次なる長距離レースが

近付いているので

流石に外の長距離を走るのを

控えることにした。


走りたいけど走らない

ある種の


『ランニング断食』


を開始した。


走りたい。


しかし


走れない。


郷ひろみさんの

『よろしく哀愁』

という歌の歌詞の中で


「会えない時間が 愛育てるのさ」


というものがあるが

まさに


「今走れないことが 

本番当日の走りを育てるのさ」


というよな

感じである。


それにしても

最近皇居のお堀を

早朝走っていると

もの凄い数のランナーが

走っている。


この光景を見ていて

思うのが

もちろんブームということもあるが


これだけの人数が

わざわざ朝っぱらから

こんなにもたくさんの人達が

走っているということには

意味があるのではないか

と思い始めてしまう。


その意味を

走りながら考える。


走りながら

いろいろな事を考えると


大体

10kmぐらい越えたあたりから

自分の内面と向き合い始める。


その後


多分長距離走っている人は

気づいているかとは思うが


とても

優しくなる。笑


いろいろな事を許し始める。笑


多分

自分の肉体の限界を

少し覗き見することができ

僕が10年前の著書から言っているように


人生=残り寿命


の時間を感じるからかもしれない。


そこで思うのは


妻や娘の大切さなど

とても初歩的なもの。


さらに


過去のバカらしい経験


なども


それも全て

今の幸せな時間を手に入れるための装置


と思えるようになるなど

本当に優しい気持ちになる。


これは

日常

長距離を走っている人に会う度

聞いているのだが

大体が


それわかります


と答えてくれる。


だからと言って

無理にこのコメントで

そう思っていないのに

書き込む必要はない。


そんな長距離を走りながら

たくさんのランナーを

眺めながら


なぜこんなにも多くの人が

最近走っているのか?


と考えていたら

僕なりのひとつの

答えが出た。


それは

もしかしたら

みんな


「答えを探している」


のではないだろうか


ということであった。


今日本を始め世界で現れる

近未来や未来のデータは

一言で言えば


『絶望』


である。


そんな絶望の中でも

僕らは生き続けなければならない。


そんな中

何か答えを探す術として


自分の足で走ってみる


ということは

あるのではないだろうか。


あの早朝の

ランナーの大群を見ていると

そう感じざるを得ない。


もちろん

健康のため

走りたいから走っている

というのはわかるのだが

あれだけの人数が

この時代に増殖している

ということを捉えるのであれば


もしかしたら


「答えを探している」


のではないだろうか

ということが

走りながら考えていた時に

しっくり来た


答え


であった。


そんな僕も

そうやって

答えを探しながら

走っているのかも知れない。


だから

この「答えを探している」

のではないか

という答えも

僕なりに「答えを探している」

中の答えであり

それは答えではないかも知れない。


暫く

レースまでは

ジムのマシンで

走り続ける。


マシンで走ることでの

答え探しもある。


レースの号砲が鳴った時

理想通りにいい意味での

緊張の糸が切れ

スパっと気持ちよく

スタートを切れたらいいな。


おちまさと


今日

長年お世話になっている

TSTUTAYAさんの

代官山にできた

TーSITE

蔦谷書店に伺って来た。


凄い世界観。


これは

TSUTAYAさんが

2011に出した

ある種の


答えなのかも知れない。


そう言えば

僕がプロデュース協力している

表参道の


tokyo baby cafe


が嵐の番組でロケされ

1時間まるっと放送されていた。


もっともっと

世の中に

このカフェが広まるために

こうしてたくさんのメディアや

たくさんの企業の方に触れて

使っていただきたい。


詳しくはこちら。


しかし

子育てなど

まさに

誰もが


答えを探している


という言葉通りに

それぞれの親が

答えを探す旅とも言える。


そして

その答えは誰にも強要される

必要もなく

誰にも影響される必要もない。


それぞれの家が

それぞれの答えを出して行けばいい。


我が家は我が家の

答えを探している。


絶対に誰の影響も受けない。


常にフラットに

娘を導いていく。


それこそが

我が子にやれる

最大のプロデュースである。


もしかしたら

そんなフラットで居続けるために

長距離を走っているのかも知れない。


まあ

それも

僕なりに今

出し始めている答えなので

誰にも強要も通用もしない。




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