毎日毎日滅茶苦茶暑いですね。
今更ですが、こんなに毎日暑いのはやはり普通ではないのかもです。
それ今頃言う?って感じですが、エアコン頼りの毎日が続いています。
ところで今回と次回の2回に渡って7月27日土曜日のお話を綴ります。
この日、ここのところ足が遠のいていた金剛山のカトラ谷へと、かなり久し振りにやって来ました。
(頂上から下ってのニリンソウはだいたい毎年の様に見ていますが、下から登るのは久し振り!って言うお話です。)
二十数年前に当時同じマンションに住んでいて、親しくして頂いていた方が、実はかなりな山の達人だった訳なんですよね。
今はもう山手の方へ隠居されて、木工に凝り、とある兵庫の道の駅で椅子やテーブルなどを出品されたりしていました。
その方に連れられてやって来たのが、ニリンソウがちょうど見頃のカトラ谷でした。
その後も、ギンバイソウやジンジソウ、そして、今回のイワタバコなどそんな花たちを楽しみに訪れていましたが・・・
2017年10月に発生した台風21号により、金剛山も登山道が崩落などによりあちこちに被害が発生、その中でカトラ谷も通行が困難になるくらいの崩壊が発生しました。
その頃の『ちはや園地・ちはや星と自然のミュージアム公式ブログ』にもその後の対策工事で設置した金網の様子が出ていました。
その後も、何度か訪れていますが、今回は相当久し振りです。
崩落前は、ちょっとスリルのあるアスレチック的なコースと言う感じで、その頃はとても活発だった子供たちとも何度かカトラ谷を下から登ってニリンソウを見に来ました。
コースとしてはちょっと懐かしい、そんな訳でこの日は愛妻とも一緒です。
こちらには、山芋の花 雄花ですね。
そして、花も終盤に向かっていますが、ヤマユリ 豪華ですね。
日本の固有種ですが、欧米で品種改良の親となり、カサブランカなどの名花が生まれた元になったそうですね。
以前に六甲高山植物園のガイドさんに教えてもらいました。
そんな当時の台風の後は、アスファルトが陥没していたり、土石流が発生したのか、岩やら土砂やらで溢れて、この辺りも、道やら、沢やら、何か分からなくなっていたのを思い出します。
そして、今は、この辺り、黒栂谷への林道も沢の水に覆われて、ちょっと涼しくなっています。
この上から流れて来る沢水が林道にも流れて来ていました。
この辺りにはキンミズヒキが咲いています。
遠目には鮮やかな綺麗な色で何の花?って感じなんですが、近付いて良く見ると紫陽花?
何だかちょっと変わった花ですよね。
そして、セトの方へと登る道から分かれて、カトラ谷の方向へと入ります。
結構、繁っていますね。
黒い大きなアゲハが蜜を吸っているみたいでした。
モンシロチョウもやって来たので、スローで撮影して見ます。
ちょっと不思議な映像になっています。
花はフサフジウツギですね。
ちなみに、周りは晴れていますが、金剛山の上は雲が漂っていた気がします。
だいぶアブなんかが飛び回っていると言うので、リュックには、今シーズン初のピンク色の山用強力蚊取り線香を焚いて歩きます。
ここを左手に登って行くとワサビ谷に合流ですね。
はい、本当に、その親切 不要です!!ね。
その先から沢に入り、いよいよカトラ谷です。
一の滝 最近?は、右から登るのが流行だそうですが、私は、昔からの左から登ります。
ここは右に巻き道があります。
その先に二の滝 こちらも右に巻いて登れます。
ここで第一イワタバコさんとご対面です。
こんな感じに咲いてくれています。
ピントが合っていませんね。
最新のiPhoneに更新しましたが、こんな被写体は案外と苦手みたいです。
新しいソニーの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー(CIS)を搭載しているハズなのにね。
今日はその後も崩落が進んでさらに足下が不安定になっているところも有ると言われているので、スマホだけで来ました。
胸に重いカメラを下げて来ると足下も見えなくなるので、久し振りのこともあり、この日は身軽にスマホのみです。
二の滝を越えるとこんな感じです。
倒木はありますが、この辺りの風景はたぶん昔のままですね。
そして、まあまあ涼しくて気持ち良く歩けます。
で、ガクアジサイ?って思いながら良く見るとギンバイソウがありました。
花はもう終わりですが、葉の先が裂けているのも特徴的ですね。
そして、がく片が3枚の装飾花(中性花)が見られます。
何か朱色と白色のマーキングみたいなのは、何かの菌類ですかね?
沢にはギリギリ残っているギンバイソウの花が見られました。
一つの雌しべにたくさんの雄しべ、そして、5枚のがく片と花弁の両生花が一番下に見られました。
沢と言う程では有りませんが、沢筋に沿って登ります。
こんなところにもキツネノマゴ?
この辺り、いつもキラキラ~♪って、目ではキラキラなのに、スマホではそんな感じに見えませんね。
左下の日陰の辺りは少しキラキラに見えますか?
私だけでなく、昔、通った時には、みんな砂金ちゃうん?って言っていたんですけどね。
う~ん 現場では、こんなにキラキラ輝いているのにね。
と言うところで後編へと続きます。
この先から、いよいよカトラ谷のメインでもあり、そしてイワタバコのゾーンでもある核心部へと入って行きます。