祇園祭の蟷螂山にある
京都らしい紅茶教室
七月十六日
宵山
京女のくずし茶会・夏の会
「鉾町で過ごす祇園祭」
ティージョルノでのお食事会を終え、
お囃子聴きながら、
ご参加者さんたちと雅な洛中をぶら〜り。
今年の前祭は、
例年になく、風もあり、
暑さもましでしたこともあり、
皆で、ゆっくり
お宝をお拝見することができました。
まずは、
ティージョルノ前の蟷螂山から
今年新装された粽のデザインについて
実際に、裾幕を見ながら
お話をいたしました。
そしてこんなところにも
蟷の文字が見えます。
今年は、暑さもましでしたので
細部まで、ゆっくり見て回ることができました。
蟷螂山は、友禅山。
先日のBlogでご紹介した
人間国宝羽田登喜男氏の友禅。
7/17の山鉾巡行の朝、
展示場から、山へお飾りされ、
洛中へ出発しました。
菊水鉾のお茶席
祇園祭のお茶席へ行くのも、これまた恒例行事です。
京女のくずし茶会・春の会では、
祇園の芸舞妓さんのお点前を拝見し、
今回は、祇園祭茶会です。
菊水鉾茶席の昔と今を
お話したあとに、
表千家さんのお当番の日に伺いました。
夏茶碗は、
清水焼の土渕陶葊作（写真）
ティージョルノとご縁のある東山泉涌寺の地で
創業された窯です。
東山泉涌寺の楊貴妃観音堂に因んで
楊貴妃が好んだライチを使った紅茶を
私共でお作りさせて頂いたことが
ご縁となりました。
当代は、
多種多様な結晶の形をデザインする
「花結晶」を確立されました。
釉薬に含まれる亜鉛が
工程の中で結晶化し、
このような模様を作り出すそうです。
表さんのお話に、耳を傾ける生徒たち。
菊の露に因んで作られた祇園祭の菓子
したたりを頂くだけやのうて（笑）、
今年の茶席は、
生徒たちの器への関心も
より一層高まったのではないでしょうか。
ティージョルノの文月は、
祇園祭に纏わる器やお道具が
ティーテーブルに並びます。
当日お世話になった仕出し屋はんとこへ
それから、ぶら～り、ゆる～り、
お宝見学へLet's go
祇園祭のあれやこれやをご紹介しながら
碁盤の目をみんなで歩きました。
祇園祭の昔と今を
レクチャーした後でしたので、
ご参加の方々の観点も、素晴らしかったです
お提灯の様子、
通りによって違う装飾の特長にはじまり・・
みんなの質問内容が
レクチャー後と前で、本当に違っていました
^^。
みんな、各々に
祇園祭の楽しみ方がと～ても広がるようでした。
お人も少ない時間帯を選びましたこともあり、
所々で涼みながら、
ほんに今年は、例年に比べ
快適でした。
次回のBlogは、
祇園祭、新茶を味わう。
と題して、
祇園祭会の様子をご報告させて頂きます。
続く
-------------------------------------------
世界の茶園の紅茶で学ぶ
ティージョルノ
夏の生徒募集
オリジナリティ溢れる
ティージョルノでは、
単一茶園の紅茶を中心にした
レッスンを行ないます。
本来の紅茶の味わいや香りを
学ぶことができます。
英国式紅茶の淹れ方を基本に、
度々赴く世界の紅茶原産国での取材、
実体験に基づくテキストです。
ティーレッスンはじめてみませんか？
（月1回×全6回）
紅茶の基礎から
プロフェッショナル育成まで
全７コースご用意しております。
週末クラス
第１土曜日13:00
・
平日クラス
第１木曜日13:00
上記以外の開講日で、
空席があるクラスがありました場合は、
ご案内可能です。
お問い合わせください。
