ホノルルマラソンも

まるでうたかたの夢の如く

もはや自分の人生の中で

過去の産物に

すっかりなってしまったが


夢か現実か

自分の頬っぺたをつねって

「痛かったら現実」と

確認するように


膝に多少残る痛みが

あの苛酷なフルマラソンが

リアルなものだったのだと

改めて思い起こさせる。


現実は

いつも

苛酷なものなのか。


今年の日本は

まさに苛酷という現実の

連続だった。


御存知のように


長引く経済不安の中

東日本大震災

福島第一原発メルトダウン

放射性物質汚染


水・食という

当たり前の日常が

当たり前ではなくなり


さらには

ヒステリックな節電ムード。


3月10日まで

何も考えずに接していた

インフラさえも

特別なものになった。


そんな中

一向に解決されないどころか

加速する

少子高齢化問題。


夫婦一組あたり

子供1.96人と

ついに2人を割り


このままでは近い将来

一人の若者が二人以上の

年金受給者を抱えることとなる。


まさにその

年金受給年齢

引き上げ問題が浮上。


70歳からの受給となれば

70歳まで働かなければ

ならない。


しかし

企業がそこまで

雇う訳もなく

雇ったところで

今度は就職難民の若者が

溢れかえる。


働きたくないのに働かなければ

食っていけない老人

働きたくても働けない若者


こうした

構造矛盾が

まさに目の前まで

やって来ているのか。


さらに

最近の調査では

若い世代の恋人がいない率が

男性は60%女性50%と

このままでは少子化は

さらに加速しかねない環境である。


日本は

もはや

二重苦どころか

三重苦以上の

パンドラの箱の蓋を

2011年開けてしまった。


僕は

この今の日本人

特にまだ

何も始まってもいないにも拘らず

お先真っ暗を宣告されている

20代10代

そして我が娘のような

子供たちを


12月20日に上梓する新刊で

こう名付けた。




『絶望世代』




それは

まるでフルマラソンの

ラスト10kのような

体が自分の思うように動かない

壮絶かつ苛酷な時代。


だが

フルマラソンもしかり

絶望と嘆いているだけでは

ゴールは一向に現れる訳もない。


今こそ

知恵を絞り

さらなる一歩を

踏み出さねばならない。


絶望を

何かに置き換えてみる。


例えば


『渋滞』だ。


渋滞は自分の思いとは

無関係に

まさに動きたくても

身動きが取れず

二進も三進も行かない


まさに

絶望に似ている。


だが

渋滞には

『抜け道』が付き物だ。


素直に

その『絶望道路』の渋滞に

並び続け

1ミリ1ミリ進んでいくか

知恵を使い

発想を変え

情報を駆使し

経験値を頼りに

抜け道を走るかは

自分次第なのかもしれない。


そこで

僕は

自分で名付けた


『絶望世代』



『絶望抜け道マップ』


とも言える

今の絶望道路を抜け出す

きっかけとなる方法を

僕なりに考え

一冊の本にすることにした。


タイトルは


『絶望世代に告ぐ


~おちまさとプロデュース ビジネスの教科書~』


(朝日新聞出版)


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本書は

週刊朝日で連載して来た

『おちまさとプロデュース

逆転満塁サラリーマン』

に加筆しまとめたものだ。


ビジネス上で

ピンチをチャンスに逆転する

まさに絶望抜け道マップを

毎週毎週書き綴って来た。


毎週リリースの

積み重ねの集大成であり

アーティストで言えば

ベスト盤のアルバムのような

ものかもしれない。


連載は

『一週入魂』で書いていくので

筆が熱い時がある。


是非それを感じていただけたら

筆者としては嬉しい。


道がとても混んでいる時でも

なぜか同じ場所へ行くにも

早い人は早い。


その最大の秘密は


発想の転換


俯瞰から見る視点変え


ではないだろうか。


この本が


『絶望世代』


における

まさに

発想の転換

俯瞰から見る視点変えの

きっかけに

1ミリでもなれば嬉しい。


1ミリずつ前に進むなら

1ミリ発想の転換と視点変えをすれば


先の角度は

大きく変わる。


『絶望世代に告ぐ』(朝日新聞出版)


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お気づきの方もいるかとは思うが


なんと


今回


帯を


橘慶太くん


書いてくれました!


本当に嬉しい推薦文を

ありがとうございます!


まさに

慶太くんを始め

20代そして10代の

これから一体どうしたらいいんだろう

というど真ん中の

新しい世代にも読んでいただきたい

一冊です。


もちろん

僕の世代の方々にも

週刊朝日世代の方々にも。


週刊朝日世代って何だ?笑


上の方で

堅いことばかり書いてますが


そんな堅い内容ではありません。笑


僕が実体験した

くだらないエピソードも交えて

このブログのような感じで

どういう発想の転換で生きて行くか

どういう視点変えをすればいいか

など書いています。


今突然途中から

丁寧語になってる自分に気づく。笑


是非

立ち読みでなく

御購入下さい。笑


これを読んで

渋滞時代から

抜け駆けする。


今は

サバイバル力で

とにかく

個人が生き抜くしかない

のではないでしょうか。


そのきっかけになれれば

幸いです。


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12月20日発売


『絶望世代に告ぐ』

~おちまさとプロデュース ビジネスの教科書~

(朝日新聞出版社)


アマゾンなど

予約開始!


おちまさと


フルマラソンを走り

ますます嘆いていても

何も始まらず

自分の足で進むしか

何も変わらないことを

学んだ。


目先の1kばかり

考えていてもダメ。


42.195kを

俯瞰しての

今の1kを考えなければ

ならないのではないだろうか。