《障害も持つ方の気持ちと障害をケアする方の気持ちと》娘のごめんねの意味は。。。 | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

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「キッチンから未来を変える」
自然派ずぼら料理教室/ホリスティックライフコーチマーシャン祥子です。
自然体で自分らしい 心も体も楽になる家族のライフスタイルを提案します
食も暮らしも「みんな違ってみんないい」新しい時代の生き方を見つけよう!

はじめましての方へ
世界を飛び回っていた管理栄養士×シェフであるマーシャン祥子が障害児子育てをきっかけに「キッチンから未来を変える」ママのためのフードコーチになるまでの道のりを是非読んでください。・10年間のholisticfoodjourney

娘の移動手段は、サポートのないときは膝歩きとハイハイが半分くらい。
誰かがいれば、20分くらいでも両手を繋いでゆっくり歩けるようになりました。

だいぶ前からですが娘はハイハイする時に手を靴やビーサンに入れてハイハイします。

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朝寒い時は息子の室内用ブーツに手を入れ、床が暑い時は息子のビーサンを手にはめてます。

自分のビーサンが欲しいと言うので足には履けませんが手用にわざわざ購入しました。

娘曰く手の付け根?手のひらのぷっくりした部分が痛いそうなんです。
ハイハイで鬼ごっことかするし、どこでも高速で行くので娘にとっては足と同じ。私達が靴を履くのと一緒で手にも靴が必要なようです。

ビーサンを買ってから駐車場までもハイハイでいくという娘。かなり痛そうな芝生なんですがビーサンはめてやってました。
手はいいけど膝痛そう(汗





急に車に乗るときも自分でやると言い出し、自力でよじ登り、ベルトも自分ではめるように(ベルトは固いのでちょっと手伝うけど)。

自立してきて嬉しいなと思ったんですがふとある事を思い出しました。

デイケアの帰り、娘を抱っこして荷物も持っていた時に、チャイルドセイフティのかかったドアを開けて息子が通れるように支えていたんです。

でも中でふざけてて出てこない。

重い上に重いドアを支えるのが大変でさすがに呼ぶの3回目イラっとしてヤクザキャラで呼びつけたんですね。

抱っこしてドア開けるのは重いんだから早くしなさい!

と後からもしつこく(笑)

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すると娘が

ごめんね

って言ったんです。

私が歩けないから、重いからママごめんね。

私が歩けないから、重いから、お兄ちゃん怒られてごめんね。

そう言ってるようでハッとしました。



息子は

ごめんね言わなくていいんだよ。

って言ったのにもなんかきゅんときて。

肉体的に限界で、単純に

重いから早くしてよ!

って言っちゃうけど、娘は自分のせいでって思っちゃうのかな?
それはよくないなと反省したのです。
私最近よく言ってるのです、重いって。

事実、重いので仕方ないんですが。

多分それから、娘はできるだけ歩くか、手にビーサンをつけて外もハイハイするようになりました。

私が持ち上げる、という作業をできるだけしなくていいようにしてくれているんです。

悪いな、と思ったんだけど、重くなるに連れ負担は大きくなる訳だし、ずっと抱っこする訳にもいかないのでこれでよかったのかもと思うんです。

結果的に娘の自立を促してるし、本人も嬉しそう。

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障害を持つ方とケアする方。お互いの気持ちを完全にわかり合うことはないと思います。だって立場が違うから、すり替わって体験し合うことはできないじゃないですか。

歩けないということの全てを私が知り尽くすことはないし

歩けて、ケアをするとううことの全てを娘が知り尽くすことはないでしょう。

それを受け入れた上で、お互いの気持ちを汲み取りニーズを満たし合うことはできるかなと思います。

障害に限らず、他人のすべてって体験はできないからこそ、話して想像して満たし合うことが大事なんですねきっと。

それぞれの優しさと思いやりと苦労の中で日々学ぶこといっぱいです。



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