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家のアンパンマンのジャングルジムに

かなりのスピードで登る娘。


そして

最上段に登り立ち

目の前に広がる景色を見渡す。


果たして

娘から見えている景色は

どんなに広く

どんなに大きいことだろう。


隣に並んで立てば

もちろん僕の方が目線は高い。


しかし

僕の目線から広がったそれと

娘の目線から広がったそれは

多分

娘の目線から見えている

それの方がとても広く大きいはずだ。


世の中には

人間の数だけ

目線があるはずだ。


その目線から広がる景色は

同じ景色を見ていても全く違う

のではないだろうか。


そのあらゆる


そこからの景色をイメージしてみよう。


といつも心掛けている。


物事は多面的に捉えた上で

やっと形を成しているのでは

ないだろうか。


僕の目線よりも低かろうが

そこに注意深く登り

バランスを取りながら

立ち上がって見た

娘の景色を常にイメージしたい。


そっと立ち上がった瞬間

そこに流れるBGMは壮大なもの

であるに違いない。


今の所は

アンパンマンの主題歌かもしれないが

これからそのBGMも

『ツァラトゥストラはかく語りき』

に変わって行くかも知れない。。


しかし

娘はまるで男の子のような

動きをするところがあり

ジャングルジムも

スパイダーマンのように登る。


ここで話は強引ながら

スパイダーマンつながりで

一気に展開する。


スパイダーマンと言えば

先回書いた

ひとり弾丸映画鑑賞


『アメイジング・スパイダーマン』


をさっき観て来た。


ここから

僕の一方的な感想があるので

それを頭に入れたくない人は

ここで読むのを辞めて下さい。





まず一言目の感想だが


しかし


なぜ

ここまで

学園ものにしたのだろうか。


「ねえ、金曜日の夜空いてる?」


という台詞。


ハリウッド映画の学園もので

一体何度聞いたことか。


今回もあった。


凄いステレオタイプの

ハリウッド学園もの。


多分あえて

わかりやすいように


『もしもスパイダーマンが

学園にこっそりいたら』


という

ドリフのもしもシリーズ

的なところがあるのだろうが

それにしても

ここまで学園ドラマとは。


僕は事前に

一切情報を入れずに

映画は観に行くので

ここまで学園ものに振ってるとは

露知らず少々ビックリした。


そして

プロデューサーか監督が

『バックトゥザフューチャー』と

『ジュラシックパーク』と

『ファンタスティックフォー』の

ファンなのだろうか。


特に

『バックトゥザフューチャー』の

学園シーンのファンか。


さらに厳しく言えば

悪の目的が

バイキンマンの目的ぐらい

なかなか不透明。


主演のアンドリュー・ガーフィールドが

傷付くところで女子は観れて

男子は恋人役のエマ・ストーンで

観れてるのか。


しかし

あらゆることが

かなりアンパンマン的な

説明の省略化。


そして

こちらもあえてか

かなりヒーローもので

ありがちな展開。


是非

スタッフには

ウルトラセブンを観て欲しい。


特にメトロン星人と

膝を突き合わせて

話し合うセブンの回を。


その崇高な深みに

しまったと思うかも知れない。


もちろん

3Dとしての役目は

果たしてるというものの

前半1時間はメガネいらずの

学園ものだからね。


しかも

『バックトゥザフューチャー』的な

学生同士の脈々とした

有機的繋がりはなく

あっさりと関係性は変わって行く。


一番最近の

『キングコング』も

前半キングコングが出て来なかったが

今回『キングコング』以来の

前半スパイダーマン出て来なさは

エピソード1という設定としても

ちょっと誕生遅すぎやしないか。


まずい。


厳しすぎる。


こんな厳しいブログを

書くつもりはなかったのだ。


娘とジャングルジムという

ありふれた日常だけを書こうと

思っていたのに

すでに肩甲骨が痛くなるほど

集中してこんなブログを

書いてしまっている。


ま、でも思った事だから

仕方ないか。


そして


『バットマンビギンズ』や

『ダークナイト』

のスパイダーマン版を

をやりたかったのだろうが

だとしたら

少々クリストファー・ノーラン監督を

舐めすぎか。


ただ

主演のアンドリュー・ガーフィールドと

恋人役のエマ・ストーンはいい。


今後楽しみ


って思ったら

2人リアルで付き合ってんだ。


んんんんん。


フォローしようと思ったら

そんな情報が。


でも

付き合ってるんだ

と知って観ると

それはそれで

何かまた別の3D感覚かも!


そう思ったら

その目線で

もう一度観に行きたくなって来た!


今某雑誌を見たら

おすぎさん絶賛してるんだ。

いつも観終わった後

おすぎさんの感想だけは

読むことが多く

感想が近いことが

たまたま多いのだが。


ここで今日の本題に戻る。


マンハッタンの摩天楼を

飛び渡るスパイダーマンからの

景色もイメージし


アンドリュー・ガーフィールドと

エマ・ストーンからの景色も

イメージしてみよう。


しかし

あまりにいろいろ

同時多発にイメージしていたら

スパイダーマンと

昨日試写で観た

『ヘルタースケルター』が頭の中で混ざり

沢尻さんがスパイダーマンの

スーツを着て摩天楼を飛び始めてしまい

スパイダーマンが全身整形し


さらにはそんな二人が

子供と別れて泣くという

昨日テレビで途中から再び観た

『八日目の蝉』がさらに混ざり


『八日目のヘルタースパイダー』


みたいになってしまい

蜘蛛だか蝉だか

しっちゃかめっちゃかに

わからなくなってしまった。


しっちゃかめっちゃか。

ヘルタースケルターの意。


僕はこの間の朝日新聞の

映画に関するインタビューでも

答えたが

中学生の時

一年で100本の映画を観ると決め

ビデオもない時代

新宿や渋谷で

一日三本など

映画のはしごをしたものだ。


その時も

よく混ざったなぁ。


今も混ざったまま記憶している

映画もある。


そんな中学時代の

自分から見える景色も

時々イメージ

いや思い出してみることも

時には重要である。


おちまさと


ディズニーは言った。


「イマジネーションは無限である」


ジョン・レノンも言った。


「イメージしてごらん」


どんなに苦しくとも

どんなに困窮していようとも


脳の中のイメージだけは

誰でも宇宙の果てでも

ミクロの世界でも

どこへでも行ける。


こういう

よくわからない

今の日本のような時代は


イメージすることは重要であり


イメージすることだけは許されていて


誰にも止められない。


だからこそ

様々な


そこからの景色をイメージする


ことは次なる何かのリアルに

繋がって行くのではないだろうか



イメージしている。




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