世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。・10年間のholisticfoodjourney
今日節分は息子の7歳の誕生日です!
今夜は自分でレストランを選んで食事に行きたいとのこと。
娘と息子の親友が同じ誕生日で2月なので、日曜に合同誕生日パーティーをします。
いつもはこんな感じで、パーティーっぽく料理もするんですが。
公園でやるには暑すぎるし、うちのプールサイドはそこまで人数入らないので今回トランポリンセンターのお任せパッケージにしちゃいました。
7歳ともなると完全に子供達が楽しめるもの、にシフトしていき、親のキャッチアップ的な要素は全くなくなります。
呼ぶ友達も被ってるし、娘も含め仲がいいし合同は良いアイディア!(めっちゃ高いので費用ワリカンできて親は嬉しい。。。)
何より皆トランポリンが大好きなので潔くお任せ〜。
明日、ケーキだけ息子と娘の分作り、当日持ち込みます♡
昨日の娘が息子のクラスにウォーカーで行った時のこと。
娘が入っていくと、皆好奇心たっぷりで娘を見てたんです。
息子は笑顔で手を振りに来てくれて、ふと目立ちすぎてる私達という図式に気づいたようでそそくさと席に戻っていきました。
ゆっくりウォーカーで歩く娘を見守るクラスメイト達。半分くらいの子は以前同じクラスだったので娘があるけないことを知っています。
すると息子の親友が皆に
この子はあんまり歩けないんだよ。練習してるんだ。
と説明してたんですね。息子はちょっと恥ずかしそうにひたすら課題の塗り絵(笑)
先生がレゴを出してくれたので教室の片隅で娘と遊んでたんですが、課題が終わった子が次々に娘のところに遊びに来るんです。
そして私の元へも5、6人の子が次々にきて尋ねます。
足どうしたのあの子?
率直な質問。
7、8歳ともなると、ちゃんと説明して通じるので
出産時に呼吸ができなかったから脳に酸素がいかなくて、脳を怪我しちゃったんだよ。そうすると歩きたいと思っても思うように筋肉が動かないの。
と詳しく説明すると。
Brain injuryね!
と話が早い(笑)
I think she is poor.
かわいそうな子だと思う。
と率直な感想を言う子も何人かいて。
歩けないことは不便だけどかわいそうな子なわけではないんだよ。この子はこの子なりに幸せだし、こうやって一緒に遊ぶ事が楽しい。みんなでサポートしあえばかわいそうなんてことないじゃない?
みたいな話を30分くらい子供達にしていました。
こういう話をしてて本当に思うんだけど、教育ってこういう事じゃないかな?と。
子供が小さいうちは、かわいそうな子だという感覚はなく、歩けないんだ!なんでだろ?止まりなんです。
どうやら7、8歳でそういうかわいそうっていう感覚が芽生えるんだなと、去年との違いを感じたんです。
大人の考え方が少しずつ入ってくるような気がして。
このタイミングで
「違うこと」や「不便なこと」
が必ずしも「かわいそう」、「不幸」とは限らないという事を教えていくのが大事だと思うんですねー。
息子も今年はちょっと恥ずかしそうで、娘に抱きつかれても普段みたいにじゃれあってませんでした。
だけど娘が困ってると優しい声で
これ取りたいの?大丈夫だよやってあげる。
って日本語でそっとサポート。
そのさりげなく守る感じにズキュン。
息子の友達は娘にめろめろなので皆でじゃれあって取り合ってましたが(笑)
妹に障害があろうがなかろうが、クラスに家族が乱入してくると嬉しいより気まずさが勝っちゃうお年頃かなー。
妹に障害がある事をちょっと恥ずかしく感じる時期もきっとあるだろうけど。
きっと大丈夫。
周りの子に対しても常にオープンでありたいと思ったのでした。
そのうち、
学校こないでよ
とか
友達にいちいち話しかけないで
とか言われちゃうのかなーとか思う、7歳の誕生日です。
たいくん、ママを選んでくれてありがとう。
そのまんま、自分の道を切り開いて行ってね。
ママ「いつも」は見てないけど(笑) 大事なとこちゃんと見てるよ♡