この日も金剛山ダイエット登山です。

今回はカメラを持って来ました。

足元や、登山道沿の右、左と視線を移し、野草を観察しながら、頭上も見上げ、花を探します。

なので、めっちゃスローペースです。😄

 

さっそくですが、スイカズラ(吸い葛、忍冬)が良い感じで咲いていました。

いろんな色が咲いている様に見えます。😊

 

 

そして、淡いジャスミンとも違う優しい香りがします。

蕾はピンクぽい感じもしますが、花は、始め白く咲き、次の日には黄色に変わり、金銀花とも呼ばれるそうですね。

 

 

話しは、ちょっと変わりますが、以前にミヤマナルコユリが綺麗に咲いていたのに、次に行くと全く痕跡も無くて困惑したことがありました。

ミヤマナルコユリの花ですから、割と最近の話しです。

その後も気にして探していましたが、どうも盗掘された様な痕跡がありました。

どうみてもここに咲いていたと思うところに、土が掘り返された様な痕がありました。😢

 

こんなに人も多いルートで盗掘?と思うのですが、他の方も、ミヤマナルコユリではありませんが、苔が根こそぎ剥がされているとか、ある植物が無くなっていると言うブログを見る事はあります。

気のせいかも知れませんが、本当だとしたら残念ですね。

 

ちなみに、楽天とか、メルカリで見ると、ミヤマナルコユリだけでも、結構な点数の出品が見られます。

なかには、チゴユリもオマケします〜みたいなのもありました。

盗掘したものが出品されていない事を信じたいのですが、お寺から仏像などを盗んで売られる世の中なので、性善説を前提に生きて来た私としては、なにかモヤモヤとした気持ちになりますね。

 

なので、今日は、どのルートかは伏せておきます。

まあ、写真を見ればだいたい分かってしまうとは思いますけど・・・😢

 

で、今日は、さっそくですが、まずはイナモリソウです。

この後、もうちょっと良く咲いているところを目指します。

 

 

 

 

 

 

オカタツナミソウ(丘立浪草)も淡い色合いの花で、なかなか良いですね。

 

 

そして、本日のメインイベント みんなが、くるりんぱと呼んでいるウリノキの花です。

葉が瓜の葉に似ているからウリノキ、個人的には、ちょっと違う感じもしますが、瓜の葉に似ていると言えば似ていますかね。😄

 

 

すごく個性的な花 ちょっとヤマトグサにも通じるものがある感じ?😄

 

 

 

 

6~8本の黄色い雄しべの中に、ちょっと長くて白い雌しべ(花柱)

花弁も6~8枚で、くるりんぱと言われる通り、外に強く巻いています。

写していませんが、落ちていた花を指で挟んで引き延ばすと、白いくるりんぱがビヨ~ンと伸びました。😄

 

 

見れば見るほど自然の造形に驚かされます。

 

 

名残惜しいのですが、登山道を先に進んで行きます。

 

 

またもオカタツナミソウ イルカ?半漁人?😄

 

 

ここまで来ると、とても涼しい~♪

 

 

上からウツギの白い花が降って来ます。

 

 

ミゾホウズキ(溝酸漿)

 

 

またまたオカタツナミソウ

 

 

ミヤマムグラ(深山葎)
クルマムグラにも似ていますが、葉っぱで判別です。

 

 

サワギク(沢菊)

 

 

マルバイチゴ(丸葉苺)、またの名を、コバノフユイチゴ(小葉の冬苺)

 

 

花はもう終わりですね。

 

 

苔では無いけど、ムサキサギゴケ(紫鷺苔)がまだ咲いています。

花期が案外と長いですね。

 

 

この花が良く分かりません・・・

 

 

とても小さいです。

 

 

オオヤマレンゲは花が終わってこんな感じになっていました。

 

 

ホウノキの実にも似ていますね。

 

 

転法輪寺さんにお参りです。

 

 

ヒヨクソウ(比翼草)
シソ類シソ科なこともあって、葉っぱがミントに似ていますが、花はミントとは全然違いますね。

 

 

ここまで来ると良い天気になっていました。😄

 

 

 

 

 

 

カラスが水浴びをしていました。😄

 

 
下山します。

 

下山中、トチバニンジンの花を撮ろうとしたら、近くに巣があるのか?私の身体の周りをススメバチがメチャ纏わり付いて来るので、危険を感じて一枚だけ撮ったところで止めました。
ウリノキを撮っている時も、なかなか大きなスズメバチが周回していました。

スズメバチは、もうちょっと先かなと思っていましたが、暑かったこともあるのかも知れませんが、もう活動が活性化して来ていますね。😢

 

 

ギンリョウソウ(銀竜草)が咲いていました。

 

 

近くにもう一本咲いていました。

 

 

 

 

どんどん下ります。

 

 

 

 

ヤマトウバナ(山塔花)が咲いていました。

 

 

 

 

イナモリソウ~♪

 

 

 

 

 

 

右の5裂が標準の様ですが、今日は、8枚(8裂)のも有ったと、登り始めた時にお会いしたお姉さんが話されておりました。

私が見たのは、7裂が最高でした。

 

 

ここには、7裂がかたまっていました。😊

 

 

 

 

 

 

ハナイカダもありました。

 

 

再びヤマトウバナ

 

 

土地の栄養、日照などの環境の違いなどで育ち具合にも差が有り、それに比例する様に、雌しべの長い個体、ちょうどこちらの花ですが、長花柱花(ちょうかちゅうか)と言うそうです。

 

 

ちょっと白い花

 

 

見えにくいのですが、下の様に雌しべが短いのが、短花柱花(たんかちゅうか)と言うそうです。

 

酒飲みは、桂花陳酒(けいかちんしゅ)ならすぐ分かりますが、長花柱花、短花柱花には、なかなか気付きません・・・わかりにくいですね~ただの親父ギャグなので聞き流して下さい。😂

 

 

 

 

なんか変わったところから湧き出しています。

吉野杉の樽酒みたいに、杉の香りがすると面白いんですけどね。

普通に冷たくてクセの無い湧き水でした。😊

 

 

咲き始めでしょうか?ちょっと星の様なイナモリソウが咲いていました。

雌しべの長さは短花柱花、もしくは、中間の中花柱花ですかね。

 

 

前回は、ここを真っ直ぐ登りました。

結構、急登だった記憶があります。

 

 

淡い色合いの子たちです。

 

 

 

 

靴を洗って帰ります。

 

 

終わりかけですが、ササユリも咲いていました。