【銀座で素敵に“和製アフタヌーンティー”】

銀座で素敵に“和製アフタヌーンティー”

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もうすぐクリスマス

今年は、銀座の和菓子店「HIGASHIYA GINZA」で和製アフタヌーンティーをいただきながら、クリスマスの素敵なひととを過ごしませんか

お店の入っているポーラ銀座ビル2階のエレベーターを降りた途端、とてもスタイリッシュで洗練された空間が広がります・・・

ここが和菓子屋さん

すごく素敵な雰囲気の中、洗練された気持ちで店内に入りました

入口を入ってすぐのスペースにはオリジナルの和食器や茶器などが並び、まるでアトリエのような雰囲気・・・

少し進むと、木のカウンターに和菓子が並んでいて、どれを購入しようか迷うお客さまたち・・・

季節の生菓子、羊羹、最中、カステラ、かりんとう、おこし、豆菓子・・・そして茶葉

こんな迷いに迷ってしまう和菓子たちを少しずついただけるメニューが、「HIGASHIYA GINZA」の茶房にて午後3時～ラストオーダーまでいただける“アフタヌーンティーセット”です。（1,980円）

※アフタヌーンティーセット（イメージ）

二枚の杉の丸盆が銅製のティースタンドに乗せられて登場するアフタヌーンティーセットには、お好みのお茶かスパークリングワインの飲み物が一つ付きます。

お茶好きな私はもちろんご飯にもお茶菓子にもあう人気な宮城産の「やぶきた釜炒り茶」をチョイスしました

「一の皿」では、季節のご飯物が楽しめます

この日は、“鯛の炊き込みご飯”でした。
丸くかわいい形で出てきて、口に入れた途端ふわぁっと鯛のしっかりした香りとだしのいい風味が広がります。

それに胡麻の風味豊かな“ほうれん草の胡麻和え”、歯ごたえよく、美味しい“香の物”が楽しめます

「二の皿」は、季節に合わせて数種類の和菓子が盛られた楽しい和菓子のオンパレード。

自家製黒蜜でさらっと食べる透明感ある寒天にしっかり塩味のきいたお豆がうれしい「豆かん」。

おいしい卵黄がたっぷり使用され味わい深い五三焼きの「カステラ」。

ここで、濃厚で少しパサつきのあるお茶菓子に「やぶきた釜炒り茶」を一口
渋みがなく、すーっと飲めるお茶がカステラの味わい深さを活かし、口解けをよしてくれます

「羊羹」は、お店にある5種の羊羹の中から2種楽しめます

この日はやわらかな羊羹にしっかりした味わいの「大納言羊羹」と、噛めば噛むほどココナッツの味わい広がる「椰子の実羊羹」をいただきました。

また、餡をベースにさまざなま果実や木の実を組み合わせた全12種の「ひと口果子」から、この日は桃のコンポートをバニラ入りの白餡で包んだ「薄香（うすこう）」を。

季節の生菓子には、餅米でこし餡を包み、つばきの葉で仕立てた「侘助（わびすけ）」いただきました

※季節によって料理内容が変わるため、写真は記事内容と異なります

一言感想を・・・と言われたら、このアフタヌーンティーセットは「和菓子の宝石箱じゃ」と思わず言ってしまうくらい、美味しいとこ取りで満足な味わいでしたし、素敵なひととき、まさに和製アフタヌーンティーのひとときを過ごさせていただきました

ご飯にも和菓子にもあうお茶、宮城産の「やぶきた釜炒り茶」は、渋みが少なく、釜香がふわっと香り、食事にも甘味にもあう香り高い釜炒り茶でした

お茶は3煎目まで楽しめるので、1煎を飲み終わるたびに程よいころあいで店員さんがお声をかけて下さり、店内数ヵ所に設けられた釜でお湯をついで下さるのですが、そのお点前がまたうれしく、心遣いも感じられるひとときでした

この「HIGASHIYA GINZA」では、“五感で感じる”お店作りを目指しているそう。

お店の空間作り・空気感・和菓子作りにかける心遣い・味わい・季節感などからこれまで日本人が大切にしてきた“和”の心遣いを見て、触って、食して、においで味わい、感じることを楽しませていただけたように感じました