いよいよ3月になりましたね~♪

3月と聞くと、春って感じで身体も軽やか、ウキウキして来ますが、数日後には私の誕生日もあるこの時期、毎度のことですが寒の戻りがあり、昔は良く誕生日と言うと雪が積もることが多かったんですよね。☃️爆笑


さて、霧氷の花咲く綿向山のお話しの後半です。

見どころがたくさんあって、長くなりますが、もうこの回で一気に行くので、お付き合い頂ければと思います。


七合目でもある行者コバに到着したところからですね。ニコニコ

 

 

前半でも出ましたが、綿向山は神の山、霊峰なんですね。

 

 

あ~これはこれは、役行者様ではありませぬか!!お願い 

 

私、いつも言っていますけど、特に神も仏も信じておりませんが、役行者には色々な意味で大変興味を持っており、修験道の本なども読んで、少しだけですが勉強しております。ニコニコ


良い表情ですね。

失礼ながら、とある私の同僚にそっくりな像でもあります。爆笑

 

今までお逢いした役行者様の中では、ちょっと若々しくて精悍な感じですね。

 

ちなみに、今までで出逢った中で一番印象深い像は、大峰の方、大普賢岳へと向かう途中の鷲の屈(いわや)の役行者様です。

前鬼と後鬼を左右に従えて静かにお祈りをしておられました。

 

あと、一番ご機嫌だったのは、日本で一番危険と言われる国宝、三徳山三佛寺の投入堂を訪れた時に出逢った役行者様の像です。

滅茶苦茶好々爺でご機嫌な像でした。

 

 

大普賢岳へと向かう途中の鷲の屈はこちらのブログに残っていました。

 

 不動明王も口をへの字にして睨みを利かせておられました。

 

 

な~んて、好きなことを言っていると、叱られそうですね。びっくり

 

 

この辺りはこんな場所だったんですね。

 

 

そして、ここは七合目でもあります。

 

 

右は夏道、左は冬道の直登道です。

この辺りでも、藤原岳や武奈ヶ岳とか、あちこちの山でも、冬と夏でルートが変わる良くあるパターンですね。ニコニコ

 

 

右の夏道 冬は滑落の危険があるそうですが、この辺りの夏のブナ林も見てみたいものですね。

 

 

冬は左へ!

 

 

写真では分かり難いですが、いきなりの急登です。

 

 

ただロープもあって安心です。ニコニコ

 

 

少し霧氷が付いているのが見られます。
この先への期待が膨らみます。

来た甲斐がありましたね~♪お願い

 

 

緩くなったと思ったら、また、なかなかの急斜面です。

 

 

 

 

 

 

登るに連れて、霧氷も期待通り良い雰囲気になって来ますね。

 

 

 

 

 

 

この辺りで、霧氷がエエやん~♪って言っていたら、上から降りて来られた方が、もっと登ると、もっと綺麗だから、この辺りで見るより、早く登った方が良いよ~って教えてくれました。ニコニコ

 

 

言われる通り、登るに連れ、さらに良い感じになって来ます。

 

 

あれまあ~♪

 

 

トラロープにも海老の尻尾が付いています。爆笑

 

 

ブナなど自然林が良いですね。

 

 

少し青空が出て良い感じになって来ました~♪

 

 

空気中の水分多めで真っ青な空では無い分、ハロ(日暈)が出て、綺麗な光が空に見られました。

 

 

いや~良い感じですやん~!!ラブ

 

 

ちょっと得した気分~♪

 

 

何だか枝がぎっしりで複雑な木々たちですね。

 

 

どんどん登ります。

 

 

 

 

なかなかの急斜面をまだまだ登ります。

 

 

上からも次々と降りて来られます。

 

 

ただ景色に見惚れて、ここでもなかなか進みません。お願い

 

 

 

 

この景色、写真を撮らないと損やで~‼️みたいなコメントと共にシャッターを次々と切っておられました。

私も激しく同意です。爆笑

 

 

そして、同じ様な写真を今日も量産しています。ニコニコ

 

 

この枝、エラいことになっていますね。爆笑

 

 

そして、再び空を見上げます~♪

 

 

さらに、複雑な海老の尻尾に見とれてしまいます。

 

 

細い枝なのに海老の尻尾が凄く付いていますね~♪お願い

 

 

こちらにも・・・

 

 

 

 

 

 

綿向山、標高はほぼ変わらないのに、いつもの金剛山とは随分と、また違う景色になっています。

 

 

 

 

楽しく登って来ましたが、この先にとうとう頂上が見えて来ました。ニコニコ

急斜面だったので、息切れしています。😆

 

 

頂上です。

 

 

スノーモンスターのベイビー?ニコニコ

針葉樹はもう少しでスノーモンスターになりそうなくらいと言うのは、大袈裟ですね。チュー

 

 

何だかゆったり のどかな気持ちになりますね~飛行機雲が空に漂っていました。

 

 

暖かくなると霧氷が落ちてしまいますが、何とか間に合って嬉しいです~♪お願い

 

 

 

 

 

 

大嵩神社さんです。
世界の平和と、家族の健康と幸せをお祈りします。

 

 

