求めよ、さらば与えられん! | JAG BASE 

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ここが私のラストステージ

ただの偶然、と簡単に片付けられない出会いってありますよね。

この度の唐津の旅で、そんな出会いをしました。


素敵な男性と・・・って言いたいところですが、現実はそんなに甘くない。

(ダレ?「それはありえへんやろー!」なんて言ってるのは)


例によって、私の心を掴んで離さないのは「男」、じゃなくて「器」でした。^_^;



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最初、この薄手黄唐津の小鉢を見たのは洋々閣 のギャラリー。

見た瞬間に迷わず「私が欲しかったのはコレだっ!」と思いました。

中里太亀さんの作品です。


これに盛り付ける料理が次々に頭の中に浮かびます。

(食意地がはってる?!)

娘が帰省すると我が家は7人家族。

ですので食器はすべて7客ずつ揃えます。


でもギャラリーには2客しかないとのこと。

隆太窯に電話で問い合わせてもらいましたが、窯元にも在庫は無しとの返事。

しかたなく2客だけ買い求めました。


その後、せっかくだから大好きな隆太窯まで行ってみようと、レンタカーのナビに電話番号を入力。

設定した目的地はかなり山の中です。

案内どおりに車を走らせましたが、それらしき建物が見つかりません。

目的地付近を何度も行ったり来たり。

それでもわからなくて、道を尋ねようと車を止めた家が隆太窯でした。

(看板だしといてほしいですー^_^;)

なかなか探せなかったのは、窯や工房が道路よりかなり下がったところにあって、車から見えなかったから。(言い訳^_^;)


無事到着して、まずは工房横の展示場を拝見。

小川の流れる広い敷地の中に建つ、シックで落ち着いた建物です。


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展示場というより、個人宅の一室にお邪魔している感じで寛いだ空間の中、

時間をかけてゆっくり器を手にとって拝見しました。


お二人仲良く営まれる隆太窯は「理想の親子窯」です。

お父さんの中里隆さんについては、そのユニークなお人柄の記事をよく目にします。

けれども豪快磊落さの中に、とてもデリケートな繊細さをお持ちであることが、その作品からうかがえます。


一方息子の中里太亀さんは、芸術家を気取らず、職人気質の仕事っぷり。

伝統を踏まえた正統な絵唐津の中に、キラリと光る個性を織り交ぜた作風が、なんとも男前な器を産み出しています。


そして、その展示場で見つけました。

洋々閣ギャラリーで買い求めたのと同じ器を!

念のため、車のトランクからその器をとってきて展示場で比べてみました。

やはり色も形も寸分違わず同じもの。


たしか洋々閣から電話で問い合わせてもらった時には在庫無しとの返事だったはず。

工房のお姉さんにその話をすると、

まったく別な器の在庫確認として話が通ってしまっていたとのこと。

なにはともあれ、同じ器をもう1客発見できて喜びました。


ところがさらに嬉しいことには、同じ器がまだ4客もあるとのこと。

はいはい、全部いただきますとも。

これでちょうど7客揃いました。(^o^)v


迷いながらも隆太窯まで行った甲斐がありました。

おまけに工房では太亀さんご本人がロクロを挽いておられるお姿も拝見できましたし。(^o^)v


この器は私と縁があったのですねぇ~。

そう思うと余計に愛しく、大事にしようと思います。