さすけへの想い | Mシュナウザーさすけとこてつの日常

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我が家の愛犬Mシュナウザー さすけ、こてつ の日常の様子などをまったりと書いて、日々の成長の記録を楽しんでいきたいと思います(^-^)

はじめまして おかさんです
色々言われてますが
普通の太ってる女です(笑)

さすけを偲んでいただき
沢山の暖かい言葉 涙が溢れます
本当にありがとうございました

さすけがどんなに立派だったか
どうしても伝えたくて、初登場です
長文ですがお許しください




さすけを迎えた頃
私は飼い主失格でした

大好きで大事にしたいのに自分が最優先
散歩もおとさん任せ
仕事で長時間留守番させたあと
ご飯だけあげて
寂しい遠吠えを聞いても
うしろ髪引かれつつも平気で出かけてました
それが5歳ぐらいまで続いたんです

おとさんの仕事が夜勤に代わり
夜の散歩は私が担当することに
少しづつ私の心も変わっていきました


こてつを迎えてから
ようやく2人を最優先に考えることが
出来るようになりました

その代わり
5歳までのさすけにしていたことへの
強烈な罪悪感に苛まれました


13歳で前庭疾患を患った時
初めてさすけの介護を経験
正直懺悔の想いもありました
それでも罪悪感を拭う事は
出来ませんでした


強いさすけは前庭疾患から復活
元気なおじいちゃん生活の始まりです


ただ当時は
どうしても老いを受け入れられなくて
苦しんだのを覚えています
それでも頑張ってるさすけを見ていたら
徐々に受け入れていきました

それから徐々に後ろ脚が弱っていき
おとさんと試行錯誤、沢山ケンカ
楽しみながらさすけを
サポートしてました


完全に歩けなくなったのは
今年の4月終わり
室内での車椅子生活がスタート


何故かバックしか出来ず(笑)
それでも上手に乗りこなしてました
そんな姿が無性に愛おしかった


私自身
1年半前に坐骨神経痛を患ってから
毎日激痛で悩む日々
強い麻薬系の薬を2種類飲んでも
朝は地獄
仕事でも強烈な眠気、睡眠3時間
それでもコンニャローーって気力で頑張る
そんな生活でした


さすけの車椅子生活が始まる少し前に
坐骨神経痛が悪化
特に午前中は激痛で歩けず
仕事もしばらく休む事に

痛みはあれど
2人の為なら頑張れました



さすけが亡くなる数日前から
ご飯の食いつきが少し弱い
食べたいのに上手く
食べられなくなってました

その頃には体重は
MAX9.5あったのが3.6キロ。。。

このままではマズい
どうやって食べさせよう?と
初めてシリンジで試したりしました


ちっとも
坐骨神経痛の痛みが良くならないので
おとさんが1度行って
あんまり良くなかったという理由で
行ってなかった整形外科に
行ってみようって気になったんです

そこで今までの診断の誤診が判明
狭窄症ではなく、腰椎黄色靭帯骨化症
まさかの指定難病
しかるべき所に神経ブロックをしたところ
見事ピタっと痛みがなくなりました
にわかに信じられなかったですが
これで思う存分世話が出来る!!!
って嬉しく思いました
それが金曜日


翌土曜日は
強い薬の離脱症状に苦しみましたが
さすけもご飯半分ほど食べ
排泄も普通にしてくれたので
色々課題はあるが少しホッとしました



日曜日 亡くなる当日
朝8時前 普通に起こしてオムツ替えて
朝ご飯の為にいつも通り車椅子に

いつもは待ちきれないとばかりに
上手にバックしてクルクルするのにしない

あれっ?
ってみたら身体に全く力が入ってない
おかしい!
って思いしばらくすると痙攣してる

痙攣なんてしたことなかったから
2人してビックリして
治るのを待ち抱っこした

しばらくしたら落ち着いたけど
口に手を持っていっても噛もうとせず
水もシリンジであげてみたが飲まなかった


かかりつけ医に電話し状況を説明
延命治療はしない意向は伝えてたので
少し様子見、痙攣が酷くなるようなら
すぐ来て!と


ベッドに寝かせ
再度お水をトライしてみたが飲まない
眼振が始まり、短い痙攣があった


痙攣も治り、呼吸も落ち着いてきたので
おとさんに細いシリンジや栄養リキッドの
買い物を頼んだ


おとさんが家を出て20分ぐらいだろうか
急に目を見開いて
真っ直ぐ私を見てる感じに

さすけ!! 
大丈夫?? おかさんわかる??
ありがとう!ありがとう!ありがとう!
って沢山チュッチュした

少し上を見たと思ったら
口を4、5回パクパクした後
静かに呼吸が止まった。。。


おとさんに連絡。絶句。。。
急いで帰ってもらう


11:08     私の誕生日だった。。。



約2ヶ月間会社を休みずっと一緒にいた
さすけがそう望んだかもしれない

足の痛みに耐えながら
120%でお世話が出来た

さすけは足の痛みだけでなく
私の罪悪感も持っていってくれた

もちろん当日、火葬の時は号泣
乗り捨てたままの車椅子
匂いや姿を探して涙は溢れる

でも不思議と清々しいんです。。。
こんな想いになって正直戸惑ってます


私の救世主
あまりにカッコ良すぎて
100万回のありがとうでは足りず
言葉では言い表せません


さすけの想いを無駄にせず
また会えた時に胸を張れるように
この先の人生を送っていこうと思います


さすけ、さすけ、さすけ!!!
どうか見守っていて



言葉では言い表せないから
さすけへ大好きな歌を送ります