生駒山登山記の2回目です。

石切劔箭神社さんの参拝を終えて、その参道、石切参道商店街への散策開始ですが、住んで居た当時にはなかったおしゃれな建物がいきなり登場しました。
一瞬、お~!!とうとうモンベルさんが生駒山にも進出したのかと思いましたが、思い違いでした。😆

『石切回廊』と言うそうで、近大マグロなどで何かと話題の近畿大学の中の建築学部がかなり力を入れ、石切剱箭神社、地元石切の商店街振興組合などで協議を重ねて作り上げた新しい商業施設なんだそうです。
全く知りませんでしたが、2019年から企画を始め、2022年の夏にオープンしたそうで、和菓子や甘栗、フルーツドリンク、アロマオイル、占いスペースのあるお店などや、朝早くからお百度参りに訪れた方にも利用して頂ける様にと、早朝7時からオープンしている、お百度カフェと言うお店も入っているそうです。お願い

今回は、山登りと元々の石切参道商店街の方を歩くのが目的だったので寄りませんでしたが、後で思うと、ちょっと残念!!チュー

 

 

その先に歩みを進めると、ありました~朝が早いので、まだ人通りはあまりありませんが、昔から続いている石切さんの参道商店街がここから始まります。

朝には水を撒いて、参道は綺麗に掃除されていますね~♪お願い

 

 

せんべい屋さんです。

おみくじ煎餅で有名なお店 宝玉堂、せっかくなのでおみくじ煎餅を購入しました。

 

 

お休みなのか?びっくりもう少し後からの営業みたいですが・・・

河内守國助と言う伊勢の日本刀の名工の子孫だと聞いていました。

包丁や、色々な刃物に、以前の記憶では、日本刀も飾ってあったのではないかと思いますが、店が閉まっているので確かめられませんでした。

 

祖先の方が制作された刀は、その世界での評価が

「刀 銘 河内守国助」は江戸時代 初期に制作された刀剣・日本刀です。

武器としてだけではなく、美術品としても人気の高い刀剣・日本刀。」

だと言われている様ですので、子孫の方の腕も確かめてみたいものです。

(って、私に分かるものなのか?って疑問はありますが、見てみたかったですね・・・)ニコニコ

 

 

石切さんの参道商店街の特徴のひとつは、何と言っても昭和の香りが色濃く残っていると言うことですね~♪ラブ

 

 

『いらっしゃいませ!いかがですか?』って声掛けも実に自然でタイミングも抜群!!とても良いですよ~!お願い

 

 

な訳で、さっそく大和屋さんに入ります。

さすがに9時オープンで、まだ数分しか経っていないこともあり、我々が本日初の客となったみたいですね。

(食べログには11時からとなっているみたいですが、定食ものの話でしょうか?とにかく、9時過ぎでしたが、気持ち良く入れてくれました。)

 

 

 

 

もう少し登った、この後に出て来ますが、こちらのお店にも水車がありますね。

写していませんが、店内には、有名人のサインや、テレビの取材を受けた写真などもたくさんあります。

 

 
こちらの大和屋さんは、よもぎうどんが有名なお店なんですけどね。
お昼には、ランチも楽しむ予定なので、とりあえず今は軽くおでんだけを頂きます。

 

 

おでん、特に、じゃがいもは人気なんですよね。

黃爵(とうや)という品種で煮崩れし難いらしいです。

思っているより甘く、その甘さは嫌みでない、とてもまろやか~な独特の味に仕上がっていて、お出汁を味わいたくなる、そんな感じです。お願い

 

 
定食ものもあります。
店の表にあるサンプルには、色々付いたサービス定食(たぶん1300円)もあり、よもぎの天ぷらも付いています。

 

 

おでんはどれも味がしみて(しゅんで)いて、とても美味しく頂きました。

 

 

さっき買った宝玉堂さんのおみくじ煎餅を空けてみます。

小吉でしたが、もう、普通の神社さんのおみくじと同じレベルの内容ですね。

 

 

おでんを頂いて、再び、登り始めます。

色々な種類のお店が本当にたくさんあります。

 

 

途中で和菓子のお店に寄って、少し購入しました。

おこわ、赤飯や、さらにマドレーヌなんかもありました。

 

その後も、だいぶ登って来て、振り返って見たところです。

写真では、いつものことながら、坂の具合が分かりませんが、かなりな傾斜です。ガーン

 

 

さらに登ると・・・石切と言えば・・・

 

 

占いなんですよね~♪

 

 

こちらにも、色々有名人なども占ってもらったり、相談を受けるためにやって来るそうです。

 

 

 

 

 

 

ここで石切不動明王にちょっと寄り道です。

 

 

大阪千日前の法善寺の水掛不動さんにも似ていますが、法善寺の水掛不動さんは、

『400年の歴史をもつ法善寺ですが、実は「水掛け」の歴史は浅く戦後に始まったものです。

ある日、法善寺に一人で来た女性がお供えものであった目の前の水をすくい、お不動さんにかけたことから始まっています。

「願いを叶えてほしい」と仏さまにすがる女性の強い想いが、今日まで続く「水掛け」の発祥といわれています。』

と言うことなんだそうです。

 

一方、『ここの不動尊は水掛け不動になり、その修行をお手伝いさせて頂く事(水を掛ける事は滝行を手伝っている行為)によりお不動様がその返礼としてご利益を頂く事が出来るのが石切の水掛け不動明王です。』と言うことで、法善寺の水掛不動さんとは異なる様です。

そんな訳で、私も滝行のお手伝いを少しさせて頂き、世界の平和と、家族の健康、幸せをお祈りしました。

 

 

 

 

