二ヶ月前
子供の誕生に伴い
オフィスを家の近くに
引っ越し。
これも
不思議な縁で
出産予定日が近づくと同時に
引っ越ししたかった
オフィスビルが空いたのだ。
なので
子供の出産の準備と同時に
新オフィスのデザインを
同時に準備して
同時に誕生させた。
数年前から
名刺も白いプラスチックカードにするなど
全ての身の回りの
デザインのコンセプトは
シンプルにしているので
オフィスもシンプルを
コンセプトにした。
さらに
映画『２００１年宇宙の旅』の
白でシンメトリでプリンとした
あの宇宙船のような中で
働きたいのでエントランスから
デザインしてみた。
そして今回は
以前からいろいろ
お仕事させていただいている
ある企業とコラボさせて
いただきながら
いろいろ空間デザインを
していった。
それは
『コクヨ株式会社』
コクヨと聞くと
普通は文具や
会社の事務用品
などを連想する方も
多いかと思うが
写真の
丸テーブルも椅子も
シルバーの
やぐらのような骨組みも
全てコクヨさんの商品である。
僕は衣食住が趣味で
インテリアなど
一日見てても飽きないので
コクヨさんに伺う度に
大きなショールームに
置かれている
たくさんの商品を
見させていただいて
いたのだが
その中にある
洗練された
おしゃれなアイテムの数々に
驚いていた。
だから僕は
今度オフィスを引っ越すなら
その中から
自分なりにスタイリングして
コクヨさんと共に
作らせていただきたいと
思っていたのだ。
ちなみに
丸テーブルは
というシリーズで
イスは
というシリーズで
シルバーの骨組みやぐらは
といシリーズのもの。
コクヨさんのような
老舗企業にはついつい
機能性だと思いがちだが
今はファッションとしても
進化している。
機能性＋センスは
鬼に金棒。
それが証拠に
一緒に飾ってある
ずっと前に
コンラッド・リーチさんに
描いていただいた絵と
メディコム・トイさんに
作っていただいた
フィギュアと
FENDIのイスと
全く違和感がない。
僕は
服でも
ハイエンドとストリートを
ミクスチャーするのが
ファッションの醍醐味
だと思っているので
空間もそうでいたい。
日本の老舗企業の凄さを
ファッションで伝える事も
重要だと思う。
そして
イメージだけで
決めずに
様々なジャンルの壁を
取り払って
自分だけのものにする事が
おもしろい気がする。
おちまさと
僕は
これから
日本の老舗企業が
さらに注目される事に
なると思っている。