この日は4月6日土曜日、愛妻が私も登りたいと言うので前日に続いて、金剛山に登ります。
そして、サボっていたのを取り戻そうと連続登山、しかし、サボっていた付けが回って、いつになく筋肉痛が激しい。
この日は、訳あって香楠荘尾根を登ります。
昨日のミソサザイに続き、今日はカラ類などたくさんの声が響いていますね。
登り初めはキツかったんですが、段々と慣れて来たのか、変な歩き方もだいぶマシになって来ました。
ロープウェイの鉄塔のところまでやって来ました。
この梯子、何気にそのまま登れますね~私は高所恐怖症なので登りませんけど・・・ただ、なぜだか見晴らしの良いところは好きなんですよね。
そして、ここはこの日の目的の場所のひとつでもあります。
目的は、ここから見える金剛山ロープウェイです。
2022年の秋の時点で、譲渡先の企業が見つからなかったとして、千早赤坂村の村議会は全会一致で、金剛山ロープウェイの廃止撤去が決定しておりました。
最近になって、その金剛山ロープウェイがとうとう撤去されることになりそうだと聞きました。
そもそも大阪北部地震などを受けて、千早赤阪村が調査したところ駅舎の耐震強度不足が判明したのが始まりと聞いていましたが、補強改善工事をするには、約10億円の費用が掛かるのだとか、一方、撤去するのにも5億円の費用が掛かるそうです。
最近の民間放送のニュースで、これから撤去の費用を千早赤坂村の予算に計上し、2年間をかけていよいよ撤去工事を開始する様に言われていました。(と、思います。)
(しかし、今になってネットで検索してもそんなニュースが出て来ません・・・ネットの中での金剛山ロープウェイのニュースは、なぜか2年前から進んでいませんので、本当に撤去開始のニュースを見たのかちょっと自信が無くなって来ました。
昔の決定事項を繰り返して報道していたのを勘違いしただけなのかも知れません。)
勘違いかも知れませんが、村議会で既に決定済みのため、いずれにしてもいつかは撤去されてしまうのは、間違いのないことですね。
寂しいですが、そんな金剛山ロープウェイの今、在る雄姿を目に焼き付けておこうと、そんな気持ちでやって来ました。
向こうにも見える鉄塔・・・
アップして見ます。
そして、反対側の頂上駅です。
再び動くことは無い・・・寂しい現実ですが、今となっては、そんなロープウェイの雄姿を目に焼き付けておくことくらいしか出来ません・・・
そんな寂しさを感じながらも、気を取り直して尾根を登ります。
その後、到着したちはや園地をしばし散策して、花と星のミュージアムの前まで登って来ました。
ちはや園地の花の様子は、また、別編で紹介しますね。
この日は、薄っすらですが大峰の山々も春霞で柔らかく見えています。
ここで、キタテハでしょうか?
何か変な感じ・・・猫好きさんが、猫に顔を埋めて、猫ちゃんの匂いを嗅いでいるみたい?
蝶などの生態も色々と複雑みたいで、調べてみると、ちょうど交尾拒否行動と言う状況の様です。
オオミスミソウも花が散り始めていますが、今年も見られて良かったです。
こちらも、もう見納め時期みたいですね。
知らない間に咲いているミスミソウの種類が増えている様な気がします。
ミヤマカタバミ どの子も閉じていましたが、こちらにかろうじて咲いている子がいました。
そして、スミレ~♪ エイザンスミレが咲いています。
こちらは葉に泥が跳ねていますが、タチツボスミレ
こちらにも、この特徴的な葉はエイザンスミレですね。
スミレは、これから色々咲いて来ますね。
ここでおにぎりと珈琲タイムです。
カルディーのプレミアムモカブレンド、お気に入りのツッカーノブルボンの珈琲、そして、カルディーのデカフェと、無印良品のデカフェなどいくつか持って来ました。
しかし、ここはとっておきの珈琲を飲むことにしました。
2022年にホンジュラスで開かれたコーヒーの世界大会で1位を獲った豆、ラ・サルサ農園のゲイシャ ウォッシュドです。
何と、1パック 税込みで900円~!!でした。
和泉府中のデイリーカナートの中のカルディに残っていた最後の1パックです。
何でか、興味が湧きすぎて、つい購入してしまいました。
ちなみに、
『ゲイシャコーヒーとは「ゲイシャ種」と呼ばれる、エチオピア原産のコーヒー豆です。ゲイシャ種はアラビカ種に属する品種の1つで、アラビカ種からの突然変異によって生まれたともいわれる、希少なコーヒーとなっています。
「ゲイシャコーヒー」の名前は日本の「芸者」が由来になっているのでは?とイメージされる方も多いかもしれませんが、ゲイシャコーヒーは芸者とは関連がありません。エチオピアの「ゲシャ」と呼ばれる地域に自生していたことがゲイシャ種の名称の由来とされています。現在、ゲイシャコーヒーは中南米、パナマを中心に栽培されています。
ゲイシャコーヒーは、花のような香りに酸味と甘みが特徴的な、紅茶を思わせるような味わいのコーヒーです。柑橘系のフルーツのようなフレッシュな酸味とはちみつのような甘みで、飲み終わった後も長く余韻が続きます。』とあります。
そんな訳で、金剛山の千早園地のテラスで頂きました。
確かにフルーティーですが、酸味がかなり効いています。
以前に天王寺のヤードコーヒーと言うお店で頂いた珈琲を思い出す、そんなシャープな酸味です。
酸味が際立ちすぎて、正直、この珈琲を飲むには、まだまだ、私の修行が足りない様です。
逆に言えば、ヤードコーヒーがこのような世界レベルの珈琲の風味、味を実現していると言うことなんでしょうね。
二年前に飲んだヤードコーヒーのメニューを見ると、その日飲んだのは、ゲイシャ種ではありませんでしたが、確かに、ゲイシャ種のコーヒーもメニューの一つに入っていました。
ちなみにヤードコーヒーのオーナーは、あのチョコレートケーキ系の人気店、なかたに亭の息子さんなんですよね。
そして、あちこち話が飛びますが、お父さんである中谷哲也さんのお店、なかたに亭は、今年、3月17日を持って、37年間続けたお店を閉店されましたね。
テレビでも営業最終日に向けての密着取材をして、最終日の様子などを放送しておりました。
下記は、一番人気のケーキ カライブです。
私も過去には、何度かお邪魔して、購入したことがありました~♪
個人的には、チョコレートケーキ系では、最高、最強だと思っています。
65歳を機に何か思った様ですが、今後のことについては、今のところ何も発表されていません。
ただ、このままでは終わりそうにないので、まだまだ、期待したいと思っています。
またまた、全然話は変わりますが、この日の私のおやつは?と言うと、あたり前田のクラッカー びっくりするくらい懐かしい!!
