エジプト革命が

進んでいる。


国民は

フェイスブックや

ツイッターで繋がり

反ムバラクの集会に

集まっている。


これが進み

軍が国民側に付き

ムバラク独裁政権退陣

に至れば


史上初の

ネットによる革命


と言えるのではないか。


ネットは

そこまで

個の力を集結させる

パワーをつけたのだ。


エジプト国民は

ネットにより

自国の独裁状態の

悲惨さに気付いてしまい

立ち上がったところも

大きいのではないか。


ということは

知ったのも

きっかけも

集まる術も

全てネットと

言えるかも知れない。


十数年前まで

なかった通信技術が

こうして

世界の歴史までもを

変えて行く。


この

エジプト革命が

成立したら

ネットはますます

力を持って行くのではないか。


とこうして

ネットで

そんな意見を自由に

書けているのも

十数年前までは

あり得なかった。


しかし

マーク・ザッカーバーグも

こうしてエジプトなどで

革命の手助けにもなることまでも

想定内だったのだろうか。


映画『ソーシャルネットワーク』

を観て来たが

どこまで実話か知らんが

一言で言うと


”嫌な奴しか出て来ない映画”


だった。笑


ここまで

性格悪い嫌な奴ばかりが

出てくる映画も珍しい。


まぁ

よくよく振り返れば

デヴィッド・フィンチャー監督の映画は

嫌な奴祭りと言ってもいいかも知れない。笑


『ゲーム』にしても

『ファイトクラブ』にしても。


特に『ゲーム』なんか


この直後

映画『ゲーム』の

ネタバレあり













「兄さんが嫌な奴になってたからさ」


みたいな台詞で

全てを解決してたしなぁ。笑


それにしても

今回はある種

ドキュメンタリーだし

一瞬これって

『フェイスブック』サイドは

イメージダウンじゃね?

と思うが

ハリウッド映画で

ジャスティン・ティンバーレイクも

出てこれだけ盛り上がれば

世界的にヒットして結果


「会員が増えればいい」


といういわゆるドライな

考えで不等号が利益に向けば

いいという感じなのだろうが。


しかし

そんな映画を観て

「本人とのニュアンスの差は

どうなんだろう」

という疑問も

今はネットが解決してくれる。


YouTubeで

マーク本人のabcのインタビューを

帰宅してすぐ観ることができた。

http://www.youtube.com/watch?v=DOUmzDRGtqs


彼はなぜいつも

カーキみたいな

あのTシャツを着ているのだろうか。


そこでは語ってなかったが

映画の本人の服装に関しては

完璧似てると言ってるらしい。


本人のインタビューを観るに

そこまで嫌な奴には見えなかった。


ネットが出てくるまでは

こういう映画を観たら

「本人は本当はどんな人なんだろう。

ま、いっか」

と永遠に観る事もなかったかも

知れないが

今こうしてすぐ観ることもできる。


そして

その感想をこうして

発表する事も出来る。


しかも

ネットは世界中で観れる訳で

可能性としては

このブログは

60億人が閲覧する

可能性がある。


これもまた

ネット前夜までだったら

企画書を作り

大人達の篩にかけ

スポンサーをつけ

やっと世の中に出てという

面倒とタイムラグがあったが

さっき観た映画の感想も

すでに

本人の映像と見比べながら

こうしてもう書けている。


その文明の利器は

今エジプトに革命を

起こそうとしている。


『フェイスブック』

は5億人を突破し

ある種

中国・インドに次ぐ

人口を誇る

国境をまたにかけた

一つの国とも言える。


ネット上の国家。


ジョン・レノンが

生きていたら

この国境のなさを

どう思うのだろうか。


一方で北朝鮮には

このネット自体が

張り巡らされてないので

とても深刻だ。


兎にも角にも

今回のエジプト革命が

ムバラク退陣に成功した場合

インターネットという価値は

またがらりとその価値を

変えることになることは

間違いない。


他メディアでは

成し得なかった事を

しようとしているのだから。


『しろつく』を始めとする

GPSの位置情報が取れる

携帯SNSゲームが

実際に様々な企業や

イベントとの連携で

ゲーマー達を

外のリアルな場所への動員に

どんどん成功しているように


ネットはこれから

インドアでなくアウトドアとの

接点をさらに持って行く。


楽天で物を買おうが

最後はリアルな

宅急便のお兄さんが

運んで来るように

ネットとは最後は

とても生臭いリアルなもので

完結する場合が多い。


その最大な

国の革命が

起きようとしている。


これで

ネットはさらに

化けるのではないか。


ブログもツイッターも

たった一人の言葉が

物凄い力を発揮する日が

来るかも知れない。


というか

もう来ている

かもしれない。


おちまさと


ネットもいろいろで

八百長相撲をメールで

やりとりしていた

というのも

ネットなんだよなぁ。


これから

どんどん

力を持って

そして

ネットありきの生活になって

キューブリックの

映画『2001年宇宙の旅』の

コンピューターHALみたいに

ある日人間よりもネットに

主導権を握られそうで

恐い一面もある。


ま、一つのアイテムとして

使うってことで

付き合っていけば

いいのではないか。