どうやら、あいのりが終ってしまうらしい。
終ってしまう、とか書くと、猛烈なファンでいつも見てるみたいだけど、もちろんここ3年以上みていないし、日本でもたまにテレビが付いていたら見た程度。
そういえば、ウルルン滞在記も終ってしまったらしい。
猿岩石が出てきた、電波少年も、終ってしまったし。(ってすごい昔だけど)
そっち系の異文化系ドキュメントに私はものすごい思い入れがあり、勝手に同士、みたいな気分でいるのね。
そもそも猿岩石に影響されて、タイとかインドとかに行き始めた私。
空港や駅で寝たり、どんな田舎でも一番安い宿を探し出して、蚤や寄生虫をもらってまで極貧バックパッカーと貫き通し、どんな汚い屋台でも、これがほんとの庶民の味なのだ!と体を張って挑んできた。
あいのりにも影響されてアジアやアフリカやカリブの島国で、出会った人に恋に落ち、別れを惜しみバスの後ろから追いかけてくる男子に涙ながらに手を振り続けたり、忘れないでねと汗のしみこんだ色あせた帽子をもらって、帰国してから微妙におき場所に困ったり。もちろん旅先で出会った人にまた別の国で再会するというドラマまで展開させたり。体当たりであいのりしてきた。
ウルルン滞在記なんて、未放送実録秘蔵映像満載って感じで、ひとりでこつこつと続けてきちゃった。どれだけの民家を訪れ、言葉も通じないのに寝泊りして。家族のようにかわいがってもらい、たまにはだまされて損したり、そして全てのウルルンを通して、どれだけの料理や文化を教わってきたことだろう・・・
しみじみ。
だけど、そんな同士たち(テレビ番組)が、次から次へと卒業していく。
もしかして、それらに次ぐ熱いテレビ番組がもうすでに日本国民のハートを釘付けにし、日本の若者たちに夢や希望を与えはじめているのだろうか?
それとも、熱血旅人料理人SOULも、卒業を迫られているということなのだろうか???
どうする?自分!?
実は。
新ネタが、あるんだ。
なんと、師匠と掲げた新しい目標。
それは。
子供が3歳になったら、家族で世界1周旅に出る!
キラーン。
まぁ、ちょっと先だけど。新しい企画に向けて、今は子作りと地道な生活基盤作りに励みます。
だけど師匠に、駅とかで寝ちゃだめなんだからね、と念を押された。
安宿も蚤や寄生虫をもらわない場所にしないといけないし。
色々と勝手は違うけど、これは本当に楽しそうだ。
あいのりのような愛のドラマにさらに家族の愛が加わって、ウルルン滞在記とはじめてのおつかいが合体しちゃったような胸キュン具合、そして電波少年よりも予算高めだけど、体当たりには変わりないこの家族的異文化系ドキュメント、視聴率間違いなし。
どなたかテレビ局にお勤めでしたら、スポンサーお願いします。
1年間密着取材、ノーカット、3ヶ国語放送、笑いと涙の軌跡。