【日本各地のお茶って、どんなものがあるの?飲んでみよう!】 | 世界お茶まつり SNS広報チームのブログ

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日本各地のお茶って、
どんなものがあるの 飲んでみよう
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中国から日本にお茶が伝わってきて以来、日本各地の歴史風土や人々の食生活に根ざしたお茶が作られ、飲まれてきました。

いろんなお茶の中でも

“蒸す”=「煎茶」・・・

“炒る”=「番茶」・・・

は、日本独自のお茶・・・「日本茶」。


現在、全国各地に代々受け継がれてきた“伝統的なお茶づくり”があり、個性あるお茶が各地に。


ご紹介するお茶の一部は、東京、下北沢の“行列のできるかき氷”がある有名な日本茶喫茶室「しもきた茶苑大山」で、実際に飲むことができます

 

日本茶喫茶室「しもきた茶苑大山」
 
こちらのかき氷の大ファンで、冬でもかき氷を食べに来る方もいらっしゃるそう。


冬でもかき氷を食べに来るファンも!
 
また、ご兄弟で “茶師十段”を取られている大山さん(兄)が、

1杯目はお茶の説明をしながら・・・

お茶の淹れ方を目の前で見せてくださり・・・美味しいお茶の淹れ方、お茶の特徴を解説して下さるお店。



 


寒い北国でもお茶が育っているんです・・・
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基本的にお茶は、静岡県鹿児島県など温暖で雨の多い地域でたくさん作られています。


静岡県掛川の粟ヶ岳の茶文字の山
 

しかし、寒い北国でもこんなふうにお茶が育っているんです・・・

 

お茶の木の上に、雪が。新潟県の村上茶
 
お茶の木の上に、雪が覆いかぶさっています。

寒そうですね~。


こちらは、“北限のお茶”新潟県村上市で作られている「村上茶」。

“商業ベース”のお茶としては、最北端。

冬、積雪の多いこの地方では、雪が茶の木を覆うことで、冬の寒さから茶の木を守ってくれているそう。

雪のかまくらの中は温かいそうなので、それに似た感じでしょうか。

秋田県能代市で作られている「檜山茶」


こちらは、“北国のお茶”秋田県能代市で作られている「檜山茶」。

“最北端”で作られるお茶。

江戸時代、秋田藩の藩士によってもたらされたお茶づくりが今に伝えられ、現在では見られなくなった京都の宇治の古い製茶技術が残されているそう。

 

 

南の地域の個性的なお茶たち
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徳島県の「阿波番茶」、茶葉を釜ゆで

 


こちらは、四国、徳島県の山間部で作られいる“後発酵茶”の阿波番茶」。


摘み取った茶葉を釜でゆで、茶すり機などで揉んだ後に、大きな桶に漬け込み発酵させたもの。

仕上げまで10日間ほど漬け込んだお茶を天日干し。

できあがったお茶は、少し酸味のある味に。
 

「阿波番茶」、10日間ほど茶を天日干し

 

愛媛県の「石鎚(いしづち)黒茶」 

 
こちらは、四国、愛媛県小松町で作られている“後発酵茶”の「石鎚(いしづち)黒茶」。

摘み取った茶葉を蒸し、桶に詰めてカビ付け。

さらに桶から出して揉んだ後、再び桶に詰めて発酵。

茶葉を蒸し、桶に詰めてカビ付け


 


同じ、霊峰、石鎚山の麓、西条市小松町に伝わる発酵茶、「まぼろしの天狗黒茶」を、東京、下北沢の「しもきた茶苑大山」で、リクエストして対応可能であれば飲むことができるかも。 
 

「まぼろしの天狗黒茶」 800円 

「まぼろしの天狗黒茶」 800円
「茶師十段オススメのお茶(解説付き)」


独特の酸味と香り・・・さっぱりとした風味。

私はこんなお茶を初めて飲みました。


茶師十段の大山さんは、熱湯で出したものを冷たくしてアイスティーのようにして出して下さいました。

お茶だけれど、柚子茶や柑橘系のようなすっぱさのあるお茶で個性的な番茶。

おせんべいやチョコレートなど味の強いお菓子と一緒に食べるといいかも。

 

