朝、天気に期待して起きましたが、台風の風と雨は、昨日のままです。

周期的に突風と、押し寄せる雨が、嵐となって、収まる気配が有りません。

小屋のご主人も、硫黄岳の稜線は、(27m/sとか)強風が吹いており、安全のため、下山と云う選択肢も有りますとのお話でした。

 
 
 
 
朝は、薪ストーブに火が入ってなくて、室温でも16度と寒いのですが、午後には天候が回復するとか、11時くらいには晴れるとかの情報が、一人歩きをしています。
ちなみにスマホの電波が来ていないので、天気予報も見られません。
 
 
朝食は、5時30分です。
 
 
サラダも有って、とても良いです。
 
 
今日の昼ご飯のおにぎりです。
 
 
談話室で本を見たり、一緒に泊まられた方の、ドラマの様なお話など聞きながら、ずっと待っていましたが、なかなか止みません。
それでも、天候が回復すると云う予報で、登山者が段々と登って来ます。
ここオーレン小屋のテント場にも、テントが増えて来ました。
 
テン、オコジョ、カモシカ その他住民以外は、グリーンロープの中に入らないで下さい~とかの看板 ご主人の人柄が分かりますね。
ちなみに、昨日の登り初めの登山道のちょと上に、カモシカがいました。
 
 
11時前になって、だいぶ静かになって、雨も、霧雨程度となりましたので、とりあえず硫黄岳を目指す事にしました。
 
 
赤岩の頭方面へと、樹林帯に入って行きます。
 
 
八ヶ岳と云えば、苔ですね。
 
 
 
雨でさらにしっとりとして、素敵です。
 
 
 
 
樹林帯は、シラビソ、オオシラビソ、トウヒ、コメツガなどの森となっています。
木々の下では子供たちが育っています。
 
 
大台ヶ原や、八経ヶ岳なども、伊勢湾台風の前は、きっとこんなに豊かな森だったのでしょう。
 
 
 
 
 
 
ゴゼンタチバナが咲いていました。
 
 
 
 
 
コバイケイソウ
 
 
 
 
だんだんと標高を上げて、ハイマツ帯となって来ました。
 
 
赤岩の頭の付近に出ました。
 
 
森林限界を超え、霧と風が吹いて、かなり厳しい状況。
 
 
地図は頭に入れて来ましたが、視界が有りません。
初めて来たので右往左往ですが、そこは、デジタル機器のおかげで問題は有りません。
 
 
ここから急登となります。
 
 
 
 
 
コバノコゴメグサが沢山咲いていました。
 
 
 
 
良く見るとケルンが有ります。
 
 
少し前まで、綺麗に咲いていたで有ろう、ミヤマダイコンソウ。
 
 
 
 
トウヤクリンドウ。
 
 
最後の岩場です。
高所恐怖症の私には、視界が無いので助かりました。
 
 
 
 
オンタデ 富士山とか、御嶽山以来ですね。
 
 
硫黄岳の頂上が見えて来ました。
 
 
360°の展望のはずですが・・・
 
 
 
 
雨は大した事は有りませんが、周期的に風が吹き、霧雨で、メガネが曇ります。
メガネに、霧吹きでミストを吹き付けられている様で、拭いても拭いても、切りが有りません。
ウメバチソウも雨が浸みています。
 
 
アザミも水滴が付いています。
 
 
ここから、今日の宿、硫黄岳山荘を目指します。