綿向山には三角点は無いそうです。

標高から金剛山の日は、11月25日ですが、綿向山の標高は1110mなので、11月10日が綿向山の日、1996年制定なんですね。

 

 

青年の塔、1970年(昭和45年)に地元の日野青年団が中心となって完成した塔ですが、完成後に塔内にタイムカプセルが埋め込まれていました。
50年後となった2022年の9月に取り出され、また10月には、新しい次のカプセルが埋められたそうです。
素敵な話ですね。お願い

 

 

良い天気になりました。

 

 

なんだかとても嬉しい景色です。

登っている時は林間なので展望が無いに等しい感じでしたが、それもあって余計に頂上からの展望が素晴らしく感じられます。ラブ

 

 

 

 

展望図があります。
他で見ないくらいかなり細かくて精密に山名と標高が刻まれている印象を受けました。

 

 

周囲の山並みが良く見えますね~♪

 

 

御嶽山~♪ スマホなのでこのくらいが限界ですが、存在感が半端無いですね。ニコニコ

 

 

山名を確認しましょう。

 

 

ここに来て、山名を同定するアプリが固まってしまいます。びっくり

 

 

何とか立ち上がりました。😅

御在所岳は昨年でしたか? かなり久し振りに登りました。
鎌ヶ岳は、鎌と言うだけあって、高見山みたいに、なかなかトンガっていますね。
雨乞岳の向こうに富士山があるそうですが、雨乞岳の影で見えないそうです。ニコ

 

 

昨年の夏に登った乗鞍岳、その時は、ガスで何も見えませんでしたが、そんな乗鞍岳がここからは見えました。


その右、御嶽山には2018年のお盆頃にも登りました。

噴火の影響で頂上には、まだ立ち入ることが出来ない微妙な時でしたが、モンベルのフレンドフェアで御嶽ロープウェイのチケットが当たったんですよね。

しかも、1人分だけなんです。びっくり


それでも、これも何かの縁と愛妻と二人で登りました。

頂上は立ち入り禁止でしたので、その当時の登れるところで一番高所だった摩利支天山(2959m)へと登りました。

そして、噴火で被災した二ノ池山荘が復旧新築中の時でした。


御嶽山麓はかつてスキーで何度も来ているし、仕事の関係でも担当していたことがあるので、個人的に思い入れがあります。


 順番がバラバラですが、乗鞍岳の左は白山です。

田代山の右辺りに遠く笠ヶ岳とかその周辺の山も見える様なんですが、それは、ちょっとハッキリは分かりませんね。

 

 

竜ヶ岳、藤原岳も懐かしいですね。

写っていませんが、少し位置を変えれば伊吹山なども見えました。

 

 

雨乞岳と、その左のイブネなどとの間のちょっと窪んだ辺りに、恵那山と遠く南アルプスの塩見岳(恵那山の右)が小さく見えています。

大気中に水分が多い感じのする割には、まあまあ良く見えたのではないかと嬉しく思います。ニコニコ

 

 

鳥居越しの大嵩(おおだけ)神社さんです。

天穂日命(アメノホヒノミコト)が祀られております。

神武天皇の時代に出雲国の開拓神を迎えて祀り、545年(欽明天皇6年)に綿向山の頂上に祠を建てたのが始りと伝えられている様です。(他に別な由緒もありましたが割愛します。)

日野町村井の馬見岡綿向神社の奥宮となっています。

 

 

2015年10月24日(土)の滋賀報知新聞の記事に、

『1470年前から20年に1度、社殿の建て替えが行われており、今回で75回目、今回も社殿建て替えの御用材加工初めを祝う「釿始祭」(ちょうなはじめさい)がこのほど行われ、氏子や社殿建て替えに携わる工事関係者など約一五〇人が参加した。

来年三月六日に「上棟祭」、四月二十三日に建築用材が運ばれ、造営した神殿に旧社殿の神儀を移す「遷宮祭」が行われる予定。』

と出ていました。

随分と昔から、いわゆる式年遷宮が脈々と続けられていると言う訳ですね。

 

鳥居の向こうにも霧氷の花~♪

陽が当たる足元は雪が溶けて地面が出て来ています。

 

 

霧氷と良い天気に恵まれ、三連休なか日と言うこともあって、山頂は沢山の登山者たちで賑わっています。

 

 

伊勢湾なんかも見えているハズなんでしょうが、空と、陸と、海と、雲の区別がハッキリしません。爆笑

 

 

とても爽快な山頂に満足出来たので、そろそろちょっと下ってあるところに寄り道をしましょう。


ハロと霧氷の花のコラボレーションですよ~!ラブ

 

 

良い景色です。

 

 

こちらは、どちらかと言うと、南西向き方面です。

 

 

空全体を写しておけばと、今にして思いますが、現地では眩しくて良く見えませんでした。

さらにザックには、サングラス🕶️ ド近眼なので、ちゃんと度の入ったサングラスも入れていたのにね。入れていたのを忘れていました。チュー

 

 

頂上側を見上げたパノラマの景色です。

 

 

そして、こちらには、ブナの珍変木 いわゆる幸福ブナをくぐって幸せを呼ぼうとやって来ました。お願い

 

