女性が働きやすい環境づくりを考えた
オチャむの会社、
地域の方から求められる要望が
雨漏れ修繕などの屋根工事から、
●快適な住まいを支援するリフォーム
●家の事でちょっと相談があるんだけど
といった相談の幅が広がってきています。
それに伴い、
女性スタッフの活躍する場面が増えてきました。
そのための整備として
「女性がもっと働きやすい環境を準備する」
そのために増築しました。
ただ部屋を作るだけが会社の課題でない
更衣室が必要だから。
休憩室が必要だから。
そんな理由だけであれば、
空いている部屋にロッカーを置いて終わり。
オチャむの会社が目指したのは、
「こんな休憩室あったらいいね」
を形にすること
そう言ってもらえる空間。
狭すぎない。
ゆとりのある空間に
仕事の合間にホッとできる場所。
ゆっくりお弁当を食べたり、
少し雑談をしたり、
ひと息ついたり。
そんな安らぎのある部屋を
今、自社ができることより背伸びをした部屋を目指しました。
将来を見据えた働き方改革
この部屋、もう一つの役割があります。
必要になればパーテーションを設けて、
授乳室として利用することも想定。
今は必要なくても、
将来そうした環境が必要になるかもしれない。
だからこそ、
「今だけ」ではなく
「これから」を考えた空間。
もったいないと言われるかもしれませんが備える
オチャむの次のステージを意識する取り組みです。
問題は土地の形だった
事務所の裏には書庫がありました。
今回の計画、
事務所と書庫の間を利用して休憩室を増築することでした。
しかし敷地が長方形でなく
少し広がったいびつな台形土地。
普通に四角い建物を建てれば、
使わないスペースが生まれてしまいます。
そこで設計者と大工さんとオチャむ
土地を最大限活用するための構造と計算と空間。
その結果、
建物は土地なりの台形にしました。
そして屋根は「りぼん」になった
台形の建物をつくると、
屋根も台形になります。
しかも既存の事務所と書庫をつながなければなりません。
左へ行くほど必然と軒先は低くなります。
赤い屋根には自然につながります。
大工さんは下地の木材を加工しながら、
まるで立体模型を作るように屋根の骨組みを完成させてくれました。
この曲がった屋根を仕上げるのは瓦職人です。
瓦一枚一枚の働きを調整し、
ねじれた屋根へ追従させていく。
低い方に流れる水は従来流れる屋根瓦の谷を流れない
その雨水の流れを逃がし(この逃がすという観点大切)ながら、
芸術としての屋根を追求するクラフトの奥義。
これまでの知識と技術、経験、勘を積み上げ時間を掛けた仕事が
この屋根です。
名前は「りぼん タイルーフ」
チョットGPTに聞き
"(-""-)"
完成した屋根をドローンで見ると、
黒い屋根。
赤い屋根。
その間をつなぐ流れる瓦。
この屋根は、
建物を結んでいるだけではないように感じた感覚。
人を結び、
働く環境を結び、
未来への可能性を繋げる。
そんな屋根にこれから魂を込めて仕事に向きあう。
名付けたのは
Tile(タイル)は瓦。
Roof(ルーフ)は屋根。
離れていた建物を結び、
働く人の未来を結ぶ、
屋根瓦屋の思いを形にした
新しい屋根にしてきいたい。
最後に
世間の流れより遅い速度で働き方改革ではないかと感じる業界。
だからこそ
屋根屋として屋根の安心を届けながらも葺くだけが仕事ではないと思っています。
そこで働く人が笑顔になり、
安心して過ごせる空間をつくることも、
住まいづくりの一つです。
今回の「りぼんタイルーフ」は、
女性が働きやすい環境づくりから生まれた、
ひろやす瓦らしい挑戦です。
7月からは45周年目を迎えます。
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