以前にも訪れて、ひろうす(飛竜頭≓がんもどき、がんも)など購入したことがあると思うんですが、愛妻は、まったく記憶していませんでした。

いや、私の記憶違いなのか?😆

 

 

 

 

そして、石切大仏です。

日本で三番目とのこと・・・これが問題です。

 

 

1972年に阪本漢方製薬の4代目当主、阪本昌胤が石切山大仏寺を創建しました。

その8年後の1980年(昭和55年)にこの石切大仏が健立されました。

昭和に建てられた比較的新しい大仏なんだそうです。

しかし、大きさも、建立年数などからも、特に三番目に該当するものがないんだそうで、何が三番目なのかは、今もって謎なんだそうです。爆笑

 

 

と、ここまで登ると、近鉄の石切駅の有るところまで上がって来ました。

 

 

登る方向を向いて右側の看板です。

 

 

そして、同じく左側です。

ここを左へと200~300mくらいでしょうか?進めば、近鉄の石切駅があります。

 

言うまでもないとは思いますが、登るのが辛い人は、私たちと逆向き、近鉄奈良線でこちらの石切駅で降りて、坂を下りながら、参道の商店街を楽しみ、最後に石切劔箭神社さんへ参拝して、近鉄けいはんな線の新石切駅から帰れば、楽にお参りが出来ると言われているみたいです。ニコニコ

 

 

そして、何だか雲行きが怪しくなって来ましたが、私たちは、さらに生駒山頂上を目指して登ります。


かつての栄華を偲ばせる立派な土塀ですね。

おそらく主の住んで居ないであろうお屋敷は、私が東大阪に住んでいた当時からそれほど大きくは変わっていない感じもしますが、木々は伸び放題のままになっていて、他人ながらどうしようもなく寂しく感じてしまいます。ショボーン

 

 

古い車 なのにナンバーはちゃんと付いていました。

しかも、今なら3ナンバー間違い無い感じの車種ですが、なぜか5ナンバー 

2000cc以下なのか?それとも、ディーゼルエンジン?サイズも5ナンバー枠なのかな?

疑問だらけです。

 

 

地蔵尊とか・・・

 

 

お地蔵さん?何かの社みたいなもの・・・?

 

 

さらに、南無大師遍照金剛と言えば、もう弘法大師・・・

 

 
先ほどの地蔵尊、実は爪切り地蔵だったんですね。
ここから順番に興法寺さんまでミニ四国霊場巡り 八十八霊場のお寺さんの御本尊と弘法大師像の石仏ペアがそれぞれ鎮座していると言うことですね。

 

 

そして、こちらが上の地図にも出ている石切上之宮の入り口です。

 

 

こちらの建物は閉鎖して、管理もされていない様ですね。


 

こちらから登ると、石切劔箭神社の奥の院、上之社があります。

 

 

もうひと息です。


 

こちらです。

かつては、こちらが石切劔箭神社の本堂だった建物です。

昭和47年にこちらに移築されたそうですが、約460年前の室町時代に下之社として造営された建物だそうです。


しかし、ここで問題が発生、この日は3月9日なんですが、ここ上之社は、毎月9日、19日、29日と9の付く日はお休みなんだそうです。

そんなことは、露知らず!!

どうりで、静かだと思いました。笑い泣き

そんな訳で、この日は、御朱印を頂くことは叶いませんでしたが静かにお参りが出来ました。


割と若い女性がひとり、我々がお参りして帰るのを待っている気配でした。

何かの事情で、そんな静かな境内で御百度参りを始める様でした。

 

 

しかし、この景色はね〜メッチャ懐かしいんですよね〜初めに言いましたが、新石切の駅の近くに住んでいた頃は、毎日のようにここまでトレーニングに登って来ていたんですよね〜🎵ニコニコ


トレーニングの成果なのか、単にまだ若かったからか、坂を登っても今みたいな息切れなんて無くて、当時は山でも休憩とかそんなにしなくても歩き続けられたんですよね。爆笑


そして、当時はここで、この階段を降りて帰っていましたが、この日は、階段を下らず、本殿を左へと進みます。

 

 

本殿の左を抜けた先は、こんな感じになっています。

こちらが祈り亀への願いが成就した暁に奉納する御礼亀です。

なので、みんな赤い亀ですね。ニコニコ

 

 

さらに、こちらの左側は、婦道神社となっております。


 

看板の最後の2行だけを読むと、性同一性障害に悩む方や、ジェンダー平等とか、ジェンダーレスとか言っている運動家からは、何か言われそうですが、生物学的には、性差があるのは当然なので、そこから考えて行くと、差別とかとは全く別次元のこととして、女性らしさ、男性らしさを全く否定するのもどうかとは思いますけどね。


と言うか、最初から丁寧に読み解けば、そんな話ではないことが分かりますね。



こちらは何かと思いましたが、

 

 

登美霊社、建物が傷んできたので、御神体は婦道神社の方へ御遷座しましたと言うことの様ですね。

 

 

上之社を出て生駒山へとさらに登りましょう。

涎掛けと言うか、前掛けが鬼滅の刃じゃあないですか‼️びっくり

 

 

こちらは可愛いピンクの前掛けですね。

 

 

赤とピンク🩷

 

 

赤のダブルラブ

 

 

説明にあった様に、こちらには実際の四国八十八ヶ所参りの十二番、徳島の焼山寺さんの御本尊の石仏とお大師さん石像のペアなんですね。

他のところも、それぞれの札所の御本尊とお大師さんこと、弘法大師像とのペアになっています。

こちらは、何とも言えない柔和な良いお顔をされている様に感じます。ニコニコ

 

 

 

 

 

 

まだまだたくさんありますね。

そして、話はまだまだ続きます。爆笑