東京電力

福島第1原発事故の

復旧作業で

東電の下請け会社が


鉛のカバーで

作業員が持つ

放射線の線量計を覆い


被ばく線量の

データを下げようとしていた

疑いがあることが

21日分かった。


東電によると

下請け会社は

福島県の建設会社

「ビルドアップ」


同社が作業員の線量計を覆う

鉛製のカバーを作成していた。


実際に作業で使用されたか

現在調査している。


作業員の被ばく線量は

年間50ミリシーベルトなどと

規定されており


超えると原発での労働が

制限される。


厚生労働省も悪質なケースとして

労働安全衛生法に違反する

疑いがあるとみて調査を始めた。


同社社長らに聞き取りを行う。 

(YAHOO!ニュースより)


要は放射線量が50ミリシーベルトを

越えると作業員を働かせることが

できなくなるので

それを誤魔化す為に

線量計を鉛でカバーして

実際より低い放射線量を

計測結果として報告しようと

していたというものだ。


この何たる

問題解決のなさ。


根本からの解決を

考えていないようにしか

見えない。


しつこい汚れは

元から絶たなきゃダメ!


という洗剤のCMのコピー通り

いくら上っ面を処理していても

元から絶たなければ同じ繰り返し。


しかし

この線量計の上を

鉛でカバーして数値を

誤魔化してしまおうという

この感じは


未だ連日報道が続いている

いじめ問題にも通じるところが

ないだろうか。


問題の根本は

実際にいじめに苦しんで

一人の少年が亡くなっていることが

問題な訳で

とっととその解明に時間を費やし

二度と同じ繰り返しをしないように

学ばなければならないにも拘らず


それはまるで

放射線の線量計に鉛のカバーをして

何とか実際の目の前で起きている

出来事を隠蔽してしまえないかという

全く同じ様相を呈している。


そもそもなぜいじめが起き

そもそもなぜいじめを見逃し

最後には死んでしまったのかという

ところを頭を抱えながら

あらゆる情報を集め分析しなければ

ならないのに

頭を働かす方向は

いかにして隠すか。


それは

鉛のカバーと全く同じことであり


臭い物には蓋


という日本の古くからの国民性が

現れている気がしてならない。


よく

もの凄い手の込んだ

詐欺事件とかのニュースを観る度に

その仕事量を普通に起業でもして

費やしたら凄い仕事ができたんじゃないか

とつい思ってしまうことがあるが


そんな

線量計を鉛でカバーするとか

いじめの責任逃れをあらゆる方法で

隠蔽するなどという方向に

総力を結するのであれば


なぜその力を


放射線やいじめなどの

根本の解決に費やさないのだろうか。


請求書はいくら引出の奥に

仕舞っても自分から見えなくなっている

だけで何の解決にもなっておらず

そこに問題は残り続ける。


夏休みの宿題だって

目の届かない場所に置いても

宿題という根本の解決には

ならないのと同じである。


なぜ

日本人は臭い物には蓋をし

根本を置いておくのが好きなのだろうか。


面倒だなぁと思っても

一番そもそもに手をつけなければ

また同じこと繰り返すぞ。


数値などを旗印にするから

こういう思考停止や骨抜き状態が

起きるのではないだろうか。


この線量計に鉛のカバーしてんのも

いじめ問題の事実を隠蔽してんのも


大人だからね。


こんなんで

子供が宿題でも誤魔化して

やってなくても

大人は怒れんぞ。


放射線とか

生徒の死因とかに

カバーかけちゃうんだから。


もはや


手段と目的が

ひっくり返っている。


全て偉い大人にとって

都合の悪いことは

今後も鉛のカバーがそっとかけられて

いるかも知れないと

疑心暗鬼に何でも見てしまうように

なるのも当然のことだろう。


おちまさと


しかし

発想が凄いね。


ある日誰かが


「そうか!線量計に鉛のカバーしちまえば

数字が下がるからみんな働かせること

できるぞ」


ってことでしょ。


そうじゃないでしょ。


線量計つけたのは

50ミリシーベルトいったら

働く人が被爆してその危険を

察知するためにつけた物でしょ。


それをカバーしちゃうって発想。


このまま

臭い物に蓋をし続けて行ったら

この国はどこへ向かうのだろうか。


真実はもう

上っ面のどうでもいいことだけが

語られていくのだろうか。


それは

そんなに遠くない未来

全てしっぺ返しをされるに違いない。


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