絶対安心と言われ続けた

原発がぶっ飛んだ。


よって

電力不足となった。


結果

電気代が上がる。


理不尽である。


なぜ

国民が放射性物質を

ばらまかれながら

さらなるフォローをしなければ

ならないのであろうか。


あまりにも

唯一のインフラということで

「とは言っても電気ないと

不便でしょ」

という国民の足許を見てるとしか

思えない。


だとしたら

携帯電話のように

もっとエネルギーを

自由競争させるべきで

そうすれば

「おたくは何電力使ってるの?」

とそれぞれの発電方法やサービスなどで

差別化や比較対象が生まれ

理不尽なことも少なくなるのでは

ないだろうか。


世の中

もともと

理不尽なことばかりだが

3.11以降

さらにそれは加速している

ような気がする。


例えば

僕のオフィスがあるビルは

自家発電であるにも拘らず

エレベーターを止めたり

トイレのエアータオルや

給湯を止めたりし始めようとしている。


理由は

もちろん節電で

自家発電とは言え

世の中の流れで節電をするしかない

というようなことである。


なぜ

自家発電なのに

節電するのかもよくわからず

さらに自家発電だからいいと思って

契約している会社もあるはず。


百歩譲って

節電という流れに協力しよう

とは思うものの


だったら

家賃や共益費をその分返金するべきでは

ないだろうか。


なぜその分払っている契約にも拘らず

節電だけするのであろうか。


ということは

毎月なぜかビルの管理会社に

寄付しているということになるのか。


とても理不尽である。


ただ

そんなことよりも

最大の理不尽は

被災地の避難所の体育館だ。


一気に猛暑に突入し始め

避難所の体育館の暑さは

尋常ではなくなっているようだ。


避難所の体育館だけは

日本の技術の全てを使っても

節電など関係なく

最も快適な生活をできるように

臨時のエアコンをはじめ

完璧な状態にして欲しい。


それこそ

国家予算を注ぎ込んで

かまわない。


そこに血税を使わずして

どこに使う。


なぜ

ただでさえ

地震津波放射性物質汚染と

理不尽の嵐を受けまくり


避難所というさらなる

理不尽な生活を虐げられている

被災者の方たちに

この猛暑の中の節電は

理不尽すぎる。


しかも

放射性物質汚染のこともあり

窓を全開にできない地域もある。


そんな理不尽サウナ状態では

限界を越えるのは当然である。


そんな中でも

笑顔で生き抜いている

被災者の方々。


もしかしたら

そういう方々のインタビューしか

使ってないのかもしれないが

この猛暑寸前の中

エアコンのない体育館で

団扇で煽ぎながら

笑顔でコメントしている

東北の方々を見ていると

余計に国のあらゆる対応の遅さを

理不尽に感じてしまう。


以前も書いたが

もしインタビューを受ける際には

避難所の方々はぶち切れながら

語った方がいいのではないだろうか。


キレながらコメントする

ということを本当に徹底された方が

いいような気がする。


一瞬でも笑顔をメディアにのせると

国や国民が緩くなる。


3ヶ月以上が経った今

本気でメディア戦略を徹底した方が

国に早く腰をあげさせるきっかけになる

のではないだろうか。


たった一人のメディアでのコメントが

いろんなことを変えていくように

御年配の方々も意識的に

キレながらコメントをされた方が

いいような気がするのだが。


そういう余裕もない

という意見もわかるのだが

東北の方は元来我慢強く

ストイックなので

笑顔で乗り切れてしまう

素晴らしさがあるのだが


その現状に調子に乗り

甘んじる政府の空気を

一ミリも作らせないために

作らせないことも

ここまで国が遅いとなると

重要な気がしてしまうのだ。


何で

そんなことまで

考えなくてはならないのだろうか。


理不尽な。


娘に“何も気にせず”

水道水を飲んだり

思い切り深呼吸したり

公園の土を手で触ることなどを

自由にさせたいものである。


そんなことを

気にしながらやらせるように

人災でしただけでも理不尽なのに

対応の遅さ

そして

料金値上げ。


理不尽国家。

理不尽電力。


と言われても

仕方ないのではないだろうか。


このまま4ヶ月半年年明けと

何も進まないような気がしてならない。


目途が立たないとは

どういうことなのか。


チェルノブイリも

スリーマイルも

目途は立ち

とっとと解決に向かってたぞ。


あまりにも

何も動かなすぎである。


おちまさと


もう3週間近く

1ドル80円が

淡々と続いている。


こちらも

メルトダウン中。


しかし

こちらも

何も動かない。


大丈夫なのだろうか。


大丈夫じゃないぞ。

きっと。


11年前に

『日本経済これができなきゃ即沈没』

という本を出版したことがある。


出したころは

そんな日本経済が沈没なんて

ありえないと書評されたこともあった。


時を経て

このタイトルが

現実味を帯びてきている。