かつて

デコと

言えば


『デコトラ』


という

トラック野郎の

装飾トラック

でしか使わない

言葉だった。


しかし


今デコと言えば

女子高生が

ノートや

バッグなど

自分だけの

オリジナルに

デコるのが

当たり前に

なっている。


携帯のデコ化

カスタマイズ化から

始まった発想かも

知れない。


キャンパスノートなどは

デコのためのキットが

コクヨから売り出され

大ヒットするなど

学生の間では

もはや常識化している。


デコという事は


オリジナル


というか


オンリーワン


というか


一言で言えば


「みんなとは違う」


という事である。


ここだけは

本当に


日本は変わった


と思う。


かつては

日本人は

特に若い世代の日本人は


「みんなと同じが好き」


であった。


腰に

動物のシッポみたいな

ものをぶるさげるのが

流行れば

全員がぶるさげて

竹下通りを

歩いていたし


紺ブレが流行れば

センター街は

全員紺ブレだった。


その昔は風物詩だった

○○現象は

なかなか

日本では見られなくなった。


最後は

ヤマンバか。笑


それよりも

今は


オンリーワン。


これは

とても

いい事なのではないか。


それこそ

数日前に書いた


『旗印を数字にするな』


ではないが


「みんながつけてるから」


「みんなが着ているから」


という理由で

同じ行動をしていては

何も生まれない。


そこだけは

日本人の若い世代は


「人とは違う事をやりたい」


という流れに

なって来ている

のかもしれない。


だとしたら


コンサートでの

乗り方も

全員違ったら

いいと思うのだが


コンサートだけは

どうしても

日本は

みんなと同じ

手の動かし方や

同期、シンクロが

好きだ。


外国でのコンサートは

お客さんが

誰一人として

同じ動きをしない。


もしかしたら

もうすぐ

日本も

その時代が

来るかもしれない。


それは

とても

いい事だと

思う。


結局は


『個』


であり


個の集合体


でしか

ないのだ。


では

なぜデコなど

オンリーワンが

流行っているのか。


それは

もしかしたら


この不景気ならではの

若い世代の楽しみ方

もあるのかもしれない。


だとしたら


不景気が産む

いい意味での転換も

あるのかもと

少しはポジティブに

思ってしまう。


一人一人


個の


『幸せ定規』


は幅が違って当然であり


もしかすると

未曾有の不景気は

日本人に

それを気付かせる

きっかけに

なるのかもしれない。


おちまさと


しかし

雨がやまない。


3月の最初から

ずっと雨のような。


さすがに

ここまで

振り続けると

雨に対して

ネガティブでなくなる。


雨。


逆にいいと考えよう。


と。


不景気も同じ。


ここまで

続けば


逆にいいと考えよう


と少しは

ポジティブに

考えなければ

何も生まれない。


そんな気がする。


関係ないが

『1Q84』第3巻

を買った。


テレビでは

本屋に大行列だったが


普通にさっき

山積みから

一冊とって

買った。


あわてなくても

ありそうだ。


今から

読もうかな。