2018.5月 GW ファミリーキャンプ 1泊
那須 コミュニティガーデン那須倶楽部


今年のGWも1泊2日ながら無事にキャンプに出れました。

今回は栃木県の那須方面まで足を伸ばします。





外環自動車道から東北道と高速を乗り継ぎ約2時間半。

ゴールデンウィークも最終になる土日、山猫ファミリーは那須方面へ。



今回訪問したのは"コミュニティガーデン那須倶楽部"さん。
キャンプ2日前に妻が奇跡的な駆け込み予約をゲットしたのだ。



お昼前に現地に到着すると、大きなカフェの隣にノルディスクのオープンタープが張られていて、そこがキャンプの受付になっていた。

そこで、気さくにとても丁寧な説明をしてくれる管理人さんが対応してくれた。


ひと通りの説明をした後に、
「夜の10時に私が最後の見回りをしますけど、それ以外でも何か気になることがあったら言ってください。大音量で音楽をかけているとか夜遅くまで騒いでいる人がいるとか。出来るだけこちらで対応させて頂きますので」


うおぉ… なんて男前な対応なんだ…


きっとこの人もキャンパーさんで、間違いなくキャンプが好きな人に違いない!
山猫はとりあえず心の中で勝手にそういう事にしたw





カフェの前の駐車場から小川を渡る小道を抜けると、その奥のなだらかな斜面にフリーサイトが広がっている。


「今日はやっぱり満員ですか?」とお聞きすると、

「ここはいっぱいまで入れると60組くらい入れるんですが、今回は40組前後で抑えてるんですよ。本当はもっとみなさんにゆったりして欲しいんで、来年は値上げしてもう少し抑えようかと思ってるんです」と笑みを絶やさずに説明してくれた。


GWの掻き入れ時にも関わらず、サイトをパンパンにはせず、来てくれたキャンパーが気持ち良く帰ってくれることを優先しているのだろうか。


この人は絶対にキャンパーで間違いなくキャンプが好きn…略…(2回目)



全面フリーサイトなので、山猫は場所を確保してサクッと設営したら、カフェでランチにする思惑だった。

だが、いざサイトに立ってみるとこの時間はまだ風が強く、敷いたブルーシートも荷物で抑えておかなければ飛んで行くほどの風速だった。



空腹のためにイライラしてくるし、風のせいで設営も捗らない。

山猫は設営を途中ですべて投げ出し、先にカフェでランチをとる事とした。


「パパはホントにお腹空いてるとダメなんだねw サイトでひとりで立ち尽くしてるの見て笑えたわ」と妻が言う。


当然だ。

高速を2時間半運転して来て、着いてすぐに空腹のまま強風の中で設営するというような、そんなハードな趣味は山猫にはない。
それではまるで何かの修行になってしまうし、またポールを曲げてしまうようなトラブルが発生するかも知れない。


俺はのんびりと気持ちいい"ファミリーキャンプ"をしに来たのだ


そんな事を思いながら、山猫は窓の外の木々が風で揺れるのを睨みながら、美味しい明太子パスタと珈琲を黙って頂いた。






風も収まりお腹も満たされたところで、ようやく設営再開だ。


たまに強い風が吹いたが、山猫が指示を出す前に娘が先回りして設営のサポートをしてくれる。

「おまえ、マジですごいな」と声をかけてみると、

「パパと何回キャンプしてると思ってるんだよ」と娘は得意げな笑顔で応えてくれた。






サイトから管理棟のカフェを見た景色。

HPでは荷物の積み下ろしの時は車で乗り入れが出来るとあったが、那須は前日が大雨だったそうで、地盤が緩んでいるためこの日は乗り入れ禁止だった。




まあまあな距離を一輪車も借りて荷物を運んだ訳だけれど、この気持ちいい新緑と青い空の下で、のんびりとやる作業はそれほど苦にもならない。

ただひとつ問題だったのは、この後買い出しに行かなければならないという事だけだった(ビールが飲めない)。




その前にもう少しキャンプ場の様子を。


トイレと水場は管理棟横にあり、サイトからは結構歩く事になる。

洗い物はある程度サイトでやる心積もりがいいだろう。


トイレは男女兼用のウォシュレットが2つあるが、繁忙期にはやはり列ができる。




カフェの裏には小川の流れる庭があり、ここにはカエルがたくさん潜んでいるらしい。




水遊びをするような川ではないが、網を持った小さなお子さんたちがはしゃぎながら川を覗いていたり、芝生に寝転んだりしていた。

ペットもOKで犬連れのキャンパーさんも何組かいらした。



このキャンプ場を選んだ妻が、
「やっぱりあたしはすごいね〜。キャンプサイトにも水場とトイレがあれば言うことないんだけど、それも味かもね。いいとこ見つけたでしょ?」と言ってくる。


「そうだな。もし俺が36億円持ってて、この後の人生好きな事していいよって言われたとするじゃないか。そうしたら俺は、こんなキャンプ場を経営したい。カフェも素敵だけど他に炭の工房と塩工房も作って、自家製の炭をキャンパーさんに販売して塩ラーメンをカフェで出すんだ。最高じゃないか?つまり俺はそれくらいにこのキャンプ場を気に入ったよ」

山猫は妻にそう応えておいた。
(※36億円はものの例えであり、何の根拠もない金額です)



でも今はまだ、ささやかな庶民である山猫ファミリーが、これからささやかに買い出しに向かうというころでw、一旦つづく(ちなみに息子は家で留守番をしている)…