おもしろいこれも日本茶なんだ。
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お茶には、いろいろな種類があります。
製造法もいろいろ。
こちらは、四国、高知県大豊町の「碁石茶」を作っているところ。
古くから受け継がれてきた製法で、大きな桶の中に、蒸したお茶の葉を入れて、重石で漬物のようにしてお茶を作っているんです。
踏み固め、乳酸発酵させたお茶は、3cmほどの大きさに切断し、天日乾燥すると、できあがり。
形が、碁石のようなので「碁石茶」。
日本茶ソムリエのいるお店で
美人になれちゃう 茶粥を食べよう
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こんな碁石茶を使ったお食事を楽しめるお店が、表参道を一歩入ったところに。
日本茶ソムリエのいるお店 、「表参道 茶茶の間」。
日本茶ソムリエ、和多田喜さんの淹れる本格的なお茶と、素材を活かしたお食事やお茶を使ったこだわりスイーツも楽しめるお店
お客様の前で一杯一杯、ソムリエが丁寧にかっこよくお茶 を淹れてくれます
高い位置から注いだお湯は、空気を含み、舌触りまろやかに
ソムリエが全国から厳選したこだわりの茶葉の揃うお店で、碁石茶を使ったお食事「美人粥セット」をオーダー
「美人粥セット」 1,050円
(美人粥、・さつまいも・お好きな付け合わせ3品)
お粥の色に最初ちょっとびっくりしましたが、碁石茶で煮出して炊いた、便秘改善や新陳代謝の促進などの効用が期待できる、お腹から美人になれちゃう「美人粥」。
体にいい発芽玄米の歯ごたえが楽しく、少し酸味を感じるとてもさっぱりしたお粥
さつまいもやお好きな付け合せ3品をお粥に入れて一緒に食べると、また一味違った味わいとおいしさに
今回は、“日本茶ソムリエおすすめのさっぱりお粥”で、梅干しやひじきをトッピング。
この日の日替りのおかずは、「ブロッコリーとカリフラワーの蟹豆乳グラタン」
まろやかな豆乳に、蟹の風味がふぁっと広がる、できたてホクホクのボリュームある美味しいグラタンでした
さつまいもは、お粥と一緒に食べると甘くほっこり、スイーツのよう。
「表参道 茶茶の間」の店内には、その茶葉にぴったりのイメージしやすい名前を独自につけたお茶が30種類以上
魅力あるかわいいパッケージのお茶商品が揃っています
こんな泡あわのお茶もあります。
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“泡立っているお茶”と言ったら、思い出すのは・・・“抹茶”。
それ以外に、こんなご飯やお豆の入ったお茶もあるんです。
なぜ、泡立てるのか
なぜ、ご飯やお豆まで入っているのか
それは、昼間に奥様方が集まって、お茶を飲みつつ、井戸端会議・・・お茶請けもあるけど、一緒に入れて茶粥にしましょう・・・となったのでは と、私は最初考えました。
が、現実はそうではなく、今のように食べ物がなく、空腹を紛らわすために “お茶+食べ物”が全国でできたのではと考えられています。
“お茶だけ”だとお腹がたまらない・・・
ある食材をお茶に入れて、空腹をまぎらわそう・・・。
泡を立てて、量を増やしちゃおう。
泡立てたほうが、上流社会の人や男性しか飲めない、憧れの“抹茶”みたいでステキ
泡を立てたほうが、見た目も楽しい
・・・こんな感じで
日本の各地に広がる伝統茶
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戦国時代、織田信長は、“茶の湯”を許可制にして、家臣に功績を競わせる「茶の湯政道」を取り入れ、部下は大名の地位よりも名物の茶道具をもらう方が、うれしがったとか
「茶の湯政道」で、上流社会の一部の男性だけが飲んでいた“抹茶”を飲むことは、庶民の憧れのお茶
そんな憧れからか、各地にこんなお茶が、伝統茶として残っています。
★バタバタ茶★
富山県朝日町の蛭谷(ひるだに)地区の煮出したお茶を夫婦茶筅(右にある2つの茶筅)で泡立てる「バタバタ茶」。
バタバタと茶筅をあわただしく左右に振って泡立てることから「バタバタ茶」になったとか。
塩を耳かき一杯ほど入れて泡立てると泡立ちがよくなり、味がまろやかで飲みやすくなるそう。
先祖の命日や成人の祝いのときに、近所の方々が集まって、漬物などのお茶請けと共に飲み、世間話をしながら飲むお茶。
元々、奥出雲のたたら製鉄の職人さんたちが、過酷な作業の合間に、立ったまま口に流し込んでいた労働食。
また、飢饉の時の非常食だったという説や、上流階級の茶の湯に対抗して庶民が考え出した説などいろいろ。
炒った番茶と干したお茶の花を入れて、煮出したお茶を茶筅で泡立て、この泡立てるときの音から「ぼてぼて茶」に。
泡立てたお茶の中に、ご飯や煮豆、刻んだ高野豆腐や漬物など数種類の具を入れてお箸を使わずに、茶碗の底をトントンとたたいて、流し込んで飲みます。
沖縄県那覇市周辺の泡立てて飲む「ブクブクー茶」は、煎り米湯にさんぴん茶と番茶を入れた茶湯を茶筅で泡立てます。
赤飯を入れた茶碗に泡立てたお茶をソフトクリームのようにブクブク山盛りにして、その上に落花生をのせて食べるもの。
戦前までは船出の祝いの席で飲まれたり、芝居小屋や市場で売られていましたが、戦後40年以上廃れてしまっていたため「幻のお茶」に
現在は、復活の動きが盛んに
3年前の「世界お茶まつり2010」の時には、ブクブクー茶を実際に味わったり、体験できるコーナーも
「世界お茶まつり2013」のイベント会場でも、いろいろなお茶を飲み比べることができます。もしかしたら、こんな伝統茶を飲むこともできるかも
ぜひお越しください。
世界お茶まつり2013チラシ完成しました
春の祭典プログラム情報も公開
↓詳しくはこちら↓
http://www.ocha-festival.jp/blog/2013/02/13/
また、イベント会場の1つ、静岡県のお茶処で有名な牧之原台地にある「お茶の郷博物館」では、今回ご紹介した日本各地のお茶の展示がありますので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。
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★表参道 茶茶の間★
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-13-14
TEL:03-5468-8846
営業時間:午前11時~午後7時
定休日:月曜日(祝日の場合、翌 火曜日)
http://www.chachanoma.com/
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★お茶の郷博物館★
〒428-0034
静岡県島田市金谷富士見町3053-2
TEL:0547-46-5588
http://www.ochanosato.com/
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130111/15/ochafestival2013/81/a3/j/o0180006012371979458.jpg?caw=800)
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しずふぁん!!オチャヤプラプロジェクトでは、静岡県内の楽しいお茶屋さんをご紹介しています♪
【記事作成:広報 赤堀】
『お茶に恋をしています・・・。
』
広報 赤堀
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■世界お茶まつり2013■
<春の祭典>
平成25年5月2日(木)~5月5日(日)
会場:県内各地、富士山静岡空港、
茶文化関連施設 他
<秋の祭典>
平成25年11月7日(木)~11月10日(日)
会場:静岡県コンベンションアーツセンター
“グランシップ” 他
URL:http://www.ocha-festival.jp/
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