【冬はほっこり、熱海の旅 ~黄金の茶室・来宮神社編~ 】 | 世界お茶まつり SNS広報チームのブログ

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ずいぶん寒くなってきた今日この頃、
冬はやはり暖かい土地や温泉に行きたくなりますよね

前回ご紹介したお茶・アート・パワースポットに触れる熱海の旅の続きです。
前回の一白庵編はこちら

熱海のMOA美術館さんは、相模灘を一望できる高台にあり、
最高の景色を楽しめます

海の向こうは伊豆大島、右手は伊豆半島。
反対側は房総半島まで見渡せる、本当に気持ちの良い眺め



来館者の皆さんは足を止めて、ソファにゆっくり座って、この景色に見入っていました。

そしてこのロビーのすぐ隣に、有名な「黄金の茶室」が展示されています。

 

あの豊臣秀吉が作ったという黄金の茶室を復元しています。

本物の茶室や設計図は大阪夏の陣で焼失したと考えられており、
現存していないため、当時この茶室に招かれた人の日記や茶会記などを集め、
できる限り正確に再現することに努められたそうです。

 

なんと組立式

 

豊臣秀吉は、京都御所にこの組立式の黄金の座敷を運び、
自ら茶を点じて天皇に献じたそうです。

美術館の方いわく、

「中尊寺金色堂や金閣寺などに見られるように、
黄金は浄土を表現するものでもありました。
現代の照明の下で見ると金ピカになってしまいますが、
戦国時代は電気もなくロウソクの灯りだけで、今よりずっと暗かったと思います。
黄金の茶室はその中に浮かび上がり、
幽玄な世界を見せてくれていたのではないでしょうか。」


とのこと。

この茶室で行われた茶会がどんなものだったのか、
当時の人はどのような気持ちでこれを見たのか。
ゆっくり思いをめぐらせてるのも楽しみのひとつですね

他の所蔵品とあわせて、日本の美に触れる貴重な機会です。


MOA美術館のギフトショップでは、
前回ご紹介した「一白庵」で使われているお抹茶やお茶碗も購入できます。

 
 

お茶碗は所蔵している美術品の意匠を写したもので、
美術ファンの方に大変喜ばれることもあるそうです!

 

冬の熱海でゆっくりと、お茶と日本美術の世界に思いを馳せるのもいいですね


さて、熱海にはもう一つご紹介したい場所があります!
パワースポットとして有名な来宮神社神社です。



710年(和銅3年)にはすでに記録があり、
熱海一帯で古くから信仰されている由緒ある神社だそうです。

東京からの若者グループや若いカップルもよく見かけました。

 

御祭神・大己貴命(おおなむちのみこと)が縁結びの神様であることのほか、
パワーが強いということで、テレビや雑誌でも取り上げられ有名になったそうです。
 
 

こちらの神社でとくに知られるのが、天然記念物に指定されている、
樹齢2000年以上といわれる大楠

 

たくさんの人が参拝に来ています。

 

間近で見るとその大きさに圧倒されます!
この大楠一周回ると寿命が一年延び、
願いを心に秘めながら回ると願いが叶う
といわれているそうです。

 

ぐるりと回ってみると、その大きさと年月を感じる樹の表情に驚くばかり・・・
江戸末期までは「木宮神社」と称し、木に宿る神々を信仰していたのだそうです。

JR来宮駅から徒歩3分JR熱海駅から路線バスで15分程度とアクセスも良いので、
ぜひご縁結びに行ってみてください!

最後に、熱海駅前の足湯(無料)でほっこり・・・・・
 

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MOA美術館 9時30分~16時30分まで
(入館は閉館30分前まで)
一白庵 10:30~15:50
電話番号 0557-84-2511
〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26‐2
http://www.moaart.or.jp/index.php
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来宮神社
社務開頭時間 : 9:00~16:30
電話 : 0557-82-2241
413-0034 静岡県熱海市西山町43-1
http://www.kinomiya.or.jp/index.html
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【記事作成 広報 田渕】