愛宕山の続き、とうとう最終回です。ニコニコ

念願の愛宕神社さんを参拝し終えて階段を下ります。

思った以上に登っていたみたいですね。びっくり 
どんどん階段を降りて行きます。

 

 

まだまだ、どんどん下ります。

と、白装束の二人組の方が登って来られていました。ニコニコ

 

 

ついつい写真を撮った後に目が合いましたが、お二人から「ようお参り~!!」と声を掛けて頂きました。爆笑

大峯と同じですね。

 

 

とても良い景色です~♪ラブ

 

 

階段を降りて社務所(宿坊?)跡みたいな建物が集まっているところまで来ました。

この辺りには、杉木立の中にベンチがあったり、東屋があったりして、たくさんの方たちがちょうどお昼の休憩中でした。


私たちも広めの休憩所の中で、朝、コンビニで調達して来たおむすびランチをのんびりと頂き、月輪寺さんへと向かいます。

愛妻はスープも入れていましたので、私は珈琲がもう一杯飲みたいな〜と思いました。

しかし、ここから先は駐車場までトイレも無いので、念の為、珈琲はやめておきました。チュー

(茶色多め、野菜🥦ゼロ0️⃣😆)

 

 

木立の間から景色が望めました。

 

 

京都市内方面、向こうの山は比叡山とかでしょうか?

 

 

 

 

タイヤの跡がありましたので、金剛山みたいに車道も来ているんですね。

 

 

月輪寺へは下に向かっている細い道を行きます。

上の道を行けば、三角点がありますが、何か愛妻の調子が上がらないので、このまま下山です。

 

 

少し降りると見晴らしの良いちょっとしたスペースがあり、ベンチもいくつか置いてありました。お願い

 

 

 

 

大台ヶ原山まで106km 見通しが良ければ、色々な山々が見えるみたいですね。

 

 

再び下り始めます。

 

 

広島の宮島を思い出すような大きな岩がありました。

 

 

 

 

 

 

こちらは36分の33、きっとこちらの道は、全部で3600m歩くと登山口と言うことみたいですね。

 

 

ここを下へ降りると大杉谷方面だそうです。

大台ヶ原だけではないのですね、大杉谷と言う名は。爆笑

 

 

場所は違いますが、妙見山と同じ様に、ザレ、ガレの、割と石ころの多い道が続きます。

 

 

 

 

緩やかになったり・・・

 

 

細くなったり、急な下りになったり・・・

 

 

そんな道をどんどんと下ります。

 

 

何か気配が感じられると思ったら・・・

 

 

ここから月輪寺の境内の様です。

ヤマレコからは、「まもなくげつりんじ」って案内がありましたが、「つきのわでら」と読むのが正式な名称です。爆笑

走らないように、そして、PM5時から翌日のAM9時まで立ち入り禁止になっています。

トレランの人とかはついつい走ってしまいますよね。

 

 

境内に入ると~こちらが有名なシャクナゲの木 樹齢500年以上なんだそうで、明智光秀が植えたと言われています。

花が咲いているところを見るには、四月末から5月初め頃に訪れる必要があります。

 

カエルが乗っているところは、空也上人が龍神から授かったと言う霊水の出るところです。

水道が来ていないため、正に命の水だと、また、今年は3月くらいまでなかなか水が出なくて、やはり異常気象だと話されておられました。

また、この周辺で、ちょうどタゴガエルがのんびりと鳴いていました。爆笑

 

 

住まいの一部なんでしょうね?

立ち入り禁止になっていますが、お孫さんでしょうか?

中に若い男の子が座っていました。

 

国重要文化財の空也上人自作の像が収蔵されていることと、月輪寺のツイッターを検索して!と言うのと、白洲正子が愛し通い続けた月輪寺にようこそ~と書かれていました。

白洲正子は、寅に翼に出て来た華族出身の桜川涼子みたいな感じでしょうか?

