前回はシェルター縛りで、デュオとソログルに使えそうな幕をピックアップしてみたのですが、今回は山猫ガチの気になるデュオキャンプ幕をピックアップ。


デュオ幕シェルター編 


坐骨神経痛の友人の事は確かに気の毒に思うけれど、山猫はそもそも灯油ストーブとか持ってませんでした🤤
※いつもはもうひとりの友人が暖房器具を持って来てくれます

暖房がなければいくらクローズできるシェルターがあっても真冬は寒いです。

という事で、いろんなシガラミはパァ〜っと忘れて(笑)純粋に山猫夫婦のデュオキャンプ装備について考察します。


まず最初に、設営撤収がシンプルな幕が希望。
かと言ってワンタッチまでは求めていませんが、あまり複雑な構造でないものを探します。


次に、リビングはオープンタープがメイン。
山猫夫婦は強風以外ではオールシーズン寝るまで基本タープの下に居ます。

この時点で、冬は石油ストーブ等で幕内に引きこもる構想の方とはスタイルが違ってくると思います。

「真冬は奥さんが寒い思いをして可哀想じゃないか」と思われる方もいるかと思いますが、そもそもうちの妻は、
「テントの中にずっと居るくらいなら家にいるわ」というキャンパーなので心配ご無用です(笑)。


次に、悪天候(強風)時の避難場所があると理想です。
今はソロテントのインナーとコットをカンガルーしていますが、強風時にはミニテーブルとチェアまで入れるスペースがあるリビシェルはとても使い勝手が良いです。


そして最後に、テントの寿命が5〜10年(ポリエステル幕)とすると予算5万円前後まで、と想定しました。

山猫の寿命の定義は「ひと晩続く強めの雨に耐えられなくなった時」としています。

逆に言えば「ひと晩続く強い雨」のキャンプに遭遇しなければ、加水分解するまで寿命に気づかず普通に使えるという事ですが。。。

※2020.6月の道志の森キャンプ場

かつての相棒コールマンツーリングドームSTの前室で、強い雨の中フライから滴る雨水をシェラで受け止めている図

敷いているレジャーシートもクッカーも、何もかもびしょ濡れになり、やはりこの経験はキツかった。

今後も撥水スプレーなどもして延命措置はするつもりですが、だいたい5年過ぎたら買い替えても良いんだなというイメージでテントを使っていくつもりです。



まぁそんなざっくりしたイメージですが、それではまたまたランキング形式で行ってみましょう。


第5位 スノーピーク ランドネストドームM

 

開発者の話しも見たのですが「お手軽」というのがコンセプトのようで、エントリーモデルながらキャンプ経験の長い人にも満足してもらえる点に拘った幕だそうです。


トンネル型のドームテントながら、逆Y字フレームで自立する。

これは設営を楽にするだけでなく、設営や撤収の途中で幕の移動も可能になりそうです。


つまりサイトレイアウトもやりやすくなるし、雨の時にはタープの下で設営撤収が出来るかも(まぁタープの大きさにもよりますが…)


高さ160のインナーはあと付け可能な吊り下げ式で265×265cmのサイズならぎりぎり4人家族も寝ることが出来そう。


インナー無しでシェルターとしても使え、ソロインナーをカンガルーも可能なサイズ。

言ってみればファミリーからソロまで、これひとつで完結しますね。


全長も5m以内で収まり、オープンタープと連結してもある程度の区画サイトなら張れます。
オープンタープ派としてはココがとても大事です。

ランドネストは予算的にも納得のコスパで、スノーピークがこの性能でこの価格帯の幕を出して来たら、他のメーカーはちょっと怖いですね〜と思うくらいに魅力的なので5位。



第4位 ゼインアーツ ゼクーM


ゼクーM 


前回のシェルター編に続いて登場のゼクーMが4位。


デビューは2019年とのことなので、山猫は何を今頃熱く語っているのだとお思いの方もいるかも知れませんが、やっぱり見れば見るほど良い幕です。


情熱大陸 


ええ、今さらTVerでゼインアーツ特集を見直して号泣しましたよ(笑)


友人から、リビングとしてはゼクーのほうがゆったり出来そうとコメント頂いたのですが、確かにモーニンググローリーと比べるとフロアは少し小さいにも関わらず壁が立ち上がっているのでとても広そうです。


開口部にメッシュパネルがあるのも抜かりなしで、風通しも良くなりシェルターとして申し分ない性能です。


ただし、これらの性能は「幕に引きこもる」構想の方たちにとっては素晴らしいと言えますが、「幕内は基本寝るだけ」という山猫デュオ構想にはちょっとオーバースペックに見えて来ています。


そう、山猫にはここまでの機能はいらないのです。


さらに予算の5万円もオーバー。

幕の性能にロマンも加わり、まったく納得のお値段ではあるのですが総合点で4位。


でも仮に妻が「どうしてもコレが良い」と言った場合は「やっぱりそうだよね〜」と即同意すると思います(笑)


ゼクーは般若心経の色即是空からネーミングしたという、実は日本語ネームなのも素敵♥


日本はこれから人口激減していくし色々大変です。

キャンプメーカーもですが、オンラインショップもクレジットカードも出来れば日本の会社を選びたいと密かに思っている山猫です😌



第3位 フィールドア フィールドキャンプドーム200プラス


 

