


右を観れば
自由の象徴である自由の女神
左を観れば
その自由を打ち砕かれた
グランドゼロ。

その共存こそが
アメリカという
夢を見させて夢を摘む姿を
リアルに
生々しい自由と不自由を
同居させる。

こんな重いブログを
書く予定ではなかった。

自由の女神の前でピースしている
写真だって載せたいと思っていた。

しかし
この問題は
どうしても
こういう文章になるんだよな。

それもまた
アメリカの自由と不自由を
象徴しているのかも知れない。

ハリウッド映画を観て
今の職業を夢見て
時を経て
そんなアメリカに家もある。

アメリカとは
切っても切れない縁がある人生
である。

自由とは何か。

アメリカにいる時
必ず一度は考える。

おちまさと

たまたま
NYに遊びに来ている方々
明日11月13日19時
NYのニッポンクラブで講演します。

気づき脳をつくる

がテーマです。

遊びに来てください。
photo:12








iPhoneからの投稿