いよいよ生駒山上遊園地&頂上へ 駐車場を躱(かわ)して通り、階段を登ります。
前から来る何語かわからない言葉を喋る二人組の一人は、でっかいスピーカーを背負っているのか?ってくらいの凄い重低音に、なかなかの音量🔇で音楽を聴きながら降りて来ます。
どないになってんのか?ちょっと不思議に思いますが、娘のBluetoothで繋ぐ小さなスピーカーでもなかなか良い音がするので、何か🔈リュックにでも入れてんのやろね。
ちなみに、駐車場から階段に並行してケーブルカーもあるみたいですけどね。
この日は3月9日、もう少し冬季休業中なので動いていないんですよね〜と、言うことは、うっかりしていましたが、三角点にも入れない感じですね。
さらに登ると、展望が開けて景色が良く見えるところに到着しました〜🎵
案外、景色が開けたところは少ないですね。
もうちょっと左の方を写せば大阪市内でしたが、ここからは、六甲山の方が良く見えています。
もう少しクリアなら明石海峡大橋とかも見えるんでしょうけどね。
生駒山上遊園地は、入場は無料ですが、乗り物はそれぞれ有料なので、こちらでフリーパス券などを購入して乗ります。
先程も出ていた通り冬季休園中ですから乗りませんけどね。
生駒山は、奈良県側からも大阪府側からも色々なルートや縦走路などもあるので、あちこち、どこからともなく、登山者が湧く様に現れて来ます。
冬季休業中の間に、色々改装とか工事をやっていますね。
空の上に浮かんでいるかの様に見えそうなレールが有りますね〜🎵
ホワイトハウスって?
有名な遊具はこちらですね。
コレです。
先程の空の上のレールはこれですね。
ぷかぷかパンダ🐼 これに乗って一周したら、メッチャ見晴らしが良さそうですけどね。
私だと高所恐怖症のスイッチがオンで、きっと困りますな。
ミニ列車の前には、写していませんが、テントとテーブルにベンチもあって、意外とたくさんの人たちが、お弁当など思い思いの昼ごはんなど食べておられました。
そして、こちらには生駒山山頂642mの三角点があります。
一等三角点です。
冬期休業中なので叶いませんが、営業されていれば、係の方にお願いして三角点のところまで入れてもらえる場合もある様なんです。
頂上付近には八大龍王はこちらって看板がありましたが、ランチの誘惑の方が強いので、寄らずに奈良県側へと下ります。
コレに乗るには、身長制限🚫があるんですね。
ケーブルカーで来るとここから始まりますからね〜案内板がありました。
奈良県側のケーブルカーの駅です。
綺麗ですね!!
写真では分かりませんが、結構な急傾斜の階段ですので、のんびりと下ります。
どんどん下りますが、またまた雪が降って来ました。
何かオーブの一種かと見間違いそう?😅ですが、雪が写っています。
地面にもバラバラと音を立てて降って来ますが、霰(あられ)に近い様な感じの雪みたいです。☃️
と思ったら、晴れ間も出て来ました。
目まぐるしく天気が変わります。
丁石と石像がありました。
石碑には青龍瀑と刻まれています。
不動明王 元は水が滴り、滝行をしていたのかな?
一番右の石碑には南無八大龍王大神と刻まれています。
山頂の脇にも八大龍王の看板が出ていた龍光寺さんがありましたが、関連があるのか、無いのか?
やはり弘法大師 お大師さんですね。
良く分かりませんが、下ります。
この辺りまで下って来ると、ケーブルカーが運行していました。
うお〜可愛い〜何だか幼稚園のバスみたい。
そして、奈良盆地方面の視界が広がりましたね。
ケーブルカーのアップです。
生駒山宝山寺(寶山寺)さんの参道です。
違う道でここまで降りて来たので、お寺さんには寄る事が出来ませんでした。
ちょっと残念ですが、ランチの時間もあるので、またの機会に参拝させて頂きましょう。
本日のランチのお店へと向かいます。
この日は、Kinachick no Moriってお店にしました。
生駒山麓と言うか、中腹と言うか、この辺り、なかなかレベルの高いお店がたくさんありますね。
一つ星ですが、奈良県のミシュランガイドに取り上げられているコムニコは、ドレスコードがあって(スマートカジュアルなので一番難しくないヤツらしい)登山の服装に登山靴ではなんだか難しくてハードル高めですね。
場所も今回の通り道ではありません。
それと、食べログでピザの百名店のお店 山岡ピザ やはり予定の通り道から離れているし、完全予約制なので、時間通り行けないかも?と、こちらもちょっと躊躇、結局、今、向かっているお店にしました。
何だか不思議な世界観の看板だこと‼️
分かり易く案内がされていますね。
曲がってさらに登ります。
こちらの門ですね~♪
道は更に上に続いています。
周りはこんな感じになっていました。
門をくぐります。
アウトドアライフが満喫出来そうなロケーションですよ~♪
と、言うか、門をくぐると、もうこれは異世界感が漂って来ました。
ブティックとか、ギャラリーとかでもやっていたのでしょうか?
それともこぢんまりとしたカフェだったのでしょうか?
