もうすぐ

2011年が

終わろうとしている。


今年は

特に日本は

本当にいろいろなことが

あり過ぎた。


まず


最初に出て来る言葉は


「お疲れ様でした。」


という言葉かも知れない。


今年日本は

大きなアクシデントを受け

その中で必死にもがいて

生きた1年だったことは

事実ではないだろうか。


「お疲れ様でした。」


と今年の日本

大晦日ぐらいは

まずは労を労いたい。


2011年の

年が明け


果たして日本経済は

このままどうなってしまうのか

ということと


個人的には

娘の子育てと


この2つを同時に

考えないとならないと

思っていた。


ただ

今思えば

この2つだけ考えていれば

良かったのだから

まだ楽だったかもしれない。


そんな矢先の


311東日本大震災。


さらには


福島第一原発事故における

放射性物質汚染問題。


3月11日金曜日から

土日を挟み

3月14日

今までとは違う世界の

未体験の月曜日を迎え

その異様な雰囲気を

『不謹慎とは何か。』

というタイトルのブログで

書いた。


その不謹慎ムードの

エスカレートにより

負のドミノ倒しは

無意味に中止される

花見や花火大会やお祭り

などに連鎖。


元々花見や花火大会やお祭りは

死者の弔いの

意味もあるのだから

今こそやるべき

今こそやって

経済を活性化するべき

経済が止まれば

それこそ被災地復興が

結果遅くなってしまうという

ブログをこの頃

毎日書いた。


さらには


東京都水道水乳児使用禁止

からの

水や食料などの買い占め問題


という都会に生きる日本人の

ダークサイドの表面化。


さらには

首相を始め政府の判断ミス

国や東電の後手

国民の生きる指針を示さない政府


いく総理くる総理。

いくお遍路くるどじょう。


ちなみに

野田さんを

竜ちゃんにしか見えない

と僕がブログに書いたのは

まだ誰も気づいていない

今年の1月だ。

というか

妻が呟いたのを聞き逃さず

「確かに」

と思い書いた。


そして


後出しジャンケン的な

311メルトダウン報告。


結局は

チェルノブイリ原発事故と同じ

レベル7への引き上げ


「健康にただちに

影響を及ぼすとは考えられない」


を繰り返す枝野さんを毎日見ていると

カピバラにしか見えなくなって来たと

ブログに書いた。


そんな中

繰り返すがらんどうな

ひとつになろうキャンペーン


夏のヒステリック節電


そして夏も終わりかけの頃から

なぜか日本は

放射性物質汚染問題の

記憶を水で薄めて

忘れてしまおうとしてる

ようにさえ見える空気感。


実際は

高濃度放射性廃棄物の

行先さえ決まらず

相変わらず地下や海へ

垂れ流してしまったという

事故報告が時々報道され

全く解決などしていない。


忘れてるのは日本だけであり

世界は忘れていない。


御近所トラブルは

当人は一番早く忘れ

迷惑を被った御近所さんは

忘れないものである。


そして

放射性汚染物質は

大晦日など知る由もない。


12月31日で

セシウムも威力をなくそうか

など思ってくれる訳もない。


「今年の汚れ今年の内に」


というように


「今年のセシウム今年の内に」


とはいかないのが現実である。


猛威はこれからも様々な

肉や野菜や水など食に影響を及ぼし

内部被爆問題は永続的に展開され

さらに地域が限定できない魚は

泳ぎつづけ獲られ続け

食べ続けられる。


そうは言っても日本で

日々の生活をする上で

それらを全てケアするのは

正直困難な問題である。


僕らは歴史上

こうした原発メルトダウンによる

放射性物質汚染事故に関して

チェルノブイリの結果しか

正直経験則がなく


それらを見れば

数年後に子供たちが

甲状腺ガンを発症する率が

極めて高い。


もしも

数年後

日本の子供たちが

そうなった場合

果たしてどうやって

その因果関係を証明し

誰がどうその責任を取るのか

そんなことは誰もわからない。


似たようなことの

歴史は繰り返されている。



やはり

今年は振り返ると

こんな内容になってしまう。


明るい話題に

内容も変えたいが

そこに持って行くには

やはり行数を重ねざるを得ない。


さらに原発問題以外では


史上最高値を更新し

今も続く円高を始め

解決の糸口もさっぱり見えない

経済不安。


ギリシャ・スペイン・イタリアなど

ユーロ圏の債務危機も

他人事ではない。


世界経済は連鎖している。


今日ユーロが100円を切った。

来年も先行きは暗澹としている。


さらには

世界でも稀に見る

歯止めが全くきかない

日本の少子高齢化問題。


どれぐらいの少子高齢化か

猿でもわかる表現だと

このままでは

計算によれば

西暦3000年には

日本人は0になるらしい。


知らんが西暦3000年のことは。


娘の世代だって知らない時代だが

その勢いがあるということが

わかるだろう。


だから

このままいけば

目先の事で言えば

今の年金システムでは

現在働いている人間が

年金受給者を支えるのだから

それは無理が生じ

年金受給年齢引き上げ問題に

繋がっていく。


知らんと言っても

たかだかあと900年後に

現在1億3000万人もいるのが

0になる国はまずいだろ。


それは

根本的に少子化問題に

あっとおどろくような政策を

打ち出して行かないと

間に合わない。


短絡的に

年金受給額を引き上げ

それに伴い

退職年齢を引き上げと

やっていては

このままでは

ある日


「100歳退職」


になりかねない。


働けるかボケ。


ボケっていうのは

100歳をボケって言ったのではなく

何でもかんでも

年齢引き上げることに終始する

政策の無能ぶりのことを言ったんです。


難しいな言葉って。


しかし


子供が増えない

老人が増える

ならば全て年齢を引き上げ


というこの稚拙な発想は

全てゴミ箱のドラッグして欲しい。

勇気を出して。

別に勇気なんていらんが。


だけど

優秀な人達が毎日集まって

何か考えてるんだろうが

一体何をやってるんだろうか。


だが

とにかく大晦日ぐらいは

今年の日本は

かつて小泉元首相が

膝の怪我ながら

優勝した貴乃花に言った名言


「痛みに耐えてよく頑張った!

