『日本創新党』
『大阪維新の会』
次々と
新党旗揚げ。
他にも
『たちあがれ日本』
この間の
衆院選前には
『みんなの党』
気が付けば
新党だらけである。
この状況
かつてもあった。
細川内閣の
直前の頃が
こんな感じだった。
単に
歴史の
繰り返しだけじゃなく
進化する事を
望む。
というのも
当時
ある雑誌で
僕は今回の
タイトルと同じ事を
書いた事が
あるからだ。
プロレス化する政界。
というのも
かつて
プロレス界は
猪木さんの新日本と
馬場さんの全日本
他にもあったが
大きく分けると
この二団体だった。
それが
ある日
方向性の違いから
団体を辞め
新団体を作る動きが
活発化された。
まさに
今の政界と
そっくりなのである。
そして
その10数年前の
政界にもそっくり
なのである。
ただ
そっくりなのだが
本質がちょっと違う。
プロレス界は
その後
どうなったかと言えば
新団体だけでは
なかなか運営も厳しく
結局は元の団体と
抗争という中
一緒に興行を開くなど
くっついたり
離れたり
を繰り返した。
これまた
10数年前の
政界とそっくり
なのだが
その後が
違う。
その後
そこに現われたのが
K-1グランプリ
である。
立ち技の最高峰
Kの世界一を決める
という
今までプロレスファンが
もやもやしていた
白黒決着を
確実に
格闘技というスポーツ
として決めようという
空手からの新発想の
団体が登場する。
そして
これは
今までのファン以外
女性などを取り込み
一気に格闘技は
デートでも行ける
というおしゃれな場所へ
意識改革を果たした。
その後
さらに
アメリカの
UFCを参考にし
K-1の流れもくんだ
総合格闘技
後の
『プライドグランプリ』
とう新たな概念も
登場した。
その二団体には
今まで見たことのない
才能を持った
新たなスターが
現われたのだ。
一方
政界を見ると
10数年前
昭和のプロレスから
遅れる事
数年して
まさに新団体のように
新党が乱立し
そして
またくっついたり
離れたりをしながら
ここで
プロレス界と違うのは
今度は
何となく
自民党と民主党
という二つに
なった。
プロレス界で言えば
もう一度
新日本と全日本
に戻った
みたいな感じだ。
そして
政権は交代し
時を経て
今また
政界は
昭和プロレス化
しているのだ。
また
やっと
巡り巡って
馬場猪木時代から
もう一度
分裂をしようと
している。
いったい
どの党が
『UWF』で
その党が
『みちのくプロレス』か
『FMW』か。
そこで
かつて
政界も
プロレス界と
そっくりな
新団体新党乱立
現象が起きながら
格闘技界は
前に進み
政界は
また同じところに
戻っていた
という
その違いの理由は
やはり
上に書いた
K-1
の登場だと思う。
要は
政界には
全く新しい考え
全く新しい血
全く新しい政治家
の
今まで見たことのない
既成概念を覆すような
近未来から来たかのような
新しい政策をかがげた
新党
が出て来なかった
事なのではないか。
どの世界も
淘汰されていくと
ある日
全く想定外の考えを持った
新人種が現われ
そのジャンルを
一気に進化させて
いくものだ。
しかし
格闘技界は
それが10数年前に
現われたが
政界は
新党乱立まで行ったが
結局は
元に戻った。
政権交代したから
それでも進化している
と言っても
牛歩戦術でもあるまいし
2010年には
全くと言って
似合わない。
超ドラスティックに
丸っと進化させる
予想もつかない
政策とそれを訴える
真新しいメンバーが
当時の
K-1戦士のように
颯爽と現われ
政界に
革命を与えて欲しい。
そういう事でもないと
古い体制に逆戻り。
その繰り返し。
進化なし。
となりかねない。
格闘技の
進化を見れば
わかるはず。
政界は
相変わらず
タイガー・ジェットシンが
サーベル振り回したり
両者リングアウト
とかいう時間で
止まっている。笑
結局
今思えば
観客がブーイングして
格闘技は進化させた
のかもしれない。
変な裁定の時は
暴動起きたからね。
でも
政界は
そんな感じでも
国民は
面倒くさくて
自分の事が
精いっぱいで
ムキにはならないからな。
だからって
支持率とか
メディアがうまく利用して
それを暴動と同じように
扱われてるが
それも困る。
とにかく
また折角
新党乱立で
格闘技界で言えば
進化したチャンス
なのだから
ここは
一気に進化させて
欲しい。
そうしないと
また昭和からやり直し
になる。
日本には
時間がない。
おちまさと
やばい
遅刻だ。
時間がない。