ホノルルトライアスロン
無事完走。
今日も
トライアスロン大会
マラソン大会
おなじみの
早朝3時半起きで
真っ暗の中
現場到着。
マラソン大会に比べ
トライアスロン大会は
バイクなどスタンバイに
時間が掛かる。
トライアスロンは
スイム
バイク(自転車)
ラン
を連続して行う競技で
今回僕が出たのは
オリンピックディスタンス
という
スイム1.5k
バイク40k
ラン10k
計51.5k
で競われるレースだ。
今回は1500人ぐらいが
参加したらしい。
いよいよ
スイムスタート。
年齢別にスタートする
僕の枠は早朝5時57分。
前回の
嵐のラニカイトライアスロンと
全く違い
天気も良好
波も穏やか
水温も低くない
最高のコンディション。
そこを
男達が
まるで鮭の川登のように
一斉に密集して泳いでいく。
そのスタート直後
僕の体に異変が起きた。
何度も泳いでいる
アラモアナビーチ。
家の前でもあり
慣れ親しんだ海。
しかも最高の天気の
コンディションにも拘らず
なぜか
10mも泳がないうちに
体調が優れず
どうしてもいつものように
普通に泳ぐことすらできず
自分の中で
「まずい。
これはかっこ悪いが
棄権しよう」
という自己防衛反応が
自然と働いた。
一方で
「自分は水の中でも
団体行動が苦手なんだな」
とか再認識しながら
もう助けを呼んで
ギブアップしようと思ったのだ。
そこで
多少の葛藤はあったが
手を挙げて
救助のボートを呼ぼうを思った。
と、その瞬間!
隣の男性が完全に溺れている!
助けてあげたいが
こっちもさ
かなり厳しいんだよね。
そこへ
流石救助隊が
すかさずボートで
彼を助けた。
良かった
良かったじゃないわ!
俺も今
棄権しようと思ってたんだ!
しかし
ボートは
どんどん遠くへ行ってしまう。
もはや
『タイタニック』
のラストシーンの
ケイト・ウィンスレットの気分。
声にならない声で
「カムバック・・・。カムバック・・・。」
ここに警護隊の笛があったら
奪って吹いていただろう。
もうどうすることもできない。
調子が悪い日は
どうしようもない。
そこで
もうレースから
目標を
完走
に切り替えた。
もうタイムなどはどうでもいい。
完走を目標にしよう。
そう切り替えた瞬間
突然自分のペースを
取り戻すことができ
ぐいぐい泳ぐことができた。
最初からそうしろって
話なのだが。
しかし
とは言え
さっきまで
男達の中泳いでいたのが
気が付いたら
後ろから来た
女性の団体の中を
泳いでいる。
こんな女性100人に
囲まれて海を泳ぐという
シチュエーションも
人生なかなかない。
復路は多分
トレーニング含めて
一番早いタイムで
岸まで着いた。
結果
前にいた男達を
何人か追い抜いた。
そこから
バイク40k。
以前
グレートアロハランという
マラソン大会で走ったコースと
かぶっている。
単調な景色も変わらない40k。
もう少し
ハワイらしさを出せないかね。
しかし
40kはきつく
先に折り返して
必死にバイクを漕ぎ
すれ違って行く男達が
サングラスに
歯をむき出しにしているので
全員
タランティーノか
井上揚水さんのものまねをする
神無月くんに見えて来る。笑
スイムのアクシデント
からの幻覚か。
そして
再びアラモアナパークに帰る。
やはり
スイムの写真が
なかなか撮れないから
バイクカットが多くなる。
東商会さんサポートの
サーヴェロのおかげで
かなりの人数を抜いた。
そして
いよいよラン。
ハワイの家にいる時は
毎日走っている
家の前のアラモアナパークの
コースなので
見慣れた景色なのだが
足は重く
全く別の景色に見える。
今回は
バイクもランも
自分の家の前を何度も
通過するので
何度も
「帰ろうかな」
と思った。笑
また
今回ランは
さらにコースが
同じ場所を行ったり来たりの
飽きるコース設定。
これもハワイらしくない。
これでは
アラモアナパークトライアスロン
みたいになっている。
しかし
バイク40k後の
ラン10kはマジできつい。
最初の1kが
フルマラソンの
31k目ぐらいの感覚。
そして
段々とゴールが
近付いてくる。
それも
ゴールを観ながら
もう一度パーク内を
外へ外へ走る
嫌味なコース。
これも
何か御飯を
アーンとやりながら
あげない感じで
特にいらない要素な気がする。
これで嫌になる参加者もいるはず。
参加者を狭める必要はない。
ホノルルトライアスロンは
コース演出をもう少し考えるべき。
ホノルル
ハワイという色を
もっと出して
参加者の裾野を広げるべき。
また
チーム参加が多すぎて
あまりに独自な空気が
できあがりすぎで
他を寄せ付けないムードが
ぷんぷんあり
これだと
プロデューサー目線で言うと
限界が見えてしまう。
ワイキキの
ルイ・ヴィトンのついでに
トライアスロンに出る人も
巻き込むべきではないだろうか。
あまりに
体育会系になりすぎて
ちょっと食傷気味。
もっと
ファッションとも共存すべき。
僕は意地でも
何かヴィトンをつけれないかと
いつもハワイでしている
ヴィトンのアンクレットをして参加した。
とかいろんな事を
考えながら
最後のランをしたのだが
ゴール直前までは
スイムのアクシデントが
あったことも理由だが
想像の5倍辛いレースで
僕をトライアスロンに誘った
人達を全員呪った。笑
ゴールしたら
全員ぶっとばしてやろうかと
思った。笑
ゴールに書いてある
トライアスロン
という言葉まで
「なんだ!あのセンスない言葉は!」
とか心の中で悪態をついた。
しかし
ゴールした瞬間
僕を誘ってくれた方々に
ありがとうという
感謝の言葉しかなく
ゴールして
3分後には
全ては次回へのレースへの
反省と変化していたから
不思議である。
こればかりは
毎回
マラソン大会や
トライアスロン大会に出た時
同じ現象がある。
とりあえず
あのスイムの
最初のハプニングから
考えれば
よく完走できた。
妻と娘が出迎える中
ゴール。
妻のカメラに笑顔。
今回
本当にたくさんの方々に
お世話になりました。
本当に
ありがとうございました。
また
機会があったら
やってみたいです。
そして
日々見守ってくれた
妻と娘にも感謝。
ありがとう。
さて
そんな僕は
レースを終えたその足で
第四種目目
となる
娘の誕生日を祝うために
あるホテルまでドライブし
そこの大きなプールで
娘と遊びまくった。
5月21日で
娘は2歳。
日本時間では
かなり前になった。
金環日食と共に
2歳になった娘。
ハワイ時間では
もうすぐ。
だけど娘は
もう眠っている。
起きたらまた祝おう。
トライアスロン完走と
娘の2歳の誕生日
を同時にお祝い。
これからも
家族全員が
健康でいることを願う。
おちまさと
僕の初めての絵本
『ありがとうの約束』
が記念すべき今日
さらに重版になり
15万部を突破した。
ありがとうございます。
300円(税別)
さらに
いよいよ
僕のトライアスロン第五種目目となる
5月23日
おちまさと
オフィシャルライブinLA
チケットラストスパート!
詳しくはこちら。
http://fla.vor.us/ochimasatolive
さらにお問い合わせはこちら。
LA行きます!