白洲次郎と結婚した当時の人たちには有名な女性ですね。

 

また、空也と言うと、あ~詩人?😆と思いましたが、そちらは、中原中也 中也でしたね。

無知がバレてしまいます。爆笑

 

 

空也上人と言えば、6体の小さな阿弥陀仏が口から出て来る様な像の僧なんですよね~そう言われれば、何かで見たことがありませんか?

もうその展示は終わっていますが、下のリンクを開いた、一枚目の写真『重要文化財 空也上人立像くうやしょうにんりゅうぞう』です。

この像は、南無阿弥陀仏と唱えた声が6体の阿弥陀如来となった瞬間を表現しています。

 

 

 

ご本堂の前には、月輪寺の由緒が紹介されています。

 

 

色々な方が修行に来られたお寺さんなんですね。

 

 

左の桜の木の奥に御本殿があります。

右の建物には、御住職が座って、参拝者のお相手をされていました。

御朱印も直書きで書いて頂きました。

 

昭和二十年ころにこちらで御住職をされていたのがお父様だったと言う方が、現在の御住職、尼さん(当時の御住職の娘さん)です。

一度廃寺になっていましたが、二年ほど前から、こちらで御住職になられたと言われていました。

 


こちらの桜は、「しぐれ桜」 しだれ桜ではなくて、しぐれ桜です。

親鸞聖人が流罪になる時にお手植えされた桜だそうで、4月中旬から5月中旬の間に涙を流すと言われているそうです。

その時期にこの桜の葉を見ていると、葉の先から雫が見えて来るそうです。

出るものを調べてもどうして出るのか分からず謎なんだそうで、それは法然上人との別れのときの「親鸞の涙」だと言われているんだとか。ニコニコ

 

 

正面からは撮り忘れましたが、右奥が御本殿で、こちらにもクリンソウがちょうど咲いていました。

 

 

なぜに信楽のタヌキ?

 

 

そして、御本殿の前には・・・

 

 

ちょっとアップして親鸞聖人。

 

 

こちらが頂いた、なんだかとても味わいのある月輪寺の御朱印です。

お話ししながらも書いて下さいました。お願い

 

 

こちらが本来のお住まいでしょうか?

水道もガスも無いし、電気は来ている様ですが、湿気で漏電が多いのか、あまり使えないみたいに言われていました。

当然消防車も来られないし、火事が心配なので風呂も沸かせないそうです。

実際に消防署からも止められているので、カナダライで行水だ〜みたいに言われていました。

そして、郵便も、宅配も来ないし、買い出しも歩いて降りて、担いで登って来るそうです。

山中のお寺さんで暮らすのも修行の一貫かも知れませんが、想像以上の苦労もある様です。滝汗

 

 

こちらは事前予約が必要ですが、宝物館です。

重要文化財の坂上田村麻呂作の十一面千手千眼観世音菩薩をはじめ、歴史的な仏像など多数、そして、それらの中でも、入り口にも貼ってあった鎌倉時代に作られた本人作の空也上人像が一番の宝みたいですね。

その像は、少し上の空也上人とは〜と言うところで出て来た空也上人像にも通ずる、しかも、空也上人本人作のこちら、月輪寺オリジナルのものです。


そして、建物の脇に何かいます。

 

 

脇の気になるものは、鹿さんでした。

あ~痒い痒い!!爆笑

 

 

水を少し飲んで・・・落ち着こう。ウン。

 

 

でも、耳がこちらを向きましたね。

 

 

何か前足の置き方がチャーミング~♪ モデルを目指している?爆笑

 

 

そして、私と目が合いました!!

