2024.1 ソロの集い

埼玉県狭山市 智光山公園



正月休みが終わる前に師匠とキャンプ。
びん沼自然公園に続き、お手軽近場キャンプ第二弾として智光山公園に初訪問。

山猫は智光山公園の存在を知ってはいたが、予約が取りにくくいつも混んでいる、グルキャンが多くていつも騒がしい、というイメージを勝手に持っていてこれまでは敬遠していた。

だが何年か前にリニューアルしたそうで、
「街からすぐだけど良いところだし便利だよ」と師匠に教わり、今回新年会キャンプを兼ねてご一緒してもらった。


入口を入ってすぐ駐車場があり、道を挟んでフリーのソロサイト。

20組までとのことだったが満サイトだと結構窮屈だろうか。
予約状況もネットで見れるのでゆったり出来そうな時を狙っていける。

近隣市内の方はお安くキャンプが出来るようだが、市外の山猫はソロで¥3000、区画サイトなら¥4,500(電源¥6,000)という価格設定。
学校橋河原やかつての巾着田のようなカオスな状況にならないためにも、このくらいのお値段は良いと思う。

入場退出の時間もきちんと管理されていて、夜中にペグを打ちだし、宴会を真夜中までやるような人たちと遭遇するリスクは少ないだろう。



「鉄塔も見えるし、うちから15分だし、キャンプに来たって感じじゃないんだよ」という師匠。
今回の幕はワンティグリス(名前は忘れてしまった😅)。

「いやぁ、めちゃくちゃ良いとこじゃないですか。私はこんな感じでじゅうぶんですよ。しかもうちから1時間で来れるし」と山猫は応える。

味のある林間サイトだし、公園は広く、園内を散策する楽しみもありそうだ。



今回は師匠にまるっとご馳走になる予定で、山猫はお酒担当。


師匠はワンティグリスに薪ストーブまでセッティングし、コット寝体制のフル装備。

焚火チェアにハンガー、灯油バーナーとガスバーナーに加えてウッドストーブのミドルサイズも使用する3バーナーで気合のフォーメーション。

昨年ご一緒出来なかったうちに何度もここで試し張りもして、ギアも吟味して来たそうだ。


そんな今回のキャンプ飯のテーマは「チャーシュー」。




ラーメンの出汁をとった煮干のカリカリ焼きから始まり、ネギチャーシュー、餃子、レバニラ炒め、そしてメインのチャーシュー麺へと続く中華フルコースをご馳走になる。

その間山猫は、ひたすら紹興酒の熱燗を作り(ほぼひとりで飲み)、さらに焼酎のお湯も沸かしながら、
「いやぁ美味いっすね〜たまらんですねぇ〜」とほろ酔いで言い続けていた夜だった。

いつもありがとうございます…



「去年は一緒にキャンプに行けなかったからな。今年は新年会キャンプが出来て良かったよ」と言う師匠が、なぜかデイツのオイルランタンをくれた。
「俺はヒュアハンドともうひとつ小さいオイルランタンもあるから、そっちはあげるよ。デイツの黒金だから悪くないと思うよ」とのこと。

「俺、使い方も知らないんですけどいいんですか?」
「出番が減りそうだから使ってくれそうな人が持ってた方が良いでしょ。結構雑に扱っても壊れないし合ってると思うぞ」

なんて良い人なんだ…

何年か前から山猫は、人の好意は全力で受け取る事をモットーとしている(笑)。
ありがとうございます!と喜ばれて、嫌な気分になる人は滅多にいないという事に気づいてしまったのだ。

「じゃあ、全力で使い倒させて貰います!」と宣言させてもらった。



 山猫は本当はこいつに惹かれていたけれど、お高めなので躊躇していた。


でも師匠から貰ったものはプライスレス。もちろん。


 





全力で料理をしてくれた師匠もチャーシュー麺まで完食。

でもふと見ると師匠のテーブルは薪の箱だった笑

お疲れ様です。本当に感謝です🙏




爽やかに起きた朝、テントは霜で覆われていた。

これで年末からのキャンプは3回ともびしょ濡れ撤収が決定だ。
※後日、リビシェルとドームテントとヘキサ、そしてこのソロテントの乾燥デイキャンに行きましたが、さすがに疲れた😅



朝も師匠の絶品うどんと絶品珈琲を頂き撤収へ。

智光山は10:00アウトなのがちょっと残念なのと、9:00過ぎからトイレの清掃が始まるため、ゆっくりトイレに行けない点が注意点だ(せめて10:00過ぎからにしてほしい😅)。

ここではトイレは早めに済まさなければならない

お互いに忙しい中、たまに仕事もご一緒する師匠。
「頑張ったし、ちょっとキャンプでも行きますか?」という感じで訪問出来そうだし、ぽっかり空いた休みに妻とお手軽に来ても良さそうだ。

そんなキャンプ場だった。


おわり…