喧嘩から逃げる | 勝負は10年!

勝負は10年!

その日 その時 思ったことを書く。
毎日はあっという間に過ぎていくから あとで振り返りを楽しむていで。

 

ほんとは、それは不本意だが・・・・ 

 

 

血の気の多い10代の頃は、こんな風に 殴ったりの喧嘩もした。

気に入らないとか、むかつくとか、嫌いな相手に対してだけでなく、なんでわからないんだよっていう

わかってほしくて喧嘩もよくした。

 

正義感が強くて曲がったことが嫌いで、コソコソ悪口言うのが嫌いな性格から

真正面から立ち向かって、バカみることが多かった20代。

もう、誰のことも信じられないと人間嫌いになったこともあったほど

結構裏切りも多かった。

 

バカ正直って言葉があるくらい

正直なことや、正義感が邪魔して あぁ、めんどくせって思ったものだ。

 

そうこうして、人の距離感が大事なのだとわかっていながらも

仲良くなった人間は即座に距離が近くなり、また、信じて裏切られて。。。も繰り返した。

 

さすがに50代に入って ほとほと学習しすぎて嫌になり、誰に対しても距離感を持つようになった

 

そしたら

俺にとっての友達はいなくなった。

 

距離感があれば、それは、俺にとって 友達風の知り合いレベルに近い。

会えば話もそこそこはずむし、楽しくないわけじゃないけど、腹を割った話はしない。

 

年齢的に、友達が一番!っていう時代は終わって

還暦もまもなくとなれば、たいがい、どうこの先 余生を過ごす予定なのか・・・

的な話や病気の話とかになっちまうから、ナイーブな話にもなるから、もうここからの知り合いは

そこそこにかかわるのが一番いい。

 

ホントは、相手のことを思って叱咤激励する友情が 俺は好きだったけど

それをしてほしい人がもはやいない現代。

怒られるのも嫌うよね。相手を思って 話し合うなんてこと みんな嫌がる。

 

つまらない時代だ。

 

ってか、大事な関係の人と、親子でもキョウダイでも、夫婦でも恋人でも友達でも

自分は こう思うよっていう向き合い方から逃げてることが多いようにおもう。

喧嘩したくないし、とかめんどくさいし、とか。

喧嘩って空気悪くなったりするけど、そのあと、自分で反省して、仲直りする時間も大事だと思うんだよな。

 

今の俺は、嫁にだけは 自分のままでいる。

喧嘩からは逃げない。喧嘩もする。だけど、内観もして、しっかり最後までやり切る。仲直りまで。

 

でも、友達とは、思う事はあっても、言わない。

言わないから喧嘩にならない。

喧嘩にならないけど 本心ではつきあえない。

本心じゃないから 友達ではなくなる。

友達ではなくなって知り合いくらいになってしまったら、会う必要もなくなっていく・・・

 

そうなると、会わずして 年に数回の「元気?」という社交辞令になる。

 

そんなのも、もういらない。

 

もはや 嫁は親友も兼ねている

 

あははは  とほほほ