(過去の島田容子さんと言う方のルポによると、今後はパンのお店やギャラリーにしたいそうです。)
さらに奥へと入ります。
こちら、オーナーの人形作家でもある木村まさよさんが探し求めていたイメージに近い、森のある築100年の保養所だったそうで、それをリノベーションしてお店を始めたそうです。
喜納(きな)さんと結婚され、そのご主人が友人から喜納さんらしい喜納チックって言われているところから、店名をKinachick no Moriにされたそうです。
オープンテラスもあります。
そして、お店の入り口に辿り着きました。
そんな訳で、いよいよキナチックの森と言うとても雰囲気の良いお店の中へと入ります。
帰りに覗いて見ますが、既にギャラリーにもなっているみたいです。
靴を脱いで上がります。
ランチメニューです。
パンランチは1日5食限定で、既にソールドアウトしていました。
クラフトビールもありますが、帰りに難波で一杯呑んで帰ろうと思っているので、ここは我慢です。
どんな保養所だったのか分かりませんが、しっかりとした造りの日本家屋ですね。
季節が良い頃には気持ちが良さそうなオープンテラスです。
晴れたり、曇ったり、時々、今も雪がチラついているので、暖炉が暖かくて嬉しい~♪
愛妻の好きな景色の良い古民家風と言うか、もう完全に古民家カフェですね。
予約なしで来ましたが、ギリギリ座れてラッキーでした。
愛妻は、キナチックランチにしました。
アップです。
私は、nikomi lunch 豚バラ肉のスパイスカレー 焼き野菜をのせて~ってランチです。
香りはスパイシーですが、そんなに辛くなくて、野菜や肉の旨みがたっぷり、見た目よりまろやかで、辛いのが苦手な愛妻でも食べられそうです。😋
十四穀米に素揚げのお野菜、そして、自家製玉ねぎドレッシングが美味しいサラダも付いています。
スパニッシュオムレツと、小鉢の白菜の漬け物風のものがラーパーツァイ、少しの酸味と仄かな胡麻油の風味、とても美味しいです。
窓際の一組が帰りましたので、窓越しに広がる景色の写真を撮ってみます。
奈良市内方面が望めますね~夜景なんかも良さげですよ~!
どこかで見た事の有るような、無い様なキャラクターですね。
なんだったっけな〜って引っかかっています。
テーブルの下、足元をみると三菱の足踏みミシンでした。
以前にも出て来たかも知れませんが、昔は、親戚の叔父さんが縫製会社をやっていて、母もそこからの仕事で、(もう時効だと思いますが、)真っ白なつなぎと言うか、いわゆるオーバーオール 日野自動車のロゴの入った整備服なんかを内職で縫っている時期がありました。
ブラザーなのか、シンガーなのか、メーカーは知りませんけど、昔は、こんな足踏みミシンだったと思います。
そして、いつの間にか動力ミシンに変わりましたね。
昭和40年代くらいの話でしょうか?
昔は、良く内職をしていた家が多かった様な気がします。
何だか懐かしい~♪
食事を頂きましたので、少々カフェ内を散策します。
こちらにも懐かしいものがありました。
真空管式のパワーアンプ、真空管のフィラメントが赤くなっているので、今、流れている音楽はこれを使って流していますね。
ちなみに流れているのは、羊毛とおはなってデュオの『LIVE IN LIVING '08』と言うアルバムに入っているPerfectと言う曲でした。(Google先生調べ)
ギターが市川和則、ボーカルが千葉はなの二人組みでしたが、千葉はなさんは乳がんを発症し、2015年の4月に36歳の若さで亡くなっておりました。
悲しい事実ですが、真空管アンプの柔らかい音質で流れる曲は、歌っている千葉はなさんがこの部屋を優しく包み込んでいるかの様に感じました。
こちらの少し奇妙? 否、不思議な魅力のキャラクターは、オーナーの木村まさよさんの人形で、メインキャラクターの支配人なんだそうです。
こちらは、小さな声で言いますが、トイレの障子の窓です。
もう、茶室かい?と思いました。
しばらくすると、デザートとドリンクが来ました。
何とも渋いと言うか、味わい深い色合い、素敵なデザインのコーヒーカップですね~♪
珈琲は、自家焙煎 コロンビア マグダレナです。
愛妻の方は、コーヒーカップも、デザートの器も私のとは違って、愛妻の好みのものでした。
私のデザートの器です。
木村まさよのキャラクターが本当に何とも不思議な雰囲気、ついでに魚釣りしていますかね?
何のキャラクターかと、頭の中に引っかかっていましたが、そうそう、これ ハンプティ・ダンプティじゃないかい? って、ちょっとイメージとしては似ている様な・・・いや、あ~細部は全然違うか~ま~こんなんなんぼあってもいいですからね~♪
要らんこと云うと怒られそうですね。
爽やかな柚子のゼリーとレモンのジャムの載ったカヌレにオレンジのデザートプレートです。
なんとも言えない良い色合い、そして、不思議な呪文の様な看板ですね。
こちらが、ギャラリーになっています。
古物・作家物・手仕事物と言うだけあって、色々なものがありました。
展示そのものがアートですね~♪
器などもありました。
ごちそうさまでした。
お庭からの眺望も素敵ですね。
何も知らずに伺いましたが、こんな独特の世界観を持った方のお店でした。
作品展や催しなどもされているそうで、今後が楽しみなカフェですね。
そして、我々は生駒の駅を目指して下山です。
次回に続きます。
ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございます。
名残惜しいのですが、生駒山のお話は次回にて最終回となります。