【その時事件は起きた 陶芸教室で学んだ「怒り」との付き合い方】 | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

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自然派ずぼら料理教室/ホリスティックライフコーチマーシャン祥子です。
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 陶芸の先生がまさかの
 

  今タームから、陶芸教室に復帰しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しくオープンしたスタジオに通ってるんですけど、そこの先生がすごいんです。

 

 

80年代のヤンキー(オーストラリアにヤンキーがいたのかは不明だけど)がおばちゃんになったみたいな人。

 

 

皆がイメージしてる陶芸の先生じゃない。。。

 

 

陶芸=禅 みたいな感じじゃなくって、タバコ臭くてガラガラ声でずーっとくっちゃべってる。

 

 

しかも、初日でいきなり、、、、

 

 

怒鳴られた!爆

 

 

そこ!!

 

 

ちーがーう!!

 

 

なーにやってんのよー!!

 

 

と。。。

 

 

リラックスして楽しむために来てんのになんで怒鳴られないといけないのって、次タームからは他に行こうと思いました。

 

 

でも、回を重ねていくうちに、なんか扱い方がわかってきて。

 

 

冗談でおばヤンに言い返したりしてるうちに、そこそこ仲良くなってしまいました(笑)。

 

 

作った陶器の取り扱い方とか、ちょっとしたポイントとか、ものすごく愛情があるのはわかるので、まぁいっかって気になってきたんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時事件は起きた
 

  

ところが先週。私はヘマをやらかしました。

 

 

やってはいけないと言われていた(らしい)事をして、新品のろくろのステンレスの部分に傷をつけちゃったんです。

 

 

そしたらヤンキー魂に火がついた!

 

 

ちょっとあんた、あほか!?

 

どの面さげてやってんだよ!

 

100万すんだぞ、おい!

 

どう落とし前を言えるんだ、ああん?

 

 

と英語で怒鳴られたんです😱😱😱😱😱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白髪交じりのパツ金頭から火が出てるのが見えるくらい、マジでちょー怒ってるんです。

 

 

 

え?一応、客ですけど?めっちゃ怒られてるーって感じで私も対応に困り、教室中に微妙な空気が。。。

 

 

ごめんなさい。不注意で

 

 

と謝りました。

 

 

 

 

 

 

 おばヤンを支える会
 

 

するとおばヤン。

 

 

もういいわよ、あんた謝ったから!

 

 

 

でもどうか私に怒らせて!

 

 

 

我慢できないから、怒り狂わせて!

 

 

と断りを入れて、その後もしばらく怒りを爆発させておりました。

 

 

 

結局、おばヤンが怒りながらサンドペーパーで磨いたらピカピカに戻ったので一件落着だったんだけど、その辺りからおばヤン、身の上話をし始めたんです。

 

 

新しくビジネスを始めて、ストレス抱えてること

 

ビジネスパートナーが仕事してくれなくていっぱいいっぱいなこと

 

フラストレーションでいっぱいな日々だということ

 

 

で、なんとおばヤン泣き始めた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると一緒に教室に通ってるおばちゃん達がカウンセラーのように対応し始め、、、おばヤンを支える会みたいになってきちゃったんです(爆)。

 

 

最終的には、正気を取り戻したおばヤンが、一人一人に謝ってハグ。

 

 

こんな私を受け入れてくれてありがとう。

怒らせてくれてありがとう。

今の私に必要だっただけで、誰も悪くないわ。

 

 

とウルウルしてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 怒りとうまく付き合う方法
 

 

何この展開!?ってまぁ一応日本人の私には衝撃だったんですが、ここで一ついい事を学びました。

 

 

私が謝った後におばヤンが言った言葉。

 

 

 

 

もういいわよ、あんた謝ったから!

 

 

 

でもどうか私に怒らせて!

 

 

 

我慢できないから、怒り狂わせて!

 

 

 

ここからは私の問題で、私が怒りを爆発させる必要があるの。

 

 

というくだり。

 

 

感情に振り回されてすぐに言葉や態度に出してしまうおばヤンだけど

 

 

怒りの原因と怒りという感情をここで分けてくれたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かにきっかけは私のミスだったけど、怒るという感情は自分で起こしているものだし、自分でなんとかするしかないって事をはっきりと伝えてくれた。

 

 

その上でその場にいた皆に断りを入れて怒ってた。

 

 

だから、後味が悪くなかったし、泣き出した時もおばヤンを支える会が結成されたんですよねきっと。

 

 

 

もちろん、ビジネスとして考えると対応に問題はあるけど、人間として避けては通れない怒りという感情は、こんな風に断りを入れて表現する事で消化できるのかもなーと思ったんです。

 

 

感情を出さずに内に溜めていくと、必ず心と体のバランスを崩します。怒り、みたいな一見悪い感情だって、必要だからあるわけで、出さないと心の便秘になるんです。

 

 

 

瞬間的に怒りの対象を責めてしまうこともあるかもしれないけど、もし相手が反省しているなら責めるエネルギーを単に発散するエネルギーに変えてしまえばいいのかも。

 

 

あなたのことは許したけど、怒りが収まるまで怒らせてもらっていい?

あとは私の感情の問題なので気にしないでね。

 

 

高度だけどこれは人間関係で後を引かない怒りとの付き合い方。使えるじゃんと心の中でメモしたのでした。

次タームもおばヤンの元でやるのか、ほかに移るのか、まだまだわかりません(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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