 

“青柳製釜炒り茶”、水平鉄釜炒り


こちらは、九州の熊本県や宮崎県の山間部で作られている“青柳製釜炒り茶”。

茶葉を“水平”に据えた鉄釜で炒り、その後ザルの上で揉み、再び鉄釜で炒って仕上げ。

できあがったお茶は、釜炒りの独特の香ばしさとさわやかな味で、九州の人々に好まれているお茶。



“嬉野製釜炒り茶”、斜め鉄釜炒り


ちなみにこちらは、九州の佐賀県嬉野町で作られている“嬉野製釜炒り茶”。

茶葉を水平ではなく、“斜め”に据えた鉄釜に入れ、かき混ぜながら炒り、さらに藁などの草で編んだ敷物などの上で揉みほぐし、再び釜で炒ります。

この作業を数回繰り返し、釜でかき混ぜるので茶葉は釜香が付き、丸く曲がった形に。



宮崎、高千穂の手炒り釜炒り茶を、東京、下北沢の「しもきた茶苑大山」で、飲むことができます。


「青柳製手炒り釜炒り茶」 各種 800円~
 
「青柳製手炒り釜炒り茶」 各種 800円~
「茶師十段オススメのお茶(解説付き)」


釜香の風味とうまみが広がるお茶。

火入れが弱めなので、香ばしいというよりは青っぽい味。

飲みやすくて、のど越しがいいのが特徴。

 

 

お茶の淹れ方を目の前で見せて下さる大山さん
 
「茶師十段オススメのお茶」は、各800円~で、解説付き。


月ごと、オススメのお茶がありますが、リクエストをして対応可能であればお茶を淹れて下さることも。

 

 

各地域、各家々に伝統的に伝わってきたもの、“番茶”は、個性的なものが多く、あるときは懐かしさを感じる味だったり・・・、初めて出会うお茶だったり・・・。

元々、お茶は“薬”として飲まれていたもの。


飲み比べるのにいい場所として喫茶があるので、ぜひ気になるお茶を喫茶に行って飲んでみよう

 

 

「世界お茶まつり2013」のイベント会場でもいろいろなお茶を飲み比べることができますので、ぜひお越しください。



世界お茶まつり2013チラシ完成しました

の祭典プログラム情報も公開

 

↓詳しくはこちら↓
http://www.ocha-festival.jp/blog/2013/02/13/

「世界お茶まつり2013」チラシ 

 

 

また、イベント会場の1つ、静岡県のお茶処で有名な牧之原台地にある「お茶の郷博物館」では、今回ご紹介した日本各地のお茶の展示がありますので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。
 

静岡県島田の「お茶の郷博物館」 



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★しもきた茶苑大山★
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-30-2
TEL:03-3466-5588
営業時間:
【1階 日本茶販売】午前10時~午後8時 
【2階 喫茶室】午後2時~午後6時(L..O.)
定休日:月曜定休
http://www.shimokita-chaen.com/
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★お茶の郷博物館★
〒428-0034
静岡県島田市金谷富士見町3053-2
TEL:0547-46-5588
http://www.ochanosato.com/
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◆「しずふぁん!!」公式ホームページ:http://shizufan.jp/
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【記事作成:広報 赤堀】
『お茶に恋をしています・・・。
広報 赤堀

 

 

 

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■世界お茶まつり2013■
の祭典>
平成25年5月2日(木)~5月5日(日)
会場:県内各地、富士山静岡空港、
茶文化関連施設 他
の祭典>
平成25年11月7日(木)~11月10日(日)
会場:静岡県コンベンションアーツセンター
“グランシップ” 他
URL:http://www.ocha-festival.jp/
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