一人の侍が

10年越しに

大記録を作った日に


日本政府は

何をしているのか。


どう考えても

拘束された日本人と

タイミング的に

無関係と言えない。


ここには

交渉はあるのかい。


なぜ

言われっ放しなのか。


言葉もない。


やられたらやりかえされ

それに日本は交渉なしに

屈するという繰り返し。


日本以外は

戦争が続いている。


一方

前人未到の記録を

達成したイチロー選手。


常にストイックに

一番打者としての

コンディションを

整え続ける精神力。


200本安打を放ち

なかなか観客に

手を上げないイチロー。


この間で

低迷するチームや

2008年に

チームメイトから

個人成績しか興味がない

というような嫉妬や中傷をされ

何をどう喜んでいいのか

わからずにいたらしく


しかし

ベンチがみんな拍手しているのを見て


「ああ、喜んでいいんだ」


と思い

ヘルメットを取って

観客に挨拶した

らしい。


何という冷静さ。


これが

イチロー選手の

天才たる所以かも知れない。


イチロー選手は

ヒットを放ち

ベースに立った時に

ヘルメットの耳の穴に

指を入れた瞬間に

そのヒットを打った事を

忘れると読んだ事がある。


過去の成功を忘れ

過去の成功に自惚れる事なく

毎打席1打席目として

挑んでいるらしい。


だから

他の選手よりも

三打席目に三安打を打つ

確率が高いらしい。


普通は

最初の二打席を二安打すれば

「今日はもう打ったな」

とどうしても余裕が出て

三安打目四安打目が

出ずらいらしい。


しかし

イチロー選手は

毎打席フラットだから

三安打目を打てる。


過去の栄光など

意味がない。


それが

常に進化する条件。


イチロー選手は

もう10年連続200安打を

忘れているはず。


だからこそ

4年後か

ピートローズの

世界最多安打記録を

塗りかえる。


ところで

日本の外交は

過去のパターンと

何も変わらない。


過去の栄光どころか

過去のダメなパターンを

忘れずにいるのか。


おちまさと


官房長官の言ってた

ハイレベルな交渉は

どこいった。