2024.4月 ソロキャンプ

埼玉県富士見市 びん沼自然公園



13:00のチェックインを目指して到着すると、駐車場には空き待ちの行列ができていた。



原因は桜のようだ。

この日が日曜だった事もあるだろうが、このびん沼川沿いは実はなかなかの花見スポットだったのだ(知らなかった)。

そんなタイミングで日曜チェックインを選択した山猫が、まったくもって迂闊だった。

それでもなんとか30分程の待ち時間で入場。



ほぼ満員の場内を進み設営完了。




最高気温26℃と言われるこの日、暑さに耐えながら炭火をおこし、楽しみにしてきた焼鳥をゆっくりと炙った。

「17:00を過ぎれば誰も居なくなるんだ」

そんな事を思いながら、小さなお子さんたちが楽しそうに遊ぶ姿を、山猫はのんびりとビールを飲みながら眺めていた。

2月3月と悪天候や仕事の都合でキャンプに行くことが出来なかった。
こうして無事に辿り着けただけで有り難い。



17:00を過ぎた。



予想通り見事に誰も居なくなる笑

写っているのは手ぶらキャンプ用の常設テントで、この日は無人だ。

この日は5〜6組の予約が入っていると受付で聞いたが、結局はまたもや完ソロのようだった。

ここ1〜2週間の花見シーズンで受付の女の子たちも忙しく、きっとキャンプの予約が何組入っているかまではとても把握出来なかったのだろう…

でも、
「完ソロやないか〜い」と少し寂しくなった山猫が空に向かってツッコミを入れたのは言うまでもない。



人目もなくなったのでサイトを撮影。


今回のテーマは炭火。

暖かくなる季節、主役は焚火から炭火へと移行する(山猫のキャンプでは)。


火おこし器を使ってガッツリとオガ炭をおこす手順を久々に確認した。

火熾し中にタコブツ、炭火で焼鳥、そして気温が下がって来たら薪を投入してメインディッシュという王道のキャンプ飯フルコースだ(山猫キャンプでは)。


メインはいつもの豚バラ味噌タンメン。


久々に店頭で見つけたコノスルのピノ・ノワールでマリアージュ。

エッチなピノ・ノワールと濃厚味噌ラーメンは予想通り絶妙にマッチングした。

そして、
「俺、お疲れさん」と山猫は自分に声をかける。



師匠に頂いたデイツもデビュー。


19:00前後のブルーモーメントに臨む。






完食後のワインのアテはとんがりコーン。

山猫が(たぶん)小学生の頃からあるお菓子だが永遠のNo.1だ。

今回も好きな事だけして、好きなものだけを食べた。
大満足である。



21:00を目標に、焚火を熾きにして片付けもザッと完了。


公園のルールですべての火器の使用は21:00までとなる。

そしておそらく21:00過ぎに係の人が火の始末を見回りに来る。
彼らは公園内に火種がないことを確認しないと帰宅出来ないのだ。たぶん。

もちろん彼らの帰宅時間を遅らせるという趣味は山猫にはない。

そして焚火のないソロキャンパーは寝るしかない。
係の人を待たずして就寝だzzz…



朝も快晴。


無人の常設テントに隣接して設営した山猫ライダーズワンポールを撮影。


まるで山猫テントも常設テントのひとつであるかのように見事にカモフラージュされていた。


完ソロだと分かっていたらこんな場所には張らなかったのに…




朝焼けの花見。




歯を磨きながらの花見。
キャンプサイコー。



朝はさすがに12℃程度の気温で、焚火がありがたい気温だった。

今回はミルクオーレで目覚まし。



さて、山猫の新しい相棒の紹介だ。


エクストレイルT32(中古)。


今まで頑張ってくれたエクストレイルT31が2月に故障し、急遽買い替えとなった。

前回お世話になった日産ディーラー系の方に相談すると、
「またエクストレイルがいいんでしょ」と1ヶ月で納車まで手配してくれた。

その間のレンタカーやら保険やら、とにかくお世話になって今や頭が上がらない。



欧米ではローグと呼ばれる車種で、モデルチェンジ時は「こんなのはエクストレイルじゃない」と思っていた山猫だが、いざ買い替えとなると他に欲しいものが見当たらなかった。

まぁ、つまり気に入っていたみたいだ笑


何よりも日産SUVの頑丈さへの信頼で同じ営業の方から2台めの購入となった。

仕事とプライベート兼用で、重たい荷物を常に積み、月に1,000〜2,000km前後走るハードな環境で、先代T31は中古車にも関わらず7年も山猫の相棒を務め、走行距離は最終的に15万キロを超えていた。

今回のローグ エクストレイルにも山猫は大きな期待を寄せている。(キャンプでも頼むな!)

ただし前は営業車だったのか、最新の装備はほとんどついていないシンプルで無骨なグレードだ(ちょっと残念😅)。
さらに妻と娘は「またシルバーかぁ…」と絶賛大不評である。

でもエクストレイルは山猫の相棒なのだ。
「時計は時間が分かれば良い。車はちゃんと走ればそれで良い」by山猫

なんの問題もない(やっちゃえ日産)。


朝食のカップ蕎麦の後、ウッドストーブで小枝遊び。


デイツのオイルを使い切る為にずっと点灯。


それにしても、オイルランタンは初めてなのだが、ひと晩でホヤが真っ黒になっている。


これは毎回掃除しなければいけないのだろうか…(教えて詳しい人)



時間までのんびりした後、近くの駅で親父と待ち合わせて母親の施設へ。


ばたばたしていた2024年のスタートだったが、ようやく山猫はひと息ついて、リスタートが出来そうだ。


今回はそんなキャンプだった。



おわり…