 

こちらの先の逆Uの字の木です。びっくり

 

 

ちょっとだけ下ります。

 

 

雪の積もる辺りが雪の重みで曲がっている木は、雪深い山なら普通に見られますが、地面に逆Uの字に曲がって、再び、幹が上に伸びているのは、確かに珍変木と名乗って良いですよね~♪ニコニコ

 

 

麓の接触変質地帯からのジュラ紀繋がりで、ブラキオサウルスとか首の長い恐竜でもいるのか?って感じ?ですが、幸せを呼ぼうとくぐります。お願い

 

 

くぐって反対側に出ました。

 

 

こんな感じです。

 

 

クマのプーさんみたいにコロコロな体型で、身体も硬く無様な姿ですが・・・しかも、ザックがつかえて難儀しています。(本人映像です。😆)

 

幸せを呼ぶのも大変ですな~それでも何とか頑張ってくぐりました。

いつか幸せがきっと訪れますね~♪

いや、正に今、幸せな瞬間なのかも知れない!!爆笑

 

 

ちなみに、愛妻は軽やかにくぐり抜けました。爆笑


言うまでもありませんが左に鎌ヶ岳が見えている方面です。

 

 

一本の霧氷の付いた木が可愛い。

 

 

この後、女性の方たちもくぐられていました。

私がモタモタしていたので、ちょっとお待たせしたかも?です。🙇

 

 

竜王山方面へと少しだけ下って来たので、再び登り返しました。

 

 

霧氷やこの景色を瞼に焼き付けようと、しっかりと鑑賞しながら歩きます。

 

 

案内にはこの後、二年近く、工事のため登山道を封鎖、全山なのかどうかは分かりませんが、一切の入山を禁止ってありましたからね。

 

 

そして、そろそろのんびりと下山して行きましょう。

あ~のんびりと~と思いましたが、私にとりましては急斜面なもので、結構難儀して降ります。
昼になりましたが、まだまだ下から何人も登って来られます。

 

 

標高を下げるに従い、めっちゃ分かりやすく霧氷が薄くなって来ます。ニコニコ

 

 

そして五合目小屋に到着です。
入った時は満員でしたが、おにぎりとカップ麺を食べて終わった頃には、私たちが最後になりました。
コンパクトですが良い感じの小屋ですね。お願い

 

 

再び四合目下の東屋です。
チェーンスパイクを外そうかと思いましたが、登りでは凍結していたところも帰りは解けて、地面が出ているところはドロドロで滑りそうな気がします。

なので装着したまま降りることにしました。

 

 

山が大好きな皆様 登山道以外への立ち入りは止めましょうね~と、言うか、こんな急な斜面をソリとかでショートパスして降りたら、怪我では済まない気がしますね。ガーン

 

 

初めの階段の下のところまで降りて来ました。
アカショウビンが可愛い看板ですね。ニコニコ


しかし、頂上からのしばらくは、まあまあな激下りで、結構足に来ています。

この後、相当久し振りに三日ほど下半身全体の筋肉痛が続きました。笑い泣き

 

 

14時21分 朝スタートした駐車場へと戻って来ました。


参考に載せておきます。

こちらが駐車場へと続く道の入り口にあるトイレです。

小用はなくて、全て昔のしゃがむタイプの形状ですが、ず~っと常に水が循環している今まで見たことのないシステムのトイレでした。ニコニコ

 

 

下山後は、夕方までには家に帰らないといけないので、のんびり温泉につかる間も無く、来た時とは違う新名神の方のインターへと向かい、乗る手前の道の駅にちょこっと寄りました。


道の駅 あいの土山です。

以前にユキワリイチゲを見に来たこともある神社さんも近い、国道1号線沿いにあります。


何か忍術を繰り出すのか?キョロキョロ

 

 

甲賀忍者でも有名な甲賀市で、信楽もそんなに遠くないので、こんな感じですね。

顔は無邪気にニコニコしていますが、この子の手には手裏剣が握られているので、やられない様に注意しましょう。びっくり

 

 

わたむきの里 第一作業所の方の作ったラスクを購入です。

封を閉じているボタン🔘が可愛いですよね。お願い

 

 

ここの地元甲賀市土山町の酒蔵で醸したお酒も購入です。

その名も、これからにピッタリな初桜🌸

 

 

笑顔がこぼれるうまい酒って、字も素敵ですね。ラブ

 

 

スクリューコックでは無い栓でした。

意外にも密閉度は一番高いんですよね。

関西では有名な旭ポン酢がこの栓にこだわっているのも、一番は密閉度だと言っていました。

 

 

話が脱線しましたが、中の栓も同じデザインで、良い感じですね~♪

その他、野菜も少々購入しました。

 

 

今回の綿向山、最後の直登となる冬道はなかなか登り応えがありましたが、データーでも物語ってくれていました。

最後の軌跡の傾斜がなかなかエグい。ガーン


まあ、だいぶ大袈裟に言ってますけどね。爆笑

 

 

この日一日、とても良い山行となりました。

霧氷の花咲く綿向山のお話は、これにてお仕舞いです。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。爆笑