感動した!」


と言ってもいいのではなかろうか。


もちろん

本音を言えば

311に日本は

もっと大きな

「価値観の大変革」

が起き

お稲荷さんの皮が

裏返るぐらいの

意識改革が起きると

思ったし

そうでなければ

尊い多くの犠牲が

報われないと思ったが

その大改革は

起きなかった


というより


誰かが

起こそうとしなかった。


誰かは書かない。


考えるのだ。


それはこれから

とんでもない代償を

支払うことになると

感じているが


大晦日ぐらいは

やはり

ツンデレでいえば

1年の最後の日だし

デレで行こうかと思う。


お疲れ様でした!


ニュアンス的には


おつかれっした!


個人的には

たくさんの新しい仕事を

やらせていただき


結婚3周年


娘は1歳の誕生日を迎え


家族元気が

最高の出来事である。


だけど

人間って凄いと

改めて思う。


だって

311までだって

結構大変だったんだって日本。


そこに

さらに

上で書いた

311以降のたくさんの事が

あったにも拘らず

何とか前に進んでるし

生きてるもんね。


もしも

311に何もなかったとしても

大晦日

日本は今年は大変な1年だったね

となってるはず。


その上

311があったんだから。


すごいよ。


てことは

そこから何を学ぶかと言えば


課題は増やしても

意外と人間大丈夫だということ。


個人的なことを言えば

別に日本だけで生活したっていいし

東京と海外に家なんか持たなくたって

生きて行けるし

ハワイに来たって

マラソンなんかしなくたっていいし

車を買ってなければ

別に日本の免許で

運転できるんだから

アメリカの免許なんか

取らなくたっていいんだけど

課題を増やしても

何とかできるってことだと

さらに今年は学んだような

気がする。


もちろん

課題を増やして

それが重荷となって

潰れては本末転倒なんだが

今思ってるボーダーラインの

もしかしたら倍は跳べる気がする

ってことも覚えておくと

いいかなと感じている。


今年の8月

15kのマラソン大会に出る時

正直「無理」

と思ったが

それからたった4ヶ月

すでに42.195kの大会を

走り終えているのだから

そんなもんなのかもしれない。


今年は

漢字一言で言うと

『絆』らしい。


僕はなんか腑に落ちない。


なんか綺麗事な

感じがしてならない。


いいんだけど

ひとつになろうも絆も

機械仕掛けの人形のような

乾いた感じがしてしまう。


わかんないけど


『命』


とか


『時』


とか


『刻』


とかでもいいのではないか

と勝手に僕は思っている。


もっと

今年の事は

記憶に刻印しておいた方がいいし

するべきだと思う。


2011年という刻印。


これだけは

絶対に今後忘れてはならない!


なぜなら上でも書いたように

まだ全く解決していないのだから。


清水寺が毎年発表する漢字も

『絆』だった。


あの清水寺の漢字を書く紙。

あれいつから

バラエティ番組のフリップみたいな

セットになったんだろう。


「2011年今年の漢字」


みたいのが印刷されてたぞ。


漢検が主催だから

ある種イベントなのか。


何かさ

今年はずっと絆って

311以降言われてたんだから

清水寺ぐらいは

もっと難しいこと言っていいと

思うんだけどな。


「これは仏教用語で

命という意味で」


とか説明付でもいいから。


みんなでわかりやすく

なりすぎると

誰も行間を読まなくなって

全員が簡単に

同じ方向むいちゃう国民性に

どんどんなって行きそうで

怖いわ。


核保有でさえ

今の日本人

うまいこと言われたら

「確かに」ってなりそうな

空気感あるからなぁ。


今年はそういうことを

感じる年でもあった。


来年こそは

清水寺には

「清水の舞台から飛び降りる覚悟」で

斬新な漢字を

発表してもらいたい。


今僕うまいこと言いましたよね。笑


おちまさと


今年も本当に

あとわずかだ。


上では色々書いたが

今本当に今この瞬間


僕の頭の中を

最も悩ましている問題を

ここに刻んでおこう。


さっき

食後に

近所のスーパーに行き

なぜか無性に

「蒸しケーキ」

が食べたくなり

買って帰り

2つ一気食いしたことを

とても反省していることが

リアルに今僕の脳の大半を

占めている悩みである。


なぜ

食べてしまったのか。


しかも

その後

娘を寝付かせながら

30分程眠ってしまった。


こんなにカロリーが高く

こんなに糖質が高いものを

食べてすぐ寝るなんて

もってのほかと言うか

これを落とすには

15k走っても足らない。


大きなことも考えるが

人間なんて

リアルにはこんな

小さなことが常に

脳の大半を占めている。


そんな2011年12月31日

いかがお過ごしですか。


僕はまだ

12月30日の世界にいるので

明日もう1日

2011年を思いっきり

楽しもうと思う。


蒸しケーキの分

走って泳いで。


蒸しケーキとか

ケンタッキーフライドチキンとか

時々突然異常に

むしゃぶりつくように食べたくなる

ことが僕はある。


うわー

ケンタッキー食べたい。


明日

食べよう。


今もはや

ケンタッキーが食べたい

ということが

脳の殆どを占めてしまった。


良いお年を。


また唐突な挨拶だなぁ。


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