「年金貰えないらしいよ」


・・・。


で!?


オチは!?


ここ数年

特に震災以降

日本は

こういう不安だけの

だからどうすればいいんだよ

という話が多すぎないだろうか。


不安を煽るだけ煽って

最後は国民に


むちゃぶり。


現在


「むちゃぶりJAPAN」


状態である。


それはまるで

ダメな上司のオチのない


ん?

この変な空気どうする?


という状況と同じである。


しかも

この空気

なぜかこっちの責任みたいな。


しかし

なぜ話が長くてオチのない

おじさんに限って

最初に


「おもしろい話があってね」


って最初に自分で

ハードル上げちゃうんだろう。


おもしろい話なんて振られたら

相当おもしろくないときついぞ。


「おもしろくない話があってね」


って振ってもいいぐらいの

話なんだから。


話は

おもしろくない話に戻る。


そんな

むちゃぶりJAPANの

不安だけの投げっぱなしジャーマンは

年金だけではない。


「日本の借金やばいらしいよ」


「日本の国債の価値まずいらしいよ」


「銀行がきついらしいよ」


「預金封鎖もありうるらしいよ」


「生命保険会社も国債に手出しているから

生保も危険らしいよ」


「ハイパーインフレ来るらしいよ」


「ガソリンが暴騰するらしいよ」


「食料も手に入らなくなるらしいよ」


「セシウムやばいよ」


「4年以内に70%の確率で

M7クラスの東京直下型地震が

来るらしいよ」


これら全て


で!?


である。


こんなことばかり

煽られて


このむちゃぶりに

国民は何て答えるのが

正解だと言うのだろうか。


そして

どこからも


「だからこうする」


という解決策が全く語られない。


こういう時の為の

抜け道マップである

法律を作って行くのが政治家であり

国会だろう。


やっと出て来たのが

消費税10%って案か。


それ抜け道マップでもナビでもなく

かなり国道レベルの

誰もが知ってる道を発表しただけ。


渋滞してて

「よし。甲州街道走ろう」

って言ってるぐらい全国区だし

アイデアでも何でもないだろ。


そして

いつの時代も

党が変わろうが

いつも与野党はぶつかるばかり。


この期に及んでも

オールジャパンなど

起きる気配なし。


不安を煽るまでは簡単だ。


それをどうするかが

プロではないか。


もうすぐ311から一年だが

あの翌日から

食料や水やガソリンが

街から消え

10ヶ月の娘を守る為の

日常生活の恐怖を

最近思い出す。


食もインフラも足も

全てが奪われた時

ここまで人間は無力になり

それもたかだか数日間でも

あんなに恐ろしいとは。


その恐怖の正体は


いつまで続くかわからない


という見えない時間の恐怖だった。


最近

ある理由があって

311近辺の自分のブログを

読むことがあった。


自分のブログは

今日のものでさえ

読み返さないが

今回は読まなければならない

理由があり読んでいたのだが


あの数日間の


「何待ちかわからない恐怖」


が蘇ってしまった。


あの頃も

とにかく

むちゃぶりばかりで

その答えが


「自主退避」


という退避しなくていいんだか

退避すべきなんだか

わからない結論を

言い渡されたりしてたもんだ。


あんなの


「それってありだしなしですよね」


って言ってるまぬけなクリエーターと

一緒ではないだろうか。


あれから

結局何も変わっていない。


変わっていないどころか

不安のむちゃぶりは

悪化している。


何も学んでいない。


あの時

全て後手に回ったのを

もう誰も覚えていないのだろうか。


何かが起きてから

考えては遅いのだ


ということを

身に染みて体験したはずなのに

このままではまた繰り返しかねない。


日本には


「防災」


という概念がある。


まさに字の如く

災いを防ぐということだ。


災いを防ぐということは


予めということであり


未来予測だけでなく

それに応じた準備をする

ということである。


しかし

このそれに応じた準備が

今の日本にはされていなさすぎる

というか

それは物の話だけでなく


心の防災


とでもいうべき

国のリーダーからの

国民の心構えの防災が

全くされていない気がする。


全員が忘れたとは全く思っていない。


ただ

メディアなどから全く感じられない。


どうせ311の時だけ

思い出したようにやるだろうが。


こればかりは

毎日やってたっていいぐらいで

思い出してやるもんじゃないのだ。


本当は国が率先して

国民に忘れさせないように

やるべきなのではないだろうか。


なぜ311の

あの空気感を

忘れてしまったのだろうか。


ここで語っている

忘れてしまったことは

津波の恐怖とかそういうことだけでなく


後手に回ったら終わりだぞ


という経験値のことだ。


あの時の

絶対に今後は

「何かが起きてから考えるのではなく

起きる前に考えて行かなければ

ならない」

となったはずなのだが

すっかりそういうムードは

どこかへ行ってしまっている。


その代わり

ただただ

不安だけが

次から次へと

のど自慢の参加者のように

紹介されていく。


それに対し

少し恐い

まあまあ恐い

超恐い

みたいな鐘を鳴らすぐらいしか

国民もできないのが実情。


こうなって来ると

以前の韓国みたいに

一度なるしかないのが

運命なのだろうか。


もしも

銀行が封鎖されて

自分の預金がおろせない

という状況になったとして


さてどうする


って考えても

何も起きない。


だから

防災のように

そうならない術を

具体的に事前にうつしかない。


そんなのならないよ


と言っていて

311も起きたし

海外で実際に起きている。


むちゃふりJAPAN


から


具体的な防災JAPANへ。


修学旅行のお化け話のように

不安だけを話し合っていれば

よかった時間は過ぎてしまった


のではないだろうか。


これからは


ゴーストバスターズ


とならなければならない。


ていうか

間に合わない。


おちまさと


とか言っても

日本は

何かが起きてから考えるのが

染み付いてしまっている。


これいつからなんだろう。


平和ボケ?


そんな簡単な一言か。


ならば

僕は


「平和ツッコミ」


でいようと

勝手に今思った。


ああ


タイトル

平和ツッコミ

が良かったかな。


いや


わかりにくすぎる。


そんな心の声まで

書く必要ないか。


これは

ブログでなく

ツイッターが似合う。


これが

ブログとツイッターの

使い分けのポイントかも知れない。




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