世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。・10年間のholisticfoodjourney
育児と家事に関するご相談が届きました。
「一日中子供のペースで過ごすのが結構辛く、向き合って遊んであげたいと思うのに実は結構疲れてしまいます。
子供の相手をしていると家事をする時間もなくて、やることがたまってストレスを感じてしまいます。息子にイライラしたり。
そんな自分に罪悪感を感じます。
祥子さんはどんな風に過ごしているんですか?」
1人目育児でまだ息子くんは2歳になったばかりだそうです。海外在住は長いけど慣れない子育てにストレスを感じてしまうということです。
まず最初に、多分ママさんは、いつも子供目線で遊んであげたいと思ってる素敵なママだと思います。そうじゃなきゃ向き合おうともしないし、罪悪感も感じませんよね。
実はこういうケースって掘る下げていくと逆に自分が小さい頃親にあまり相手にされてなかったとか親が満たしてくれてなかったという過去があることが多いんです。
だから子供に嫌われないように、ついつい子供に合わせて暮らしてしまう。家事をしたり放っておいたら、小さい頃の自分と同じ気持ちにさせてしまうのではと無意識に考えているんですね。
だけど、物理的に全てを子供に合わせることと、精神的に子供の全てを受け入れることって違います。
子供が欲しいのって、ずっと見ててくれること、ではなくて、全部認めてくれること、だと思うんです。
ずっと向き合ってるフリをして、しんどいなと思いながら一緒に遊んで過ごしても、心の中では
つ、つ、つまんねー恐竜ごっこ!
って思ってたり。
家事がたまってイライラしてたりすると、子供には全部伝わってるんですね。だからママがそこにいても、気持ちがそこにない事を感じ取って、子供が満たされることは
ないです。
物理的には一緒に居て遊んで居ても、なんか見てくれない、愛情が足りないって子供に感じさせてるかもしれないんです。
これって、大好きな彼と毎日デートするのに、隙あれば携帯弄ってて、多分仕事のこと気にしてて、心ここにあらずだけど毎日付き合ってくれてる。
っていう状態に似て居ます。
もっともっと私を見て!ってしつこくまとわりつきたくなる。もっと束縛したくなるという最悪のパターン。
実は週に1、2回、たったの3時間だけど100%で向き合えてお互いの話をする方が自立した愛を育んだりしますよね。
そういう感じでいいと思うんです。子育ても。
もちろん同じ家にいるので週に1、2回とはいかないけど。
ママはこれが終わったら思いっきり遊ぶから待っててね、としっかりバウンダリーを引くことが大事かなと思います。
そして短くていいから、100%で向き合う時間を毎日持つ。
子供に、100%受け入れてくれるって感じさせる時間を大事にして欲しいのです。
そう子供が感じていると、家事をしていようが夜飲みに行こうが保育園に入れようが子供は満たされていると思います。
メリハリです。
ちなみに私は一般的に子供が好きですが子供のペースで遊ぶのは苦手。
遊ぶなら自分のペースに巻き込むのが基本(笑) 粘土にしても、お絵かきにしても、気づけば私が夢中になってて、途中から子供達別のことしてる事多いです。
かくれんぼも駆けっこも付き合うと最高にめんどくさいけど、こっちが本気になってしまえば楽しい、みたいな感じです。
昨日もこれ。粘土で和菓子作り出したらハマってしまい、黙々と作業。出来上がって写真とったら速攻潰されました。
子供って、《そこに居る》ということより、《100%で没頭してる時間を共有すること》で満たされていくと思うのでそれでいいんじゃないかな?
子供と遊ぶことは究極のマインドフルネス。むしろ自分の気持ちの切り替えとして子供との遊ぶ時間を使わせてもらっています。
参考になったら、いいね、コメント、シェアよろしくお願いします。
2017年なりたい自分を叶えるためのビジョンボード講座 40分の動画講座をプレゼント!