2022.12月 ソロの集い
栃木県 柏倉フィッシングパーク
毎年恒例となった年末ソログル「冬の陣」。
今年は坐骨神経痛を押して里帰りを強行したゆうにんさんを慮り、奥様の実家からできるだけ近いキャンプ場を探した。
柏倉フィッシングパーク。
これまで釣りを楽しむ人の為のキャンプ場かと勝手に思っていたが、キャンプのみの訪問も快く受け入れてくれる。
3組のソロの集まりだと事前にお話しすると、独立したスペースを専用に使わせてくれた(感謝です)。
真冬でも焚火だけでキャンプをする山猫に毎年付き合ってもらっているので、今回は山猫のリビシェルを投入した。
「みんなでリビシェルの中でコット寝しましょう♥」と事前にラインで言ってみたのだが、友人たちは華麗に山猫の提案をスルーして各自ソロテントを持参していた。
という事で、Flagさんも参加してくれた久々の3人での冬の陣である。
※ゆうにんさん撮影
とりあえず、初訪問のキャンプ場なので軽く紹介を。
一般道から細い山道に入り、登りついた先に段々に区切られた敷地が現れる。
今回の我々のサイトは最下段のサイト。
その上には釣人用も兼ねた駐車スペースもある。
上から2段目に管理棟とトイレ、水場。
トイレはスリッパに履き替えるシステムで綺麗に保たれており、さらに温便座のウォシュレット。
ゴミは持ち帰りだが灰捨て場は設けてくれているのでとても有難い。
最上段に管理釣り場があり、キャンプと釣りがセットで楽しめる。
「せっかくだから誰かひとり代表で釣りもしますか!?」と事前にヒアリングしたのだが、年末に疲れ切ったお父さんたちにその体力は残されていなかったようだった。
唯一の注意点はドコモ以外の携帯は電波が届かないようで(2022.12月時点)、知らずにソロで来ると山猫のように朝まで家族と連絡が取れなくなる。
設営完了後、皆でふぁ、ファニチャーを持ち寄りリビシェルへ。
画像はゆうにんさんの馬刺しを頂きながら、アルパカワインについて語る山猫だ(この頃はまだ元気です)。
「アルパカは正式にはセント・ヘレナアルパカって言うんですけどね、今から100年以上前に創業者が病で倒れた時、何年か娘のヘレナさんが葡萄畑を守ってくれたそうなんですよ。それから社名をセント・ヘレナにしたそうで、安くてコンビニでも買えるけどソムリエさんも太鼓判で間違いなく旨いと言ってます」とドヤ顔で語る山猫に、
「へぇ〜…そうなんすねぇ…(で、その話はいつまで続きますか?)」というあまりにもしぶちんなおふたりのリアクションを受けた切ない山猫の画像でもある(笑)。
※カジュアルワインのカテゴリーだが、ヨーロッパのワインで言えば¥1,600~¥2,000くらいのレベルだそうで驚きのコスパワインなのだそうです。
そこにFlagさんから、
「私はウイスキーを持ってきましたよ」と反撃が来る(※撮影はほとんどゆうにんさん)。
ご馳走になったのは「イチローズモルト」というウイスキーで、2007年に埼玉県の秩父で創業した無名の蒸溜所が2017年に世界最高賞を受賞したという、今や世界が注目する驚きのウイスキーだそうだ。
せっかくなのでストレートで頂いたが、これはヤバい(2杯目を頂いたところまでは覚えています(汗))。
そんな既にヘロヘロに酔いはじめた中、シェルターの中でFlagさんの新兵器スノーピークのタクードを囲む。
石油コンロというカテゴリーで暖房というよりも煮炊きをする道具の筈だ。
コロナやトヨトミからも発売されていて、数年前に山猫も(密かに)導入を検討していたので覚えている。
この石油コンロがあればシェルターの中で、まるで焚火を囲むように調理と暖が同時にとれるのだ。
※春先や晩秋までは暖房としてもイケる、真冬は別にストーブがないとキツいとのレビューでした。今回はFlagさんが武井バーナーも出してくれています。
さらにタクードはIGTに組み込めるシステムで、画像のようにスマートに展開されるそうだ。
画像はイチローズモルトとタクードで既に出来上がった感じの山猫。
カセットコンロと愛用の北京鍋をスタンバっていたが、彼らの出番はこの日ついに来ることはなかった(誠に申し訳ないです(汗))。
「今年はやる気満々ですよ!」と事前に言っていたFlagさんから、燻製に続きメインのもつ鍋、そして〆の麺までご馳走になったようだ(ええ、この辺の記憶はほぼないです)。
おそらく気力だけで焚火にあたる山猫の図。
恒例の「来年の一字」も3人で話したそうだが、、、すみません😭
ゆうにんさんの熱燗…焼き明太子と一緒にやりたかった(涙)。
山猫反省中の図。
もつ鍋の残りにうどんを朝食にご馳走になる。
「酒の残った身体には出汁が効くなぁ…」と心から思ったキャンプとなった。
今年も燃え上がらないゆうにんさんの焚火と全力で燃える山猫ファイヤーディスクソロ。
久々にシェルターに籠もる冬キャンプをやった訳だが、
①シェルター×石油ストーブは片付けが楽だ(外に出ているものが無いと安心して眠れる)
②焚火をしなくてもよくなる(面倒になる) よって薪は節約できる(かなり余った)
という感想だ。
片付けも楽だし、火の始末に気を使う事も少ないこのスタイルを好む人が多いのも確かに納得である。
でも山猫はたぶん、これからも外で過ごすと思うけど…
という事で、おふたりから使い切れなかった薪を大量に頂いてしまった。
またポンコツキャンプとなった為、このブログの画像はほとんどゆうにんさんのものを使わせて貰っている。感謝です。
今回はかなりポンコツなところを見せてしまって(ガチで)申し訳なく思ってますが、また懲りずによろしくお願いします。
そしてここまで読んでくださった皆様にも、2023年が最高の年になることを心より祈っております。
おわり…