戦跡を訪ねて 利根 前編 | 今日の出来事や思ったこと

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オッサンは広島県江田島市をチャリンコ漕いで、最後はシーサイド温泉のうみで入浴しようかと思ってたんや。

しかし、6月末に閉館だと…∑(゚Д゚)
そんなシーサイド温泉のうみの近くにある公園。
その名は、利根公園。
 
この奥に軍艦利根戦没者慰霊碑があります。
 
水上機を多く搭載可能なのが特徴の巡洋艦利根。
ミッドウェー海戦時にカタパルト故障により、索敵の利根4号機の発進が30分遅れたことが勝敗に影響を与えたとの説もあるらしい。
(ウィキペディアより)
 
慰霊碑の裏には碑文と白い扉が。
扉の中には戦没者に関するものが納められているのでしょうか。
碑文はこのようなことが記されております。
 
空襲を受けた際に乗員だけでなく、民間人にも死者が発生したのですね。
それ以前の戦没者の名前も刻まれています。
 
元乗組員の方が記録、思い出、その他いろいろ、何かを残したくて、造ったのではあるまいか。
 
さらに奥には軍艦利根資料館という建物が。
外見は民家のようですが、いろいろ有りそうだし、入ってみましょう。
ちなみに入場無料で無人となっており、ご自由にお入りください状態です。
夏の暑い時期には扇風機1台しかないから、中は蒸し風呂状態ですよ。
 
あっ、建物の横に詳しい経歴や要目が記されている!
 
中にはきちんと整理された資料がたくさんありました。
今回はひとつだけ、紹介して次回に続きます。
広島の原爆では空襲時に撃墜された米軍機の搭乗員も犠牲になっているんですね。
今回の記事になっている利根と、以前記事にした榛名が撃墜した米軍機のようです。
 
上の画像で言うと、上の写真の米軍機を撃墜した榛名。
江田島の小用沖で攻撃されながらも、対空射撃を行っています。
(ウィキペディアより)
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捕虜となった米兵も、まさか米軍機が投下した原爆により生涯を終えるとは想像もできなかったのではないかと思います。
核兵器を持つ国が近くに存在し、そういった国や核を持つ大国は運搬手段であるミサイルの開発を推進している現在、日本の、世界の行く末がどうなるか心配でなりません。
 
つづく