こんにちは。
ふと、思ったことを書いてみます。
僕は人に比べたくさんのボールを持っています。
理由は、あったほうが楽しいからですね。
点数が出ると楽しいですし、幅も広がります。
僕のように多くボールを持つ人は「ボールに頼って」「腕も無いくせに」「そんなにもって何になる」と、言われることがしばしば。
僕は気にしません。ボールに頼ります。場面場面に合ったボールを投げて点数を出します。
ボールに頼らない人は、何故2個以上ボールを持ってるんですかね?スペアボールがあればパーフェクトストライクは理論上出せます。
ボールに頼ってはいけないという人がボールに頼ってるんですよ。とんでもない嘘つきです。
極論でもなんでもないです。これは。
さてさて、最近考え方が270度くらい変わってしまって自分自身のボウリング論に大変大きな変化があります。
多くはボールのことについてですが。
たとえばレイアウト。
以前はボールの特徴に合わせたレイアウト、というのをしていました。
走ってキレるスペックのボールであれば、走ってキレるように。
手前から曲がるスペックのボールであれば、手前から曲がるように。
時には、手前から曲がるボールだけど、曲がりすぎるのはいやなので、多少走りを加味したレイアウトにしたりしていました。
最近は違います。
自分の投球イメージに合わせたレイアウトを施すようにしてます。どんなボールにでもです。
私のイメージの投球ラインは、アーク状(弓なり)の軌道です。
なので、それに合ったレイアウト、数値で言えば55°×4+1/2×70°です。
そもそも、自分に合わないボールを選択しないので、全てこのレイアウトで固定です。
どこに立っても、自分の投げやすい投球ラインのイメージを変えないほうが、自分の投球が安定します。なので、僕は走ってキレるボールは必要ない人間と分かっているので走ってキレるレイアウトは不必要です。
自分が、アーク状の軌道を描いている、というだけで、選ばなくていいボールというのも自動的に決まってくるんですね。
強いパール
弱いパール
強いソリッド
弱いソリッド
低慣性のコア
高慣性のコア
それぞれの種類から、自分の投球イメージとは合わない、不必要な要素を取り除いてみましょう。
まず、アーク状に転がってほしい、ある程度のキャッチ感が必要、手前であわせたい、ので
基本、高慣性のコアであれば、強いソリッドじゃなきゃ使えません
高慣性+強いパール→手前で転がってくれません。手前で合わせられません。
高慣性+弱いパール→手前で転がってくれません。手前で合わせられません。
高慣性+弱いソリッド→手前で転がってくれません。手前で合わせられません。
キャッチの強い、強いソリッドであれば何とか使えるかもしれません
ので、高慣性は要りません
低慣性であれば
低慣性+強いパール→手前で転がります。キャッチします。手前で合わせられます。
低慣性+弱いパール→手前で転がります。キャッチしません。手前で合わせられません。低慣性でもある程度コアの強さと表面加工が必要そうです。
低慣性+強いソリッド→手前転がります。キャッチします。手前で合わせられます。が、元々手前で転がす投げ方をしているので、キャッチが強すぎて、パワーロスを起こしてしまい、あまり好ましくないです。使うならポリッシュします。走らせるような投げ方は出来ないのであまり合いません。
低慣性+ソリッド→手前で転がります。キャッチします。手前で合わせられます。
と、いうように、自分の投球イメージにあわせたボール選択が出来るようになりますね。
まてまて、あなた低慣性のボールしかなくて後半どう戦うの?
→低慣性のボールで戦います。
まてまて、強いパールしかもって無いけど後半どう戦うの?
→強いパールで戦います。
いい加減、強いカバー=曲がるという認識は捨てたほうが良いかもしれません。
なかなか具体的な比較をするのは難しいですが、
ストームから発売されてましたコードブラック。R2Sパールです。
ストームから発売されてましたコードブルー。R3Sパールです。
カバーが強いのはR3Sのコードブルーです。
どっちが大きく動きますか?
この2つを投げ比べたことがある人は、「動きが大きいのコードブラック」と答える人が多いかもしれませんね。
弱ければ弱いほど、手前でロスが少ないです。ロスが少ないということは、奪われるローテーションが少ないので、曲がり幅が大きくなります。
逆に強ければ強いほど、手前のロスが大きいです。ロスが多いということは、奪われるローテーションが大きいので、曲がり幅が小さくなります。
ので、僕の投球イメージでは、強いボールのほうが後半に向いているということです。
ちゃんちゃん。