【脳性麻痺の娘の成長6歳1ヶ月 ハーモニーデーに見る「皆違って当たり前」という感覚の大切さ】 | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

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「キッチンから未来を変える」
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花道を歩く子供たち
 

 早いもので娘の6歳の誕生日からちょうど1ヶ月の日。

 

学校でハーモニーデーというオーストラリアの文化や人種・背景の多様性を祝うイベントがありました。

 

娘は息子の小さくなった甚平を

 

息子は旦那の甚平を着物風にして着て行きました。








 

子供たちの通う学校は、生徒が家で使う言葉を全部合わせると40ヶ国語もあるそうです。

 

海外から来ている子もいれば、親が我が家のように移住して来た子もいます。

 

そんな様々なバックグラウンドを持つ子供たちが、それぞれの国の伝統的な衣装があればそれを着て登校するのです。

 

朝のセレモニーでは、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、ラテンアメリカ・・・

 

とにかくカラフルな伝統衣装を身にまとった子供たちがステージにあがってワクワクしてしまう。

 

さらに各クラスに世界中の国を割り当て、親がボランティアでその国の料理を分担して作り、

 

お昼には屋台を作って親も子供も世界中の国の料理を食べ歩き。

 

これはもう、異常に楽しいイベントでした。




 

セレモニーの最後に全校生徒が花道を作って、そこを伝統衣装を着た子供たち歩く機会があったんですが

 

JAPANと呼ばれると、息子と他の日本人の友達に続いて娘も立派にウォーカーで歩いていって私も感動。

 

 

荒波に揉まれて自信をつける
 

学校が始まってとても変わったなと思うのが

 

娘に自信がついてきたことです。

 

娘は慣れると人懐っこいいたずらっ子なんですが、初対面やたくさんの人の前ではすごくシャイだったんです。

 

ハローとか言われると、私の後ろに隠れる的な(笑

 

体の自由が効かないし、言葉も同じ年頃の子よりは遅れているし、大きな声で喋るのが筋肉の緊張の関係で難しかったり。

 

そんなことが娘をちょっと引っ込み思案にしていたのかもしれません。





 

でも、学校ってとにかく色んな子供が密集していてガヤガヤ感も半端ない。

 

泣いている子もいれば笑ってる子もいて、大きな子もいれば小さな子もいて、できるこもいればできない子もいる。

 

娘が思っているほど誰も娘のことなんて気にしていないんです。

 

皆自分のことで精一杯な子供ワールド!

 

そんな荒波に揉まれて日々強くなり、何かがぱかっと外れたのか

 

挨拶をしたり、大きな声で先生を呼んだり、グループの中でも意見を言ったりできるようになりました。

 

 

今ではどこを歩いていても

 

色んな学年の子から名前を呼ばれて挨拶されるし、

 

どこでも友達を作っているみたい。

 

花道を歩く前は

 

ちょっと、ナーバス。。。

 

って言っていたけど、結局ドキドキしながらも、たくさんの人の前でウォーカーで歩けたのは本当に大きな成長。

 

娘の精神的な成長をみて、この学校に通わせてよかったと思いました。

 

 

皆違ってあたりまえ
 

ハーモニーデーの歌で

 

「肌の色なんて関係ない」

 

というフレーズがあるんですが、子供たちがげらげら笑うんです。

 

なんで肌の色なんて関係ないって歌うの?

 

なんておかしな歌なんだろう?って笑うんですね。

 

子供たちにとって、肌の色が違うことなんて当たり前すぎて、わざわざ歌の歌詞にする意味がわからなかったみたい。

 

「皆それぞれ違ってあたりまえ」

 

という考え方が深く浸透しているんだなと私もちょっとびっくりしました。




 

 

 

娘のクラスだけでも、本当に色んな子供がいます。

 

一人では歩けないうちの娘

身体よりも知能の方に少し影響があるもうひとりの脳性麻痺の子

赤ちゃんの頃にエチオピアからオーストラリアの家庭にアダプトされた子

韓国、ペルー、アメリカ、ニュージーランド、スロバキア・・・

 

とにかく色んな背景を持った子供がいます。

 

そういった多様性の中で育つ子供にとっては、「人と違う」ってあたりまえのこと。

 

だから「人と違う」ことって大して誰も気にしてないんです。

 

人と違ったり、できなかったりすることも「ハンデ」ではなく「個性」と捉えて

 

ありのままの自分に自信を持てるようになっていくみたい。

 

 

なかなかそんな多様性のある学校もないだろうけど、

 

ありのままの自分に自信を持つためには

 

広い世界に触れ、違いを知り、違いを認める機会を作ってあげるといいんじゃないかな。

 

皆がやってるから

 

皆こうでしょ

 

って「皆と同じ」であるところに基準を置いてしまうと

 

「皆と違う」部分を否定して自信をなくしてしまうもの。

 

これは子供に限らず大人だって一緒です。



もっと広い世界に目を向けて



皆と同じじゃなきゃいけない



なんて思い込み、さっさと捨てちゃいましょう。

 


 

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