奈良公園と違って野生の鹿だと思いますが、全然逃げるとか、逆に向かって来るとか何もなく、飼われている柴犬みたいに普通にこちらへ近寄って来ました。爆笑

 

 

赤ん坊が眠っているかの様な形のこぶを抱いた、樹齢千年の「子宝紅葉」です。

 

 

下から登って来ると、いよいよ月輪寺へ到着と言うところですね。

私たちは、月輪寺への登山口へと、逆に下山して行きます。

どこか、境内の中に生駒山の方まで見えるところがあったみたいですが、御住職の個性が強過ぎて、景色には興味が湧きませんでした。ニコニコ

 

 

左のちょっとややこしい道から降りて来ましたが、若者向きの道だった様です。爆笑

 

 

結構、急登なので、下から登って来るとかなりしんどそうです。

それでだと思いますが、案内が割と密で丁寧に付けてあります。

 

 

少し開けたところに出ました。

黄色い花が咲いていますね。

 

 

マメ科ぽい感じです。

 

 

ジャケツイバラ(蛇結茨)の花みたいです。

 

 

『つらくとも こらえて登れ皆の衆 大師聖人にあうと思え』

苦労して登って来ると、この言葉が染みそうですね。

 

 

身助地蔵尊 登れば後30分です。

 

 

何だか久し振りな感じのシダですね。

 

 

 

 

シダを見ると子供の頃を思い出します。

 

 

そして、36分の1まで降りて来ました。

 

 

しかし、いやいや、まだ、もう少しあるみたいです。

 

 

やっと降りて来ました~こちらが登山口です。

 

 

すぐ近くに空也上人も修行をしたと言われている滝があり、こちらも気になりましたが今日はパスです。

普段なら行くんですけどね。

 

 

 

 

少し離れて、川を挟んだ向こう側に見える様になった登山口です。

 

 

ここからは、一時間くらいでしょうか?

しばらく林道歩きです。

 


 

 

おびただしい数の倒木が見られます。

 

 

振り返ると、こちら、上の道が大杉谷から降りて来た道です。

 

 

再び、林道を歩きます。

この辺りは自然林ですね。

 

 

 

 

大半は、植林の道です。

 

 

 

 

林の中は、倒木だらけって感じです。

 

 

とにかく、安全のために明るい昼間の間に登りましょう〜ってことですね。

 

 

通り過ぎて、振り返ったところです。

ここから、京都一周トレイル、東海自然歩道とも合流です。

下の道から、若い女性たちのグループがやって来ました。

 

 

エゴノキの花が可愛いですね。

 

 

駐車場が近付いて来ると、この辺り、川遊びのメッカとなっているみたいで、子供たちの賑やかな声が響いて来る様になって来ました。

住まいの方だと、良くキャンプをして川遊びをした滝畑の方の光滝寺キャンプ場みたいな感じでしょうかね?

ただ、良く見ると、ここは、キャンプもバーベキューも、出来はしないみたいです。

バーベキューの炭の後始末に不備があったのと、騒ぎ過ぎが原因の様ですけど、川の水も綺麗で、川遊びは楽しそうでした。

 

 

あんなところに橋が見えますが、上にも何か道が有るみたいですね。

 

 

元の駐車場まで戻って来ました。

この時間なので山登りではなく、やっぱり川遊びのお客さんみたいですね。

まだまだ車が入って来ます。

 

 

愛宕神社さんのお参りと昼休憩に予定以上の時間を割いたみたいですね。

 

 

帰りは、愛妻の調子が良く無いこともあり、温泉にも、カフェにも寄らず、真っ直ぐ帰ります。

ここまで、混んではいましたが、思ったより車はスムーズに通り抜けられたと思います。

しかし、渡月橋の上にも、朝と違ってたくさんの観光客で溢れていました。

 

 

写真のところはそうでもありませんが、車で走りながら見ていても、外国人の観光客が圧倒的に多いですね。

 

 

帰りは、何だか遠回りですが、国道9号線から京都縦貫道経由で帰りました。

2分早くて、230円安い方で帰れよ!って思いますが、帰りの時間はこっちの方が事故での渋滞が少ないと思います。

 

初めての愛宕山、やはり、歴史のある山ですね。

色々と見どころも沢山あって、楽しい山行でした。

今回の愛宕山登山はこれにてお仕舞いです。爆笑

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。ニコニコ