普段やるストレッチやマッサージもキャンプ中はだいぶサボっていたけど、テントの中でイモムシ系ハイハイを始めたり、公園でお座りやつかまり立ちが10秒くらいできたり新しい発達が見られた！ 今ではおせんべいやマラカスをちょっと先に置いておくと上手にイモムシになって取りに行ける。
私と息子が別室にいると、イモムシと寝返りを組み合わせて見にこようとする。すぐ疲れちゃうから、微妙な中間地点で止まっちゃってる姿もなんともいじらしく。
それを見つけた息子は
ママみてごらん！妹ちゃん上手にやってつよ！
と目をキラキラ輝かせる。
もっとがんばって！こっちまで！
と自分も腹ばいになって応援してる。私もゴロンとして一緒に応援。
すると娘はまたまた満面の笑みで
みてみて！こんなにできるよ！
と言わんばかりに再びイモムシ。自分で動けることがやっぱり嬉しいんだな～。
脳性麻痺は手や足に重石をつけているようなものだから動きもゆっくりだしすぐ疲れちゃう。それでも自分の意思で動けるだけすごい！
後は両手にマラカスを持って振ったり、スプーンでボウルから食べ物をすくって食べようとしたり(現場はすごいことになるけど)、紙を割いたりと、手の動きも大分発達。
おしゃべりも立派。色んな音を出して楽しんでる模様。
姿勢を支える機能があまり働いていないのと、身長が急に伸びたことで腿の裏の筋肉がよりつっぱっているのが気になるところ。2歳になればボトックス注射を受けられるようなので、それで筋肉の緊張をやららげることができるらしい。
今はひたすらストレッチ、マッサージそして鍼。でもどれをやっても痛いみたいで大泣きするのでかわいそう。おっぱい中にやったり、くすぐりながらやったり、歌いながらやったり、工夫の日々です。
飲めば筋肉の緊張が解けるような魔法の薬でもできれば、娘の体についた目に見えない重石をはずしてあげられるのになーというのが母心。
普通であることにはこだわらないけど、痛みや不自由さにともなうフラストレーションを取り除いてあげたくはなる。ゆっくり、成長と共にできることが少しずつ増えていくことを祈って。
とはいっても娘はいつも抜群に幸せそうなので、それが肝心なこと。娘には周りを幸せにする笑顔がある。
その心と笑顔をリハビリ以上に大切にしてあげたいなー。
