今回
全世界で公開される
『タイタニック』3D
『タイタニック』こそ
3Dと抜群の相性であると
誰もが予想できる作品だ。
そんな中
『タイタニック』“4D”バージョンも
公開されるという。
4D?
一体何なのか。
日本では
4D対応の映画館自体がないのか
情報が出て来ない。
そんな中
たまたま韓国に行く機会があり
ソウルで『タイタニック』4Dが
上映中と知り
自ら映画館を調べ
観て来た。
ここで
4Dを説明しよう。
正式に言うと
4DX。
4DXとは
人間の五感すべてに訴える
上映システムで
観客は3Dメガネをかけて
3D映画を鑑賞しながら
さらに
椅子ごと動くなど
動き/風/霧/光/香りの
特殊効果を体験できる
仕組みである。
現在世界29ヶ所で上映されており
今年末までには
50の映画館に広がる予定らしい。
簡潔に感想を述べよう。
「生まれて初めて
映画館で観た映画の感動を
もう一度味わえた」
マジでヤバい!
4Dタイタニック。
例えば
船の甲板のシーンになれば
館内に風が吹き
船が揺れればイスが揺れ
深海に眠るタイタニックに
潜水艇のカメラが静かに入れば
まるで自分が入って行くような
感覚にとらわれる。
さらには
激しい水のシーンでは
水が吹き出し
激しい光のシーンでは
館内の光もリンクする。
さらには
あるシーンでは
ある香りが。
昔
放送作家になりたての頃
映画館ではなく
人間の五感を直撃する
『映五館』
を作るという企画書を
バラエティー番組の企画で
出したことがあるが
もちろん予算的に無理だったのだが
時を経て
まさに
映五館。
もちろん
ディズニーランドの
『スターツアーズ』や
USJの
『スパイダーマン』など
椅子ごと映像と一体化したものは
これまでもあったが
時間が短い。
しかし
今回は
3時間のフル尺4DX。
飽きない
酔わない(個人的感想)
そして
何と言っても
感動が増す。
『タイタニック』
という作品が
ドンピシャなのかも知れない。
まるで
一緒にタイタニックに乗り込んで
ジャックとローズの4日間を
そばで観てしまった感がある。
だから
以前観た時よりも
さらに泣ける。
他の客が引くぐらい
嗚咽して泣いた。笑
鼻水は出るわ
勝手に個人的に追加の4D状態。
いや
何で4DX映画館
日本はないの?
大至急作るべき!
とにかく
久しぶりの感動だった。
もちろん
『タイタニック』自体の凄さも
改めて発見できる。
前に公開された当時は
調度二階席の柵の前で観て
タイタニックの突端と
イメージが重なって
印象がよく
今回の4Dといい
タイタニック運があるかも知れない。
だけど
前回観た時と最も違うのは
娘が生まれていることで
沈没シーンで
子供達が映るだけで
泣いて泣いて。
しかし
本当によくできた映画で
無駄がない。
しかも
ジェームス・キャメロンは
将来3Dになることが
わかってたかぐらいに
3Dとハマるシーンが多い。
あと
何か
日本の映画館で観る3Dより
全然映像がクリアで
疲れないし明るいし
何か映画館自体の仕組みが
違うんじゃないかってぐらい
3Dの飛び出し方が違った。
3D映像で改めて思うのは
ディカプリオの美しさ。
タイタニックの時の
ディカプリオは美しすぎる。
美しすぎる○○とかよくあるが
美しすぎるディカプリオ。
ローズの
ケイト・ウィンスレットも
綺麗なんだけど
ディカプリオがまだ少年っぽさを
残してるし痩せてるから
顔がめちゃめちゃ小さい。
スタイルが抜群だから
どうしても
ローズが大きく見えるんだよな。
いや綺麗なんですよ。
めちゃめちゃ。
それ以上に
ディカプリオが
何か乗り移ってるみたいに
美しいから
ローズを救う瞬間
ちょっと重そうな空気感。
でもその感じが
生き残るところのリアリティを
ジェームズ・キャメロンは
あえて出してるのか。
ローズが
斧持って走って来るシーンで一瞬
なぜか
渡辺えり子さんに見えてしまって
その瞬間から数分間
忘れようとしても
ローズが渡辺えり子さんにしか
見えなくなってしまって
しかも3Dで。
その瞬間だけ
『ジャックとえり子の4日間の奇跡』
になってしまった。
とにかく
それもこれも
ディカプリオが美しすぎるから
そんな事が起きるのだ。
『タイタニック』はCG多用してるが
ディカプリオの顔が一番CGみたいだ。
だけど
最初にジャックは友達と
タイタニックに乗るが
あの友達ラストまで
全然出て来ないよなぁ。
ジャックとローズが
あんだけ奇跡のような
燃え上がる恋をしてたのに
何してたんだろう。
やっぱ
モテる男とモテない男は
差が出ちゃうよなぁ。
いや
めちゃめちゃ泣いて
めちゃめちゃ感動したんだけど
突っ込み肌の自分が
どうしてもいて
感動の側面以外も
考えなくてもいいのに
考えてしまって
そこで気づいたことなんだけど
『タイタニック』って
もう一方の観方をすると
おばあさんになった
ローズの語りで進行するでしょ。
だから
めちゃめちゃ
『壮大なのろけ話』
でもあるんだよね。笑
しかも
3時間に渡って。
『ローズおばあさんののろけ話』
ってタイトルだったら
ヒットしなかっただろうなぁ。
ローズおばあさん
ラブシーンとか
どういう風に
あの潜水艇の人達に
語ったんだろう。
流石に
そこは
聞いてる方も
「その描写いらなくね?」
とか思っただろうか。
ああ
何で感動だけしてればいいのに
こういうことを思うのだろうか。
とにかく
『タイタニック』4DX
本当に
あの子供の頃に
初めて巨大スクリーンに
「うわーっ!」
と声を出してしまった
素直な感動に
また出会えた。
こんなことって
なかなかもう出会えないと
思っていたが
あった。
おちまさと
長いブログだが
まだ書き足りない。
しつこいようですが
日本も大至急4DXを。
企業がリスクあるなら
国が作ったらどうだろう。
東京都でもいい。
何かお金あるみたいだし。
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