仕事の信条の一つで


『振り幅』


がある。


キティちゃんの服から

小沢一郎さんの本まで


自分のプロデュースを

背骨はぶれることなく

ジャンルの幅は

広くありたいと思っている。


故に

仕事で対談させて

いただく方も

振り幅が広くなる。


一日の中で

しょこたんと対談し

その後

舛添要一さんと対談

というケースも

この間あった。


そんな中

昨日今日と

ある意味

振り幅のあるお二人と

講演イベントと雑誌で

対談させていただいた。


昨日は

『踊る大捜査線』の

フジテレビプロデューサー

亀山千広さん


そして

今日は

ジャーナリストの

上杉隆さん。


お二人とも

マスメディアを舞台に

大活躍されている。


しかし

その同じ

メディアと言っても

その活躍のベクトルには

振り幅がある。


亀山さんは

『あすなろ白書』

『ロンバケ』

『踊る大捜査線』

と数々の名作人気ドラマを

大ヒットさせ続けている

プロデューサー。


上杉さんは

記者クラブ開放

官房機密費など

報道のタブーに挑む

ジャーナリスト。


偶然にも

連続して

このお二方と

メディアとは何か

という話をさせていただいた。


そこで

いろいろ思ったのだが


メディアとは

狭いようで

一つの国のようだと

感じた。


同じメディアで

ビジネスをしている

と言っても

本当のその立ち位置は違い

もしかしたら

永遠に接点もない

かもしれないぐらい

振り幅があり

離れている。


しかし

どこで仕事しているか

と聞かれれば

メディアとなる。


これに似ている状況は

国しか見当たらない。


どこに住んでいる

と聞かれれば

日本だが

日本だって

いろいろある。


メディアと一言で言えども

それぐらい広い。


そして狭い。


この一方で狭いのも

国に似ている

気がする。


僕は

そんな中

向かうベクトルは

全く違えど

凄い人は凄いと

何とか

言い続けていたい。


その接点のない

様々な方々の

勝手にハブになり

そこで蓄積された

決して接点のない

記憶のパーツを

複合させて

世の中の!マークを

生み出し続けたい

と昨日今日と

さらに思うのでした。


おちまさと


ずっと

偏らず

ずっと

つるまず

生きていける

空気がある時代は

まだいい。


これが

できずになったら

危険信号である。