そして、右のお菓子は、日清シスコって会社のココナッツサブレです。
こちらも、昔からあって、懐かしいですね。
ココナッツの香ばしい風味が何気にやみつきです。
実は、どちらも私の住んでいる堺市で造っているんですよね。
と、空を見上げると、昨日に引き続いて、天気が悪くなって来ましたが、何だかちょっと不思議な光景・・・この写真の右上に注目して下さい。
何か見えませんかね?
ズームアップすると、こんな感じになっています。
大和葛城山から飛んで来たんでしょうね。
パラグライダーみたいです。
パラグライダー場が金剛山の向いの山、大和葛城山にありますからね。
お~もう一人飛んで来ました。
こちらですね~♪
上ばかり見ていると、今度は目の前に野鳥が飛んで来ました。
ちょっとあれこれせわしないですけどね。
すぐ前の柵の木の上に、誰かが少し餌を置いてあったみたいです。
カラ類でも小型のコガラちゃんですね。
いや~可愛いですやん。
こっちを向いたり・・・
餌をつついたり・・・
と思えば、クルッと向きを変えたり・・・
なかなか忙しく動き回りますが、とにかく可愛いですね~♪
休憩所の中です。
だいぶ暖かくなりましたので、火は入れていませんが、暖炉があります。
冬は登山靴のスパイクとか外すのがめんどうだし、いつも今日と同じ、外のテラス席なので、中に入るのは久し振りですね。
今日は、外の方が暖かいので、結局、また外のテラス席に戻りました。
ひと休みの後は、ちはや園地の星と自然のミュージアムのところから、らくらくの路に入って歩きます。
まだ、何だか冬の装いのままな感じですね。
シャクナゲもまだまだこれからみたいです。
スミレは何種類か少し咲いています。
そして、カタクリのところへとやって来ました。
どうですか?いつもこの景色を見ているので、少し前の森野旧薬園のカタクリが何か違う、緑の中に咲いている~と思ったんですよね。
良い時に来ましたね~ちょうどカタクリの花が見頃を迎えていますね~♪
カタクリのところから、さらに登って行きます。
ウグイスも練習しながら鳴いていますよ~♪
そして、頂上の方を目指して、歩きます。
明日香の方、奈良県側です。
一の鳥居をくぐります。
葛木神社さんに登ります。
そして、葛木神社さんにお参りです。
葛城神社さんは、一言主大神を祭神として祀っています。
少し下って転法輪寺さんにもお参りです。
天気は相変わらずどんよりとしたままですね。
お不動さんにもご挨拶。
こちらのしだれ桜が咲くのは、まだ先ですね。
行者堂 役行者様にもお参りです。
今日は、昨日より気温が上がって、13℃になっていました。
小さな社の横の鉢植えです。
ラベルは紅花イチヤクソウって読めました。
上高地とかの花全体が紅色のベニバナイチヤクソウとはだいぶ違いますが、確かに白い花の縁が少し紅と言うか、可愛いピンクになっていますね。
シラネアオイも咲き始めていました。
この辺りの植物は、六甲高山植物園さんに依ると、出始めると成長がもの凄く早いそうです。
そして、噂のシュンランも咲いていました。
さらに鉢植えのサイゴクサバノオ 葉が緑に近くて、この辺りの野生種より花も白い感じがします。
それらを見守っているのは、何と勉学に勤しみながらではありますが、若き日の二宮金次郎さんではないですか!!
回数登山の捺印を頂き、国見城址広場に到着です。
土曜日なので人は多めです。
何か昨日と同じ・・・どんよりな天気 デジャヴですね。
お約束のPLの塔も、やっぱりどんよりです。
サカナクションの魚のところの看板は無くなったんでしょうか?
撤収したのかな?見当たりませんでした。
こちらも噂の桜のソフトクリームです。
昨日は、金曜日で売店がお休みでしたので食べられませんでした。
なので、早速購入です。
いや~これがジューシーと言って良いのかどうか分かりませんが、桜餅の様な香りがして、とても美味しいです。
愛妻も、めちゃくちゃ美味しいやん!!って絶賛していました。
この後、この日も安定の文殊尾根から、文殊中尾根へと下りました。
千早川マス釣り場のところには、淡い黄色の花が咲いています。
アオモジの花みたいですね。
この日と前日の金剛山の春の花は、また次回にまとめて上げさせてもらいます。
今回のお話はこれにてお仕舞いです。
今日もお付き頂きましてありがとうございました。