実しやかに

2015年

消費税が10%から

最終的には15%へ

引き上げられるという

話になってきている日本。


さらに所得税の上限も

40%から45%へ

引き上げるという報道も見た。


政権交代したものの

あるはずの埋蔵金もなく


仕分けだなんだ言っても

結局法的な力もなく


無駄な公共事業始め

天下りや衆参議員数削減など


まずは見直すべき事や予算は

結局有耶無耶曖昧のまま


上げるものだけは上げる

という話が進んでいる。


結果日本の

今年の冬のボーナスに

関する調査によると


トップが「貯蓄」(49・1%)

2位は「ローンや借金の返済」(27・6%)と

慎重な結果となった。

ちなみに

3位は「日頃の生活費の穴埋め」(23・9%)で

夏のボーナス時の調査ではトップだった

「国内旅行」は4位だった。


電通総研は「欧州の債務危機や

円高の継続などに対する

不安によるもの」と分析している。

(読売新聞)


さらに

現実の雇用に目を向ければ

実業からIT産業への移行が激しく


その雇用人数を見れば

過去の産業とITでは

数字が一桁少ない。


産業は栄えても

雇用を生まなければ

先細りは目に見えている。


今だけよければいいという

問題ではなく

50年100年単位で見た場合

かなり厳しい予測が生まれている。


歴史的に

数年で雇用問題を

解決した国の例があるそうだ。


それは

700万人という失業者問題を

数年で一気に回復したらしい。


それは

ある時のドイツだ。


どの時代かと言えば

実はあのナチス・ドイツ時代だ。


今でいう高速道路の

アウトバーン建設をぶち上げ

雇用を生み失業者問題を

解決したらしい。


それがきっかけでヒトラーは

国民の気持ちを

掌握した部分もあるようだ。


以前読んだ本

(「ナチスの発明」)によれば

当時のドイツは

この高速道路始め

様々な発明をしているらしい。


電子顕微鏡や

テレビ放送

ジェット機

宇宙開発

さらには

オリンピックの聖火リレー

という企画も

ドイツのベルリンオリンピック

からのアイデアらしい。


プロデューサー目線で言えば

オリンピックの聖火リレーって

凄い企画だ。


また今日本が注目すべきは

その発明はモノだけでなく


給料天引きの源泉徴収制度

扶養控除

少子化対策

労働基準条件の改革など


先進的な社会制度の発明も

多いらしい。


もちろん過去のドイツを

全て礼賛するつもりは

全くない。


しかし

確かにこうして

後の出来事とは

全く切り離して見ると

発明が多く

しかも

今の日本がやらねければならない

雇用問題から

少子化対策

労働基準条件改革など

解決への何かしらのヒントも

あるかも知れないと思ってしまう。


一方時を経て

今の日本は

2012年が

大きく口を開けて

そこまで来ているにも拘らず

何の見直しもなく

消費税論と所得税論など

国民からの税金の引き上げ

だけに終始している。


果たして

これで国民の消費始め

意識改革に繋がるだろうか。


さらにだ。


現在の日本の政治は

何が牛耳っているかと言えば


結果その国民である。


どういうことかと言えば


何もかも今の

政治の全ては


『世論調査』


に右往左往している。


この

『世論調査』

という


もののけ


は結局は国民である。



もののけと言えども

それは国民の声ということに

なっている。


無駄の見直しなしに

国民からの税収引き上げ論

だけが展開され


それを見て

メディア扇動だが

国民は世論調査に答える。


それが結局は反応し

政局へ影響を及ぼす。


与党はそれを見ながら

軌道修正して

玉虫色の政策を展開する。


玉虫色の政策で

中途半端に意味のない

増税により国民は

世論調査で答える。


その結果に右往左往する政府。


一体この負のスパイラル

ドミノ倒しは何なんだろうか。


ただでさえ

待ったなしの

一秒も時間がないと言われいている

今の日本において


この堂々巡りの時間に

一体何の意味があるのだろうか。


子供の頃

夏休みに肝試しに行くと

あまりの怖さに

どう逃げ回っても

森の中で迷い

また同じ場所に出て来てしまう

ということが

誰にでもあったはずだ。


同じ場所ならまだいい。


さらに

最悪の怖い場所へ

辿り着いたら

その肝試しは

もはや


試し


ではなくなるのでは

ないだろうか。


2012年

相当日本は

肝を冷やす展開になるのでは

ないだろか。


その前に

永田町も霞が関もメディアも

流石に一度丸腰で考えるべき

時期なのではないだろうか。


おちまさと


一方

僕は来年何をすべきか。


まずは

誕生日に

少々気が早いが来年の

ホノルルマラソンの参加応募を

完了させた。


1年間ゆっくり

考えずに考えながら

サブ4の準備をしていきたい。


個人的にはそこからである。


しかし

それが

何かに連鎖するに違いない。


そんなもんだと思っている。


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