世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。10年間のholisticfoodjourney
お向かいのおばあちゃんが、お庭にたくさん枇杷がなっているので収穫においで、と言ってくれたのでお邪魔してきました。
バラの花と果物の木が生い茂る通りに住んでいる醍醐味。
数え切れないくらい収穫したので、ラム酒に漬けて枇杷酒を仕込みました。
角砂糖を入れると梅酒のようになるようですが、甘いお酒は苦手なので入れていません。
３ヶ月くらい寝かして飲みます♡
枇杷の葉っぱも一緒に。
枇杷の葉っぱは昔から万病を治すと言われてきたそうで
・風邪
・高血圧
・アレルギー
・糖尿病
・ガン
・咳
・疲労
・喘息
などなど、戦ってくれる成分がギュギュッと詰まっているんです。デトックス作用もあるとかで。
わざわざ遠くから枇杷の葉っぱを買い求めに来る人もいるくらいなので、収穫した葉っぱを捨てるなんてもったい！
ということで、枇杷の葉茶も作ってみました。
葉っぱをよく洗って拭いたら、筋の部分はのぞいてちぎります。
オーブントレイに乗せて、１８０度で15分ほどローストするとパリパリに。
これをパリパリと手で細かくしたら、沸騰したお湯で10分ほど煮出してこします。
ローストしている時から優しい香りがお部屋に充満して幸せな気分。
お茶を焙煎している自分←になんかうっとり（笑
出来上がったお茶はこんな色
ほんのりと優しい香りのするとても美味しい枇杷茶の出来上がり。
子供達も好きな味でした。
お向かいのおばあちゃんにも茶葉をお裾分けです。
これから毎日飲んでみたいと思いますがどんな変化がみられるかしらー？
ちなみに、中毒成分が含まれているということで、1日２杯程度がいいとか。どんなに体に良いものもほどほどにという自然からのメッセージですね。
普段は、いかに効率よく、賢くずぼらに、と日々の生活を組み立てている私。
そのアイディアをレシピやブログでお届けしているわけですが。
効率ばかりを追い求めて暮らしていると、ちょっと殺伐とした感じになってしまうもの。
日々の暮らしの色んなことを、電気、ネット、お金で解決してしまうと味気なくなっていくのです。
でも私は、ずぼらの向こう側にあるゆとりが欲しいんですね。
だからと言ってなんでも手作りしてゆっくりと丁寧な暮らし、は障害児を抱えつつ自分ブランドを経営もしている私には非現実的なのです。
忙しい日々は効率化とずぼらで切り抜いて、ちょっと落ち着く週末はあえて手の込んだことをしてグラウンディングするようにしています。
保存食や発酵食を作ったり。
マクラメをしたりが家のデコレーションをしたり。
〈別になくてもいいもの〉
を取り入れることで、生活にゆとりが生まれて来るのです。
効率ばかりに目を向けると
せっかく効率よくして生み出せたゆとりの中でも
いかに効率よくするかとせかせかしてしまうもの。
ゆとりの代わりに、永遠に終わることのないような味気なさや虚しさに包まれてしまうでしょう。
いつも〈効率ばかりを求める暮らし〉をして殺伐としてしまっているなら、あえて足を止めてみて。
必要ではないことをじっくりやることでゆとりを生み出してみてください。
手作りや丁寧さにこだわりすぎても
時間を取られすぎたり
それ以外はダメ！と頭でっかちになってしまうもの。
負担の中で頑張りすぎて、楽しさやや笑顔や幸せを見過ごしてしまうこともあるのです。
〈丁寧で手の込んだ暮らし〉を追いかけ過ぎて実は疲れているなら、もう一度なんでそうしているのか考えてみて。
肩の力を抜いて効率の良さやずぼらさも取り入れてみてください。
そういうのを行ったり来たりできることで
バランスの取れた豊かな暮らしができていくのかなーなんて枇杷の葉茶を飲みながら思いました。
めり と はり でありのままでいいのです♡
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