さて、驚きのコスパメーカー「フィールドア」です。



全長355cmのドームテントでインナーは200×200cm。

大人4人は厳しいと思うが、山猫夫婦+娘とか、たまに子供たちが参加した時にも使えそう。


コンパクトなテントながら前室は150cm程あると思われ、強風で焚火ができない時でも簡単な調理を行う事も出来そう。

まさに山猫の理想のドームテントです。




インナーテントは吊り下げ式ではないですが、高さが135cmと低めなので、雨の日にはタープの下に移動しての設営撤収も可能と思われます。


出入口は2箇所あり両面メッシュ付きなのも文句なし。

さらにこのインナーはカンガルーテントとしても使い回せます。


フライは耐水圧1500mlに加え遮熱効果のあるシルバーコーティングまで付いて暑い季節にも対応、もはや一切ケチの付け所がない程に良いテントに見えます。


それが1万円ちょっとのお値段。


もう、とりあえず買っておきたい(笑)。

しかも色は赤で攻めたい(笑)。


 

ファミリーキャンプ用ならこちらの300サイズもあるので、

「とりあえずファミリーキャンプを始めたいんだけどテントってどんなものを…」ともし誰かに相談されたら、山猫は迷わずこのテントをおすすめすると思います。


我々のフィールドア 

※勉強になります

圧倒的コスパと、売れ筋を見極めた商品ラインナップで、今や多くのユーザーから「我々のフィールドア」と呼ばれているようで(笑)山猫もぜひその一員に加えて欲しいと思う今日この頃です。


第2位 フィールドア ワンポールテント400


 

2位も我々のフィールドア(笑)。


400×350cmのワンポールテントで、人気のサーカスTCよりは小さいようです。



ここにソロインナーとコットを入れて、緊急避難場所(簡単な調理ができるスペース)までキープ出来たら言うことなしかなと思っていますが、どうなんだろう…やっぱり狭いのかな…


ベンチレーター下にタープと連結できるベルトも付いているそうで魅力的(レビューでは皆さん、不安だから使わないと言ってますが😅)。

スカートもあるので普段はインナー無しで使う想定ですが、専用インナーテントも付いているので寝るだけなら家族4人でもいけそうです。

ただしフライにはメッシュがないので、やはりこれはシェルターではなくテントですね(虫を避けるにはインナーを使わないといけない)。


ワンポールテントはドームテントと違って自立しないので、雨の日は濡れながら設営しないといけない。
さらに地面が柔らかいとペグが効かず設営すら危ぶまれる。
スペースを取るくせに有効に使える空間は少ない。


 

かつて山猫が恋に落ちた幕テンティピ。

ファミキャン用に検討したけれど断念した理由がそれらのデメリットでした(もちろんお値段も当時から高かったのもあるけど、あれからさらに10万円くらい値上がり🤣)。


ただ、それらのデメリットを踏まえてもワンポールの設営撤収の手軽さは魅力で、ドームテントを抑えて僅差の2位にしました(まだ揺れています)。


このテントがポリエステル幕で約1万円、ポリコットンでも2万円ちょっとのお値段。


もうなんで買わないのか分からない(笑)

しかも赤で攻めたい(2回め)

いっそフィールドアならドームと両方買いたい笑笑


ええ、ついつい鼻息が荒くなってしまいます😆


薄利多売でシェアを伸ばそうという戦略なのかも知れませんが、ここまでの性能をこの価格で提供してくれる日本のメーカーさんを山猫は大いに応援したい、と思っています。



第1位 サバティカル モーニンググローリーシンセティック


モニグロシンセ 


シェルター編に続きやっぱりモーニンググローリーが山猫の中では熱い。


今は暇さえあれば、既に使っている方のレビューや画像を眺めながら、使い勝手のイメージを膨らませています🤤。

魅力については前回のレポでまとめたので、今は気になる点をチェックしたりしてみたり。

横幅470cm、奥行き440cmはリビシェルとほぼ同じ展開サイズで山猫夫婦にはちょっと大きい。

区画サイトでも納まるタープのサイズは結構小型にしないといけないかも知れない。
その意味では2〜3位のフィールドアテントのコンパクトさの方が活きてきます。

う〜ん…楽しい(笑)
※悩んでる時って楽しいですよね。


また購入者のレビューだと、
モニグロのバックパネルにはメッシュがないのが弱点という話しも見ました。

熱帯夜になる真夏のキャンプでは、虫避けでクローズすると確かに風は抜けづらいでしょう。


ただそんな時も、我々のフィールドアからカンガルースタイルテント100を使って、夫婦別居のカンガルーはどうだろうなどと妄想も。


まぁこの辺は実戦を経験してからですね。


さらにモーニンググローリーはゼインアーツの幕と同様、なかなか買えないという問題もあります。

創業時に想定していた受注の6倍の注文が入ったという話しもあるそうで、致し方ない。


ただ2023年の末頃にはだいぶ供給が追いつくのではという話しも見ました(出所忘却)。

個人的には気持ちが固まるまでは無理に抽選などに参加するつもりもなし。


来年くらいまでに次の幕を決めれば良いんだな、と思うと気持ちも楽になります(ゆっくり行きます)。


それらの弱点?を踏まえても、モニグロは山猫の中で熱い(笑)



以上、2023年の5月時点でロックオンしている幕のメモランダムでした。


ゆっくり吟味して、ブログや動画もチェックして、この悩んでいる楽しい時間を満喫したいというお話しでした😅


はぁ〜、スッキリ(笑)


以上、山猫の妄想におつきあい頂きありがとうございました。



おわり…