例えば

スーパーマーケットに行って


「買っていいものはどれか?」


と考えている時点で


そんなことを考えさせている国は


「どう考えても変」


ではないだろうか。


野菜も肉も

そこに売っているにも

拘らず


「自己責任的に

自分で考えて買いましょう」


ということ自体


「どう考えても変」


ではないだろうか。


そこにかかる

国民のストレスは

想像以上に大きい気がする。


それ以前に

国として売るとか売らないとかを決め


「そこに売ってない」


ならまだわかるが


売ってるにも拘らず


買うかどうかは

消費者判断というのは

全く腑に落ちない。


さらに


「そんな状況はおかしい」


ということにさえ

もはや気付かない国民も


「どう考えても変」


ではないだろうか。


そこまで

飼いならされているのだろうか。


そこに売ってるにも拘らず

そこに売っている

牛肉や豚肉や野菜は


「セシウムが危険かも」


「でも自己責任」


という国は

果たしてあるのだろうか。


大人はまだいいにしても

子供がいる家庭は

それぞれが不安の中

購入している。


「じゃあ

何を食べればいいのか」


というのが

子供のいる家庭が

普通に感じている

本来の声なのではないだろうか。


「そう言っても

子供には食べさせなければならないので

買うしかないでしょ」


ということが本音であり


しかし

なぜ国民が

そんなハイリスクを背負って

買い物や子供への食事を

させなければならないのだろうか。


しかも

なぜそれを国民も


「仕方ないなぁ」


と受け入れているので

あろうか。


そんな不安感自体

考えさせているのが

おかしいのではないだろうか。


また他の話だが


いくら気温が

涼しくなろうと

節電の速やかな解除もないのは

なぜなのだろうか。


どう考えても

ここのところの涼しさは

現在の日本にとって

喜ばしい朗報であり

電気使用量が低下したならば

それと同時に

速やかに節電を終了すべきである。


しかし

何の判断もなく

節電だけは続いている。


日本は

今気温が下がれば節電即解除など

こうしたスピーディーな判断と決断を

迫られているのではないだろうか。


もはや

訓練や練習では困るのだが


内部被爆にしても

節電にしても


決断と判断

そして

それを通達する


スピーディーさ


を求められているような

気がするのだが

それはそんなに

難しいことなのだろうか。


せめて

節電に関しては

その練習としてもいいので


「今日は節電」


「今日は節電解除」


と昔の光化学スモッグ注意報のように

瞬時に判断して通達する訓練をしたら

どうだろうか。


一方

中国。


これは

果たして

参考になるかも

リスペクトすべきかも

わからないが


決断と判断という点では

迷いがない。


今回の高速鉄道脱線事故で


今朝の生中継の時点で

すでに試運転の電車が走っていた。


もう路線復活をする予定らしい。


この決断の速さは

尊い人命が関わっているので

手放しで何とも言えないが

決断と判断の速さという点では

並大抵ではない。


大体

高速鉄道も

この5年で9000km作ったという

その決断と判断と勢いも凄い。


これに比べれば

日本は

原発がメルトダウン起きようと

放射性物質の藁を牛が食べようと

そしてその肉が市場に出回ろうと

国としての判断はしないようだ。


その先にある

風評被害も

気にしている空気もなく

商品は陳列され

消費者と飲食店の対応は

それぞれに委ねられている。


話を最初に戻そう。


スーパーマーケットに行って

「どれを買って大丈夫なのだろうか?」


などと国民に考えさせている国も

どう考えても変だし


その状況に対して

怒りもせず


「困っちゃって」


といいながら

それを受け入れている国民性も


「どう考えても変」


なのではないだろうか。


その不可思議な現実に

気付かないことが


「どう考えても変」


なのでは

ないだろうか。


そんなことを

考えることが変


なのだろうか。


そんなことはなさそうだ。


おちまさと


しかし

日本は中国に

新幹線技術を

そう簡単には輸出したくないので

中国としては

あらゆる国から

高速鉄道技術を輸入して

実現化している。


しかし

信号などのシステムは

中国の仕組みらしい。


それを

5年で9000km作る。


結果

こうして

事故が起きた。


これ何かに似ている。


日本の原発と似てないだろうか。


様々な国の技術を取り入れ

今現在、事故処理も

アメリカやフランスの技術を

借りている。


今回の中国高速鉄道事故の

ニュースを観ながら

どうしても福島第一原発事故を

連想せずにはいられなかった。


しかし

その事故後

その決断の良し悪しは

わからないが


決断と判断のスピードは

中国の力強さを感じてしまう。


5年で9000km

高速鉄道を作れ


と言った決断と判断もそうだが

事故に対する決断と判断の

スピードも速い。


その良し悪しは

ここから証明されるだろうが。


一方日本は

気温が下がっても

節電の具合さえ決断も判断もできない。


一律

節電は節電

みたいな。


もう21世紀。


決断と判断は

分単位秒単位で

決断と判断をして


速やかなリードを

国民に促していくべきでは

ないだろうか。


それが

今回のセシウム牛の対応にまで

繋がっている気がする。